内定なのに留年、取り消されてもやむなしか
⏺️改めて知っておいたほうが安心だ
️もし単位不足で留年して、内定取り消しになったら
⏹️内定が決まっているのにまさかの留年
大学卒業を控えた毎年3月、思いがけず単位を落とした学生から、このような悲鳴が聞こえてくる。
【ネットの掲示板】
語学の試験で合格点に届かず、単位を落とした学生の体験談が投稿。
【教授の方針】
再試験や課題提出などの救済措置はなく、留年が確定。
内定先に留年だと分かれば、間違いなく就職できません」と嘆いている。
【留年をめぐっての対処策】
会社の配慮で、入社を先延ばししてもらったケース
一度は内定取り消しになったが、翌年にもう一度採用試験を受けて内定をもらった。
️この様な体験談も寄せられている。
単位不足で留年して、内定取り消しになった場合、諦めるしかないのか。
企業法務に関して詳しく説明していきます。
スポンサーリンク
️留年決定は内定取り消しの理由になるのか
⏹️内定とは
法律上「解約権留保付労働契約」の成立とされている。
⏹️「解約権留保付」というのは
一定の事由が生じたときに、雇用者が契約を解約できるということを意味する。
合理的な理由がなければ内定を取り消すことはできない。
【企業への提出書類に内容の虚偽が発覚した場合】
合理的な理由があれば内定を取り消すこと(留保された解約権の行使)が可能。
️今回の事例のように、単位が足りずに留年が決定したことは、内定取り消しの合理的な理由になるのか
⏹️「新卒採用」への応募資格は「○年3月卒業見込」となっている
企業としても、「○年3月に大学を卒業すること」を前提に採用活動を行なっている。
️企業が想定した時期に大学を卒業できないことは、当然、内定取り消しの合理的な理由となる。
⏹️企業によって様々な対応がある
・内定を取り消さずに入社を先延ばしにしたり
・一旦内定を取り消しにして翌年に改めて採用したり
️あくまでも個々の企業の考え方次第であり、判断は任せるしかない。
スポンサーリンク
2019年09月12日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9186948
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック