2016年07月08日
一日必要エネルギー量の計算
市中病院で働いていたときは、NSTが介入してくれて、患者の食事のことには気を留めていなかったが、なぜか人員が過剰にいるはずの大学病院では、食事内容の指示まで医者の仕事です。
塩分や蛋白制限食については医者が指示を出すことに納得がいくのですが、1日のカロリーやら主食はごはんかおかゆかパンか、その量の決定も全部医者の仕事です。
以下の計算式は自分で使うことはあまりないですが、いざという時のためにどこかにメモしておいた方がいいです。
○ざっくりと
身長(m)×身長(m)×22×仕事量
・仕事量とは
軽労作:25〜30 kcal/kg
中等労作:30〜35 kcal/kg
重労作:35〜 kcal/kg
これなら暗記は可能かなと思います。
○Harris-Benedictの式
・基礎エネルギー消費量
男=66.47+13.75W+5.0H−6.76A
女=655.1+9.56W+1.85H−4.68A
W:体重(kg)、H:身長(cm)、A:年齢(歳)
・一日必要エネルギー量
=基礎エネルギー消費量×活動係数×ストレス係数
活動係数
1.0-1.1 寝たきり
1.2 ベッド上安静
1.3 ベッド以外での活動
1.5 やや低い活動
1.7 適度な活動
1.9 高い活動
ストレス係数
手術 軽度1.1 中等度1.2 高度1.8
外傷 骨折1.35 頭部損傷でステロイド使用1.6
感染症 軽度1.2 中等度1.5
熱傷 体表面積の40% 1.5 100% 1.95
癌 1.1-1.3
体温 36度から1度上昇ごとに0.2増加
これは暗記不可能。必要に応じてメモを見ながら計算です。
医学部の授業で「栄養学」をやっているところはほとんどないかもしれません。
各専門疾患での治療食の勉強も必要ですが、何気ない日常生活での栄養学も地味に重要ではないかと思います。
↓の本は、漫画で1時間足らずで読めてしまうので、軽く栄養学を勉強したい人におすすめです。
塩分や蛋白制限食については医者が指示を出すことに納得がいくのですが、1日のカロリーやら主食はごはんかおかゆかパンか、その量の決定も全部医者の仕事です。
以下の計算式は自分で使うことはあまりないですが、いざという時のためにどこかにメモしておいた方がいいです。
○ざっくりと
身長(m)×身長(m)×22×仕事量
・仕事量とは
軽労作:25〜30 kcal/kg
中等労作:30〜35 kcal/kg
重労作:35〜 kcal/kg
これなら暗記は可能かなと思います。
○Harris-Benedictの式
・基礎エネルギー消費量
男=66.47+13.75W+5.0H−6.76A
女=655.1+9.56W+1.85H−4.68A
W:体重(kg)、H:身長(cm)、A:年齢(歳)
・一日必要エネルギー量
=基礎エネルギー消費量×活動係数×ストレス係数
活動係数
1.0-1.1 寝たきり
1.2 ベッド上安静
1.3 ベッド以外での活動
1.5 やや低い活動
1.7 適度な活動
1.9 高い活動
ストレス係数
手術 軽度1.1 中等度1.2 高度1.8
外傷 骨折1.35 頭部損傷でステロイド使用1.6
感染症 軽度1.2 中等度1.5
熱傷 体表面積の40% 1.5 100% 1.95
癌 1.1-1.3
体温 36度から1度上昇ごとに0.2増加
これは暗記不可能。必要に応じてメモを見ながら計算です。
医学部の授業で「栄養学」をやっているところはほとんどないかもしれません。
各専門疾患での治療食の勉強も必要ですが、何気ない日常生活での栄養学も地味に重要ではないかと思います。
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