2016年07月04日
浮腫と利尿薬 作用機序による分類
様々なタイプの利尿薬があります。ここでは種類別の特徴をまとめます。
まずは作用機序による分類。
1ループ利尿薬・・・ラシックス、ダイアート、ルプラック、ルネトロン、アレリックス
2サイアザイド系利尿薬・・・フルイトラン、ヒドロクロロチアジド「トーワ」、ベハイド、ナトリックス、バイカロン
3カリウム保持性利尿薬・抗アルドステロン薬・・・アルダクトンA、セララ、ソルダクトン、トリテレン
4ヒト心房性ナトリウム利尿ペプチド・・・ハンプ
5バソプレシンV2受容体拮抗薬・・・サムスカ
○ループ利尿薬は利尿効果が強く、浮腫やうっ血による呼吸困難などの症状を早急に改善したい時に使う
○サイアザイド系利尿薬の利尿効果は緩徐だが、ループ利尿薬との併用でより強力に利尿できる
○カリウム保持性利尿薬は、ほかの利尿薬による低カリウム血症の予防に併用される。また抗アルドステロン薬は、心臓や腎臓などの臓器保護効果も期待して使用されることがある
○ハンプは急性心不全において多用され、利尿作用により体液貯留を改善するとともに血管拡張作用により心負荷を軽減する
○サムスカは、バソプレシンを阻害することで水利尿を引き起こし、心不全や肝硬変による体液貯留に用いられる
まずは作用機序による分類。
1ループ利尿薬・・・ラシックス、ダイアート、ルプラック、ルネトロン、アレリックス
2サイアザイド系利尿薬・・・フルイトラン、ヒドロクロロチアジド「トーワ」、ベハイド、ナトリックス、バイカロン
3カリウム保持性利尿薬・抗アルドステロン薬・・・アルダクトンA、セララ、ソルダクトン、トリテレン
4ヒト心房性ナトリウム利尿ペプチド・・・ハンプ
5バソプレシンV2受容体拮抗薬・・・サムスカ
○ループ利尿薬は利尿効果が強く、浮腫やうっ血による呼吸困難などの症状を早急に改善したい時に使う
○サイアザイド系利尿薬の利尿効果は緩徐だが、ループ利尿薬との併用でより強力に利尿できる
○カリウム保持性利尿薬は、ほかの利尿薬による低カリウム血症の予防に併用される。また抗アルドステロン薬は、心臓や腎臓などの臓器保護効果も期待して使用されることがある
○ハンプは急性心不全において多用され、利尿作用により体液貯留を改善するとともに血管拡張作用により心負荷を軽減する
○サムスカは、バソプレシンを阻害することで水利尿を引き起こし、心不全や肝硬変による体液貯留に用いられる
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