楽々就活攻略　内定はあなたのもの

資格は就活に必要あるのか。パート２

仕事と関係ない仕事は就活の時に役立つの？
前回の記事では、自分の志望している業界と関係のある資格を自分の魅力としてどのように見せるのかの記事を書きました。
こちら↓
https://fanblogs.jp/systemctype020523/category_8/
本日は、志望する業界と関係のない資格は就活時に役立つのか記事を書きたいと思います。


あなたの個性・性格を表現するために活用せよ
前回記事に書いたように、志望業界と関連する資格を取得している、もしくは資格取得の勉強をしている人は、見せ方によっては有力な武器になりうる。
金融業界とファイナンシャルプランナー、不動産業界と宅建主任者、リフォーム業者とインテリアコーディネータ、食品メーカーと管理栄養士などなど。

志望業界と関係のない資格を取得している場合、もしくは勉強している場合、その業界への積極的な志望動機とは結びつかないことが多い。あなたの個性や性格を表現する素材として利用するのはＯＫ。
志望業界と関係のない資格取得に注力している場合、志望業界が違うんじゃないの？と面接担当者に疑問を持たせてしまうので、主張のし過ぎは禁物。

活用の方法として、例えば、あなたの性格が「やり始めたらつきつめてやってしまいたくなる性格だ」と主張したいとすれば、趣味でインテリアに凝っていて、インテリアコーディネーターの資格まで取得してしまいました。とまで、言えば、私は「やり始めたらつきつめてやってしまいたくなる性格です」の裏付けがなされるわけです。これはあくまで、あなたが性格の主張に使う１つの素材であって、主張の主要部分ではないことを忘れないでください。


汎用性のある資格はどの業界でも利用できる。
例えば、簿記、英会話、ＴＯＩＥＣ、などなど。

簿記
会社経営を行っている以上、年１回以上、税務申告を行わなければなりません。
私たちがお金をもらう企業は「営利を目的としている」社団法人です。
日々の営業成績（利益費用の成績表）と財政状態（今持っている資産や負債の状況）をお上である税務署宛てに申告し、税金を支払います。
（申告納税方式）

英会話、ＴＯＩＥＣ
大手企業のみならず、海外向けビジネスを行っている会社は多い。
最近では中小企業の仕事でも英語力が必要となる企業が多いし、人口減少に伴って、国内市場が縮小しているため、海外の事業展開を考えている企業も数多い。
もちろん、海外事業を展開している会社で、海外事業に従事したいと思っているのであれば、英語力は大きな武器になる。

これから資格取得する必要はあるの？
志望業種と関連する資格であれば、「〜〜の資格を勉強しています。」は志望動機の裏付けになりますし、就職後のアドバンテージになりますので、是非おすすめします。
ただし、就職活動の主な目的はあなたのキャリアプランに合致する企業から内定を獲得することです。
資格試験の合格が目的とならないように気をつけましょう。


資格と実務はもちろん違う。
実際の仕事には役に立たない。ということを言って資格試験を避ける方もいます。
もちろん資格試験の勉強と実務は違います。仕事に直結する知識ではないことも多いです。
ただし、実務では、知識を体系的に整理する機会はありませんし、自分の理解度の進捗度を数値で実感できる機会はなかなかないため、仕事に直結する形で役に立たないと理解したうえで、取得することは非常に有意義なことです。

かくいう私も、ＦＰやら、簿記やら、ＤＣプランナーやら、銀行業務検定やら、宅建やら、ＴＯＩＥＣやら様々な試験をざっと勉強して、できるだけ就職後１年以内までにとれるだけとるようにしました。
これらは企業の昇進の要件でもある場合が多いため、とっておいて損はないものです。


何の資格をとっていいかわからない
会社説明会にて、人事担当者にとっておいた方がよい資格を尋ねよう。
ついでに、業界の情報収集や会社情報の収取方法も聞くようにして、業界の勉強も行うようにしよう。

どの資格がその会社の業務に役立つのか、実際に働いている人に聞くのが一番わかりやすいです。そこから、実際の仕事の内容も具体的に聞けるとよりGoodです。
また、就活生の勉強は何も資格試験に限られません。業界の勉強もしっかり行いましょう。
どのようなビジネスモデルで業務が行われているのか、その業界でどのような会社があるのか、自分が志望する会社の業界での立ち位置、他企業との差別化要因等。情報収集の方法を人事担当者に聞くことは手っ取り早いし、うまくいけば、名前を憶えてもらえたり個別に連絡をとれる可能性がぐっとアップします。