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2014年10月11日

如何にしてGDを通過するか。実践編その2

如何にしてGDを通過するか。実践編その2

前回記事では、グループディスカッション中に話の整理を行うことで学生の中で一定のプレゼンスを発揮していく方法を記述しましたが、今回は更に加点要素になりうるポイントについて記述します。
議題は前回と同じものとします。

議題
〜社会人として求められる3つの資質とは〜


議論の最初に前提条件を確認する作業を加える
役割を決めて、司会がそれぞれ1人で考える時間をとります。と言った場合の対応です。何の前提条件も決めないまま、時間が割り振られてしまった場合、以下のような対応をしてみましょう。

手を挙げて、「発言よろしいですか。」といい、
「今回時間が15分と短く設定されています。」と、時間が有限であることを認識していることをアピールしましょう。
「議論が後でかみ合わないといけないので、前提条件を確認した方がよいと思うのですがいかがでしょうか。」と、みんなに問いかけます。

「今回のテーマとして社会人として求められる3つの資質とはという議題があげられていますが、ここでいう社会人とはみなさんどのように考えられていますか?」
「今回、私たちが志望している企業の業種で働く社会人として必要な資質と、他の業種で求められる資質は違いがあると思うのですどうでしょうか。」反応を見ながら、更に次のように言いましょう。
「今回は我々の会社で働く社会人として必要な資質は何かという点で議論しませんか。」「時間にも限りがありますので。その方向性でそれぞれ検討しましょう。」

ここまで言いましょう。そうすれば、後々の議論で不要な意見が出ることを防げますし、理由づけの面で簡単に作業が進みます。
「我々の会社はお客様に○○のサービスを提供しているので社会人としての求められる様々な資質の中でも、特にこれとこれとこれの能力が強く求められます。何故ならば、〜〜〜」と結論をまとめやすい。

お気づきの通り、この前提条件がなければみな好き勝手な意見を言い出す可能性が排除できません。逆にこの前提条件をたてに以後の議論を進めましょう。

質問をする
それぞれが意見を言って、複数の意見が出てきます。そうしたときに、あなたは人の意見に耳を傾けられる人間でなくてはならないのと同時に論理的な思考もできる人間であることを企業の採用担当者に見せつけなくてはなりません。

効果的な方法が質問をする方法です。前提条件が決まっているわけですから、それに照らして、矛盾があるかないか判断し、矛盾があるようでしたら、質問をしてみることです。

間違っても「あなたの意見には、この点に矛盾があります。その資質はなくてもいいと思います。それよりもこっちの方が必要なのでは。」
などど言ってはいけません。必ず通過者からもれてしまいます。

GDの目標はチームで1つの結論を出すこと。当然皆が納得するものでなければなりません。(時間がなくて誰か1人の意見を多数決で決めるようなチームからは1人として通過者は出ないでしょう。回避方法もありますので、別記事をご参照)

そうではなく、次のように質問をしてみましょう。
「先ほど皆で決めた前提条件である、我々の会社で働く社会人として必要な資質という観点から、Aさんが言った意見の○○の点が素晴らしいと思います。私もそのように考えていました。」
「ただ、◇◇の場合、矛盾が生じてしまうのではないかと思ったのですが、理解不足で恐縮なのですが、その点詳しく教えていただけますでしょうか。」

Aの正着の回答に対して、
「なるほど、◇◇の面では××と考えていらっしゃるのですね。理解しました。ありがとうございます。」とAの意見を深堀する質問を出すことで、チームの議論が一段深まった印象を採用担当者に与えることができます。

Aが意見の矛盾にきづいた場合
A「なるほど、◇◇の面ではそのような矛盾が生じてしまいそうです。」と、不要な意見を排除することに成功する場合も発生するでしょう。どちらの場合でもチームへの貢献有と判断されるでしょう。

ただし、相手に反感を抱かせるような発言はどのような場合でも減点の対象になってしまう危険性をはらんでいます。言葉遣い等には細心の注意を払いましょう。


ここまでの、質問と前提条件の確認はGD通過の布石にすぎません。次の作業を必ず行うようにしましょう。

前提条件を深堀する
最初に前提条件を確認しないグループに参加した人は気づくでしょうが、せっかくあなたが前提条件を決めてあげてもその前提条件を深堀して考える人は少ないかもしれません。
「我々の会社がどういった性格のサービスを提供しており、どのようなクライアントと取引をしており、社会的にどのようなことが求められており」などなど
このことから、そこで働く我々は、○○という資質をもつことが求められる。と議論をもっていくことが望ましい方法ですが、時間が限られており慣れていない人には見落とされがちです。

前提条件の深堀について言い出すタイミングですが、これを初めに言ってしまうと皆正しい路線で議論を行い、あなたがプレゼンスを発揮する機会が失われてしまうかもしれません。
基本は相手の出方を見てから。できる限り、上記の「質問をする」を実践したうえで、議論がとまりかけた時、意見がまとまらないタイミングでカードを切りましょう。
もしくは、順序は逆になってしまいますが、結論だけ先に決まってしまった場合でも、理由づけとして、この方法が利用できます。


前提条件の確認と前提条件の深堀は、論理的な思考力をアピールするのにまさにもってこいです。というか、基本的にはこの方法しかアピールの方法は無いように思われます。
また、質問をすることで、話が逸れるのを防ぐ効果と人の意見を聞く姿勢をアピールすることも期待できます。
(司会者の中には、意見を言ってください、とはいうものの、その意見の意味合いや不明点を明らかにしようとする人は少数です。あなたが代わりにやってあげましょう。)

まとめ
@前提条件の確認
前提条件の確認はほとんどの場合加点要素となりますので、司会が言い出さない限り行うのがよろしい。
限られた時間の中で無駄な議論を省き、結論を出すために必要な作業です。

A質問を行う
質問をすることは、正着の結論を導き出すため、論理的な結論を導き出すために必要な作業です。非論理的な意見を排除するのに利用したり、不明点を皆でわかりやすく共有するのに利用しましょう。
チームの最終的な意見形成に直接かかわってきますので、多様しすぎると、質問ばかりで、意見をつぶす人と思われてしまいますので1度質問すれば十分。

B前提条件の深堀
前提条件の深堀はあなたが行う必須の作業です。前提条件を深堀しないことには、抽象的な議題に対して、説得力ある回答を作り出すことができないような仕組みになっています。
前提条件の確認を司会が行ってしまっても、焦らず前提条件の深堀をして、チームに貢献し加点を得ましょう。

C話を整理する
前回記述の話の整理。結論の概念レベルが異なったり、重複がある場合、積極的に話を整理するように心がけましょう。多数決で決める場面でも、この整理をするだけで、生き残る可能性あります。
管理人「C」は、外資保険会社受験時、この方法を用いて生き残りを獲得した経験があります。
(当時のGDでは、議論の時間が極端に短く、結論を議論のみで出すのは非常に難しく設定されており、結論を出す方法も自由とされていた。ただし、皆が納得する結論を導き出すこと、となっていた。)
話を整理することは、皆が正しい結論を選択するのに役立つと評価されやすい項目です。

あなたがGDでとる行動はおおよそ以上のようなものです。
あとは、実戦での経験と慣れが必要であるのと、話を整理する際の切り口の考え方を整理しておけばGDでの通過率はぐっと上昇するでしょう。
別記事にて論理的な回答を導くための切り口についても紹介致しますので、参考にしてください。

本日はこれまで。
管理人「C」
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