朝から晩までパチンコを打っている人たちが直面する体調問題
️一日中パチンコ・パチスロを打つことの身体的負担は大きい
早朝のパチンコ店の前でよく見かける開店を待つ人々の行列。
熱心なパチンコファン、パチスロファンたちの中には、閉店までぶっ続けで打っている人も少なくない。
⏹️「開店から打っている人は、パチンコ・パチスロに対する情熱も強い
セミプロのようなタイプは、できるだけ長い時間打っていたいということで、朝から晩までパチンコ店で過ごすという人もいる。
朝イチから閉店まで打ち続けるのはなかなか大変。
開店は朝10時だが、入店順を決めるための抽選が9時30分からなので、いつも9時15分くらいに店に行くことも。
夜の10時半くらいまで、そのお店でずっと過ごす。
勝ちたいという目的もあるので、あまり休憩することはほぼない。
基本的には昼食も摂らない。
開店前にコンビニで買ったおにぎりを2個食べ、そのまま夜まで打つことも。
自動販売機でエナジードリンクを買って飲む。
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️パチンコ店といえば、店内にはずっと大きな音が流れている
⏹️一日中居続けて、平気なのか
確かに打っている間、ずっと騒音に晒されているわけですが、これが余裕で慣れてしまう。
誰かと会話することもないのでうるさくても何の問題もないし、むしろ妙に集中できる。
打ち終えた後の耳鳴りは計り知れない。
家に帰ってから眠るまで、なんだか耳の奥で騒音が鳴り続けているような感覚は残る。
恐ろしいことに、これにも慣れてしまう。
12時間くらい打っていると、光と音の刺激のせいなのか、だんだんボーッとする。
何日も連続で打っていると、目を閉じるとパチンコの液晶やパチスロのリールが出てくるような感覚になる。
神経過敏のような状態が続いてきて、思考力が低下してくる。
個人差があると思われるが、パチンコ・パチスロ以外のことがあまり考えられないような状態になりがち。
️打ち終わった後の体の倦怠感
パチンコ・パチスロをずっと打ち続ける人は、健康リスクも大きい。
⏹️30代の自営業の男性・Aさん
とにかくパチスロが好きで、暇さえあれば打っている。
午前中に行って、閉店間際まで打つことも多い。
打ち終わった後の体の倦怠感はとんでもない。
まったく動かずに打ち続けているので当然なのでしょうが、肩こりもヒドイし、腰痛もヒドイ。
パチンコ店からマッサージ店へとハシゴすることもある。
丸一日打ち続けた後は便秘になってしまうことも多い。
肉体的な不調だけでなく、“におい”の変化も大きい。
パチンコ店はタバコを吸う人も多くて、においが気になる。
一日中打ってると、洋服は完全にタバコ臭くなってしまう。
カバンなんかもかなりタバコ臭くなる。
冬場は、普段使いのコートと“パチンコ店に行く用のコート”を使い分けていた。
️体調不良やにおい問題など、デメリットがこんなにも多いのに、なぜパチンコ・パチスロを打ち続けるのか
パチンコ・パチスロにはやはり特有の楽しさや中毒性があって、多少のデメリットがあっても打ちたくなってしまう。
単純に“お金を増やしたいから”というだけではない魅力がある。
依存症の問題にもっと真剣に取り組む必要がある。
体調不良を押してまで打ち続けるパチンコ・パチスロファンの現状を知ればこそ、より健康的なパチンコ・パチスロの実現が求められる。
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2020年02月25日
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