楽々就活攻略　内定はあなたのもの

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転職市場を考慮にいれたキャリアプランも悪くない

今日は転職市場のことを少し書きたいと思います。私も今年の2月から新しい職場に転職を致しました。
銀行員５年目直前になって、どうして？と上司にかなり止められましたが、30年以上も同じ職場で働く気なんぞ初めからなかった私はさっさと会社を辞めて次の会社に移動してきました。


まず給与水準について、一度入ればプランの見直しはありません
上場銀行の中でも、給与水準はわりかし低めの銀行であったため、他の銀行と比べると給与の満足度はかなり低かったと思います。他の社員との業務の割り振りと比して、給与が多く割り当てられることもほぼなく、営業成績は給与に反映されない、というのが銀行のみならず大手の企業の特徴です。
入社して力をつけてきて、企業に必要な人材になったといえど、入社のタイミングで給与水準の取決めがなされるのですから、給与水準の引き上げの交渉の余地はありません。
職場を変えれば、つまり転職をすれば、前職の経験、転職時までに取得した資格などをもとに企業と給与水準の取決めの交渉が行えるわけですから、新卒採用時に入社するよりもはるかに条件的には好条件を引き出せる可能性が出てきます。
今の職場は歩合給ですが、歩合給が多いところは本当に基本給が薄くなります。
力がある人にとってはやりがい十分です。


企業が学生を使える社会人に育てるのはそれだけで費用が掛かるものです。
ということは、一定規模の企業で社会人経験を積み、一定のプレゼンスを発揮できる人材になっていれば転職市場ではかなり好条件を引き出せる可能性が出てきます。
逆に、新卒採用をする企業は、育てた人材を社外に逃さない労働条件、労働環境に配慮しなければ良い人材を引き抜かれるだけです。


あなたのキャリアプランを決めるのはあなた
企業で働く人間は、企業が労働者から労働力を提供してもらっているわけですから、感謝されることこそあっても、雇ってくれた企業に恩義など感じる必要はありません。こんな私を雇ってくれて、なんて考えなくても、転職市場はあなたを十分に受け入れてくれます。
最初に入りたいと思っている企業のハードルがあまりにも高いのであれば、転職市場からのアクセスを考えるのも手です。実際に私も転職サイトを通じて、学生時代見向きもされなかった企業からお声をかけていただきましたし、実際に某大手デベロッパーからも内定をいただきました。


注意点として
上のように書きましたが、もちろん、面接時に3年間修業させてもらって、別の会社に転職をするつもりです。なんて言って内定出すアホな会社はありません。言わなくてもわかると思いますが・・・。
本当に入りたいと思う企業に入れなかったからといって腐る必要もありませんし、最初の企業からステップアップで大きな企業に入っていくという方法も十分に考えられます。
そういう意味では、私も上場大手銀行というのはファーストキャリアとしては悪くはなかった。と今となっては思います。（辞めることを前提とした場合に限ります。）

皆さんも入りたい企業あると思います。でもどの企業に本当に入りたいかわからないと悩んでるんじゃないでしょうか。それで全然良いと思います。むしろ、この1社だけと絞る方が頭が悪い。
本当に入りたいと思う企業への入り口はたくさんあるわけですから、ここでその1社に絞らんでもいいのです。

その企業に入ると自分はどう成長できるのか、どういう経験ができるのか、どういう資格が必要となり必死に勉強するのか、どういう企業でその経験を活かせそうか、まで考えてファーストキャリアを決めるのも悪くないと思います。そうすれば自ずと候補は広がりますし、特定の企業からお祈りいただいたとしても、どうってことはない。あんたんとこがダメなら他当たりますから、いいですよ。くらいの感じになりますので。肩の力を抜いて取り組みましょう。