2016年07月09日
ステロイド性骨粗鬆症の管理と治療
現在ローテートしているリウマチ膠原病内科に限らず、ステロイドを長期使用している患者さんはかなりいます。ここではステロイド性骨粗鬆症の管理と治療ガイドライン(2015年版)に準じてその管理方法をまとめてみたいと思います。
対象は経口ステロイドを3か月以上使用中あるいは使用予定の人
↓
個々の骨折危険因子をスコアで評価(評価法は下に記載)
↓
3点で対処法が変わる
○3点未満
経過観察、スコアを用いた定期的な骨折リスクの評価
○3点以上
薬物療法
・第1選択薬:アレンドロネート、リセドロネート
・代替治療薬:遺伝子組み換えテリパラチド、イバンドロネート、アルファカルシドール、カルシトリオール
スコアの付け方
○既存骨折・・・なし0点、あり7点
○年齢・・・50歳未満0点、50〜65歳未満2点、65歳以上4点
○ステロイド投与量(PSL換算mg/day)・・・5未満0点、5〜7.5未満1点、7.5以上4点
○腰椎骨密度(%YAM)・・・80以上0点、70〜80未満2点、70未満4点
対象は経口ステロイドを3か月以上使用中あるいは使用予定の人
↓
個々の骨折危険因子をスコアで評価(評価法は下に記載)
↓
3点で対処法が変わる
○3点未満
経過観察、スコアを用いた定期的な骨折リスクの評価
○3点以上
薬物療法
・第1選択薬:アレンドロネート、リセドロネート
・代替治療薬:遺伝子組み換えテリパラチド、イバンドロネート、アルファカルシドール、カルシトリオール
スコアの付け方
○既存骨折・・・なし0点、あり7点
○年齢・・・50歳未満0点、50〜65歳未満2点、65歳以上4点
○ステロイド投与量(PSL換算mg/day)・・・5未満0点、5〜7.5未満1点、7.5以上4点
○腰椎骨密度(%YAM)・・・80以上0点、70〜80未満2点、70未満4点
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