開運＠うつろぶね

　いまは投資効果が話題に上ることの多いような仮想通貨ですが、実際のところ、これからどのような課題があるのでしょうか。



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　わからない、と言い切ってしまう前に、少し考えてみようと思います。



　中央がいらないということは、どのようなメリットがあるのでしょうか。

　すぐに思い浮かぶのは、「消えた年金問題」という事件です。

　国民が積み立てていると言っても良い「国民年金」が、運用されて増えていると思い込んでいたら、「ありません」の状態になっていたわけです。
　だれが、いつ、どのようにして使ったのか。

　「国民年金」として蓄積されているはずのお金が、
　　現実問題として「消えていた」わけです。

　使われてしまったわけです。
　運用のリスクを冷静に考えれば、元本割れが発生していたっておかしくありません。でも、それは、それ。だったら、元本割れに至る運用の経緯が明かされれば、まだましというか、それくらい通常活動の範囲内でしょうと思います。
　でも、現実に、「消えた」それだけの報告、みたいな事件でした。
　いえ、正確には、その後の対策も取られるには取られたのですが、つい先日も、
　国民年金に関する「個人情報の流出」がありました。

　問題の原因と結果については、専門家の説明が必要ですが、
　要するに、

　「中央」の不手際です。
　別の言い方をすれば、不手際を起こしたのは「中央」です。
　中央にいる管理者の側で問題が発生すれば、地方もしくは行政の末端、国民の側は、そもそも確認のしようがないわけですよね。

　ブロックチェーンならば、鎖を辿っていけるので、明確にできそうです。
　しかも書き換え不可能な世界なので、
　いいことも悪いことも正しいも間違いも恥も名誉も
「石碑に掘られたように」記録されています。
　少なくとも、うやむやにしないで済むと思います。

　私の個人的な意見としてですが、
　責任者を追及する必要性は薄いと思っています。
　人間に対して失敗を責めても仕方ないんです。
　百害ある割に一利か二利程度の薄利ですから。

　責任者を追求しようという話ではなく、むしろ「仕方のないものは仕方がない」と割り切って諦めて方針を転換して、すぐに「問題は何？　再発防止できるか？」と動けばいいわけです。議論しているよりも、解決のための技術開発が重要といいますか、要するに、

　「問題が明確になれば、解ける人が現れる」

　という希望が持てることが重要だと考えていてます。







　私には解けない、あの人にも解けなかった、
　でも、世界のどこかに解ける人がいる、
　としたら？

　インターネット環境と、ブロックチェーン技術は、
　問題解決への可能性を秘めているんじゃないかと感じています。




　それなりの年月が経過して、今の時代を振り返れば、その頃「未来の小学生」には簡単に理解してしまえる内容かもしれません。今大勢の大人たちが、はてさて、となっていて分からないことでも、時間の経過は確実に問題解決促進と理解を進めていると思います。

　いまわからないことの要因の一つは、

　「ちゃんと問題を理解できているのか？」
　
　にもあると思うからです。

　現実問題は、入試試験のような問題文がありません。

　自分で考えるのはもちろんのこと、

　問題そのものも自分で模索する必要があります。

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　できる人にまかせればＯＫという感覚が通用する時代では、
　もうなくなっていると思うわけです。

　できるできないにかかわらず、問題そのものに興味というか関心というか、好奇心のアンテナを向けておくのがいいと思います。


　

　いつか、言われる日が来ますよね、確実に、

　「なんで何もしなかったの？」とか、

　「なんで黙っていたの。受け入れたの、あれが正しいと思っていたの」
　など、

　若い人や幼い子供たちに迫られたときに、

　「俺は違う」は通用しないでしょうから。

　いつの時代も、それと似たようなことはあったでしょうが、
　ただひとつ、
　現代が過去と違うのは、インターネットが手元にあることです。

　ネット環境は、確実に「世界」と繋がっています。

　私としての個人的な感想は、
　いつか自分の無力さと無理解を孫に責められてしまうかなあ、という不安のような恐怖が微粒子サイズで存在していることです。どうでもいいことでしたね。
　いまは微粒子これが成長すれば厄介極まりない。
　まあ、それでも、どうでもいいレベルの問題でしょう。
　なにしろ、私の無力は現実ですし、無理解もまた同じく、
　でも結局「加担してたじゃない！」と責めたてられたときに反論しようとしても、
　明確な言葉は思い浮かばないんじゃないのかなあと。

　そこで、無駄に思われようと、違うでしょと指摘されようと、
　自分の直感と好奇心を頼りに、問題を模索して、
　自分なりの「解答用紙に対する記述」を行っています。

　答、には、ならないだろうなあ。
　自分なりの回答、というのもなあ。
　なので、

　
　　『自分なりの、解答用紙に対する記述』

　という表現にしました。


　白紙で提出する期末テストではなく、
　
　まあ落書きでもいいから書いておこうよっていう感じです。
　
　ふざけすぎると職員室に呼び出し食らって先生に怒られますが、

　　『自分なりに考えました！だから書いたんです』

　と姿勢を正して宣言できるのは、格好いいんじゃないかと私は考えています。

　
　格好いい、というは、ひとつの基準になる気がします。
　誤解される要素でもあるけれど、
　背中を丸めて弱音てばかりいるより背筋を伸ばしてツッパッてるほうが格好いい、っていうか、本人としては気持ちいいと思うんです。
　怖がりながら緊張しながら冷や汗ながらも、快感。そんなふうな。



　気持ち良く過ごしましょう。



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　気持ち良く過ごした人に、気持ちの良い未来が訪れます。