【前半戦を数字で振り返る】西武ライオンズ編: 西武ライオンズ応援ブログ

<< 2024年06月 >>
日	月	火	水	木	金	土
						1
2	3	4	5	6	7	8
9	10	11	12	13	14	15
16	17	18	19	20	21	22
23	24	25	26	27	28	29
30

2017年07月14日

【前半戦を数字で振り返る】西武ライオンズ編

今回は前半戦終了ということであらゆる側面からいろいろ振り返っていきたいと思います。

まずはチームからスタートしましょう。

今年の埼玉西武ライオンズは現在３位となってます。

43勝34敗２分で首位とは8.5差の位置にいます。

貯金が９個で前半を終えたのは、当初の想定からしたらいいほうでしょう。

想定外だったのは上位２チームが強すぎたことですね。

上位２チームは貯金が20以上。

8.5ゲーム差を後半戦で縮めるのは大変だと思います。

またリーグ全体の上下関係がはっきりしてしまいましたね。

下位２チームは借金20以上ともうCSは厳しいでしょう。

となるとライオンズのCSはオリックス次第となります。

オリックスは現在４位で借金は３しかありませんので、５割を超えてくる可能性は充分にあります。

そして、そのオリックスに今年は直接対決で３勝８敗と大きく負け越してます。

上位進出を狙うにはオリックスとの対戦に勝ち越すくらいでないと厳しいでしょう。

これが意外と驚きなのですが、オリックスに一番苦戦しているんですよね。

今年はソフトバンクにはまだ２個しか借金していません。

楽天も同様です。

楽天とは８月に試合が多く組まれてます。

ライオンズが地元でCSを狙うにはこの楽天戦にしっかり勝ち越すことでしょう。

８月に楽天戦は９試合でそのうちメットライフが６試合あります。

７勝２敗くらいで行ければ２位進出は見えてくると思います。

ただ、下位チームには必ず勝ち越す必要があります。

現在のチーム状況なら可能だと思います。

それではチームの数字を見てみましょう。

チーム防御率は3.34とリーグ３位です。

序盤に比べると悪くなっているので、投手陣に疲れが出てくる夏場は厳しくなる傾向があります。

ただ、ライオンズの場合は岡本、ファイフ、十亀、多和田と序盤からローテを

守ってるわけではないので、菊池、ウルフ、野上の３人以外はそう疲れは出てこないと思います。

また高橋光成の復帰が待たれます。

そして投手陣には森慎二コーチへの思いがあると思うので、

踏ん張れるかもしれないので、そこらへんに期待しましょう。

チーム打率は.259とオリックスと並んでのリーグ３位です。

上位２チームに勝つにはこの二つの数字を同じくらいまで持っていくしかありません。

最近状態のよくない中村、メヒアの打率向上が必要ですね。

序盤の攻撃力が戻ってくれば上がってくる数字ではあるでしょう。

チーム本塁打は84本でリーグ２位となってます。

これは「守る野球」「繋ぐ野球」を掲げてる辻監督の下で意外な数字かもしれませんが。

秋山や源田、外崎がホームランを打ち始めたのが大きいですね。

１発狙ってるわけでなくても、ホームランがしっかり打ててるのは良いでしょう。

なんだかんだでホームランが一番得点を効果的に取れますからね。

またチーム盗塁数は69でこれは両リーグ合わせてもトップです。

この数字をどこまで伸ばせるかも注目ですね。

特に金子や水口あたりが多く走ることができればよいでしょう。

ただ盗塁することが目的ではなく、

相手投手を足で警戒させ、本来のピッチングリズムを崩すことが目的です。

後半戦の戦い方に注目ですね。

またスタメンですが、栗山の起用に注目したいですね。

指名打者で起用するには足りない数字です。

守らないのであれば、メヒアと山川を同時起用したほうが打線としては強力でしょう。

右打者ばかりになりますが、栗山には打率、出塁率ともに上げてもらわなければなりません。

また外野も守れつつある水口にも注目したいですね。

水口は打率が.341となってます。

これだけ打てれば起用する価値はあります。

得点圏打率は４割を超えてチャンスにも強いです。

四球が一度もないのが不思議ですが、盗塁も５個決めてます。

盗塁成功率が低い金子とのスタメン争いになるかもしれませんね。

最近は数字を上げている外崎がどこまで今年成長していくのかも興味深いです。

今の状態から上がっていければ数年後には主力となれるポテンシャルはあると思います。

そして、炭谷の打撃がどこまで続くかですね。

３割打てるようになってくれば、強打の捕手ともなりますので、

多少のリードも目をつぶれるくらいになります。

後半戦もライオンズに期待して応援していきましょう！