2014年11月06日
客足が戻らないマクドナルド 戦略が次々と裏目に
客足が戻らないマクドナルド 戦略が次々と裏目に
日本マクドナルドホールディングス の2014年12月期の連結営業損益は94億円の赤字、連結最終損益は170億円の赤字に膨らむ見通しであることが分かった。ファストフードの代名詞とも言えるマクドナルドだが、最近では客離れが止まらず、低迷状態からなかなか脱することができない。
今年7月に発覚した中国の食品加工会社による「期限切れ鶏肉使用問題」は大きな要因のひとつだろう。青く変色した期限切れ鶏肉を食肉処理する工場の様子に、驚愕を覚えた人は多いだろう。期限切れ鶏肉は「チキンマックナゲット」に使用されていたことが分かり、大きな問題に発展した。
また、8月からは全店舗の店内完全禁煙に踏み切り、ファミリー層への取り組みアピールと、クリーンなイメージへ転換を図ったが、結果的には愛煙家の多いサラリーマン層を手放すこととなってしまった。数百円でランチを済ませることができるマクドナルドは会社員にも人気だが、禁煙をきっかけに寄り付かなくなってしまったというケースが多いようだ。ついには苦肉の策として「チキンマックナゲット無料券」なるものまで配布されたが、話題性とともに「無料でも食べたくない」という声も目立ってしまう結果となった。一度生じた不信感を拭うのは並大抵のことではないようだ。(Yahooニュース)
皆さんはマクドナルドの例をどう評価しますか。
不祥事を起こした企業や団体は、イメージチェンジや今後の方針などを人々に対して示し、信頼を回復することが生き残りのための課題となるわけだが。マクドナルドの問題への対応は顧客目線で行われたものであったのだろうか。本気で現在抱えている問題を解決する気概があるのか。
おいしい、安心、健康を武器に営業に取り組む
マクドナルドと対照的な好事例 モスバーガー
その一方で、ファーストフード店の中でも、食品の安全、安心を企業の武器にしている会社もある。
マクドナルドと対照的な例がモスバーガー。
モスバーガーで使われる野菜はすべて国産、産地についてもインターネット上で公開しており、生産者の顔写真入りという徹底ぶり。産地から、加工、提供するまでの食品の品質管理、安全管理の徹底ぶりは賞賛に値する。独自の品質管理基準を設け、「食を通じてひとびとを幸せにする」という企業目標を掲げ、おいしい、安心、健康をモットーに営業を行っている。
確かに、マクドナルドよりは値段が張るけど、それに見合う価値が私はあると思うので、モスバーガーになら入りたいと思わせるものがあると思うわけだ。
モスの品質管理基準
モスの野菜は国産
産地、生産者を公開し、非常に信頼感を抱かせる
厳格な品質管理を実施
その食品が安全であるかどうか」製造工場と本社のダブルチェックを行っている。
会社の顔であるインターネットページから企業を読み解く
インターネットのページも参考に比較していただきたいので、URLを掲示する。
中国加工鶏肉に問題が起きたので、タイに工場を移しただけで、信頼を回復できているでしょうか。
モスバーガーのインターネットページと比較してもらいたい。
モスバーガー
http://mos.jp/?_ga=1.151088125.576335774.1415251780
日本マクドナルド
http://www.mcdonalds.co.jp/
企業のブランドイメージが如何に大事か
今、この記事を読んで、皆さんは2つの会社に対してどのようなイメージを持っていますか。
食事をするのにどちらの店を選びたいと思いますか。
ブランドイメージが毀損してしまった時の破壊力はこんなにも凄まじく、信頼回復をしなければ、企業は復帰できなくなってしまうことでしょう。
皆さんが選ぶ企業のブランドイメージは現在どうでしょうか。また、そのブランドイメージに見合うサービス
を実際に提供できているでしょうか。あなたはそのサービスを受けてみたいですか。また、将来にわたって受けたいですか。あなたはそのサービスを人に薦めたいと思いますか。
企業研究の際に、その会社が社会に提供している価値についてもよく研究することが重要です。
アンケートを開始しました。
記事改善のためアンケートを開始しました。再度バーにあるので記事改善ため是非ご協力ください。
また、記事に対するご意見、ご感想、改善点などお気づきの点がございましたらコメントいただけますとうれしいです。(*´ω`)
日本マクドナルドホールディングス の2014年12月期の連結営業損益は94億円の赤字、連結最終損益は170億円の赤字に膨らむ見通しであることが分かった。ファストフードの代名詞とも言えるマクドナルドだが、最近では客離れが止まらず、低迷状態からなかなか脱することができない。
今年7月に発覚した中国の食品加工会社による「期限切れ鶏肉使用問題」は大きな要因のひとつだろう。青く変色した期限切れ鶏肉を食肉処理する工場の様子に、驚愕を覚えた人は多いだろう。期限切れ鶏肉は「チキンマックナゲット」に使用されていたことが分かり、大きな問題に発展した。
また、8月からは全店舗の店内完全禁煙に踏み切り、ファミリー層への取り組みアピールと、クリーンなイメージへ転換を図ったが、結果的には愛煙家の多いサラリーマン層を手放すこととなってしまった。数百円でランチを済ませることができるマクドナルドは会社員にも人気だが、禁煙をきっかけに寄り付かなくなってしまったというケースが多いようだ。ついには苦肉の策として「チキンマックナゲット無料券」なるものまで配布されたが、話題性とともに「無料でも食べたくない」という声も目立ってしまう結果となった。一度生じた不信感を拭うのは並大抵のことではないようだ。(Yahooニュース)
皆さんはマクドナルドの例をどう評価しますか。
不祥事を起こした企業や団体は、イメージチェンジや今後の方針などを人々に対して示し、信頼を回復することが生き残りのための課題となるわけだが。マクドナルドの問題への対応は顧客目線で行われたものであったのだろうか。本気で現在抱えている問題を解決する気概があるのか。
おいしい、安心、健康を武器に営業に取り組む
マクドナルドと対照的な好事例 モスバーガー
その一方で、ファーストフード店の中でも、食品の安全、安心を企業の武器にしている会社もある。
マクドナルドと対照的な例がモスバーガー。
モスバーガーで使われる野菜はすべて国産、産地についてもインターネット上で公開しており、生産者の顔写真入りという徹底ぶり。産地から、加工、提供するまでの食品の品質管理、安全管理の徹底ぶりは賞賛に値する。独自の品質管理基準を設け、「食を通じてひとびとを幸せにする」という企業目標を掲げ、おいしい、安心、健康をモットーに営業を行っている。
確かに、マクドナルドよりは値段が張るけど、それに見合う価値が私はあると思うので、モスバーガーになら入りたいと思わせるものがあると思うわけだ。
モスの品質管理基準
モスの野菜は国産
産地、生産者を公開し、非常に信頼感を抱かせる
厳格な品質管理を実施
その食品が安全であるかどうか」製造工場と本社のダブルチェックを行っている。
会社の顔であるインターネットページから企業を読み解く
インターネットのページも参考に比較していただきたいので、URLを掲示する。
中国加工鶏肉に問題が起きたので、タイに工場を移しただけで、信頼を回復できているでしょうか。
モスバーガーのインターネットページと比較してもらいたい。
モスバーガー
http://mos.jp/?_ga=1.151088125.576335774.1415251780
日本マクドナルド
http://www.mcdonalds.co.jp/
企業のブランドイメージが如何に大事か
今、この記事を読んで、皆さんは2つの会社に対してどのようなイメージを持っていますか。
食事をするのにどちらの店を選びたいと思いますか。
ブランドイメージが毀損してしまった時の破壊力はこんなにも凄まじく、信頼回復をしなければ、企業は復帰できなくなってしまうことでしょう。
皆さんが選ぶ企業のブランドイメージは現在どうでしょうか。また、そのブランドイメージに見合うサービス
を実際に提供できているでしょうか。あなたはそのサービスを受けてみたいですか。また、将来にわたって受けたいですか。あなたはそのサービスを人に薦めたいと思いますか。
企業研究の際に、その会社が社会に提供している価値についてもよく研究することが重要です。
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