健康被害が問題視される米国産牛肉、使用する大手外食チェーンの見解
️米国産牛肉が使用された牛丼も
⏹️2020年2月7日の財務省の速報
アメリカ産牛肉の輸入量が前年の122%に増加したことがわかった。
2020年1月から関税率が下がり、輸入量が激増しているアメリカ産牛肉だが、そこには恐るべき問題点が指摘されている。
多くのアメリカ産牛肉には、牛の生育を早め、飼育コストを下げることを目的に天然や合成の性ホルモンから作った「肥育ホルモン剤」として女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)が投与されている。
️国民民主党の岸本周平衆院議員のツイートが波紋を呼んだ
《牛丼をいただきました。成長ホルモンや成長促進剤を使ったアメリカンビーフの可能性が高く、健康には悪いのですが、安くて美味しいのでよく食べます》
《成長ホルモンや促進剤を国内で禁止しながら、使用した肉類の輸入を許可している先進国は日本だけです》
️賛否両論のコメントが殺到し、SNSでは炎上にも近い議論に発展。
「アメリカ産牛肉に高濃度の女性ホルモンが残留しているのは事実」
「文句は牛丼屋ではなくアメリカに言ってくれ」
️このような意見も散見された。
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️牛肉を使用する大手外食チェーン22社(ファミレス、牛丼、ハンバーガーなど)のアンケート調査
「牛肉を使用した主力商品」
「原産国」
4社が主力商品にアメリカ産牛肉を使用していると回答。
@牛丼チェーンA社
は、アメリカ産牛肉の使用を認めたうえで、このように回答。
「国際機関が定める摂取許容量を下回る範囲内で肥育促進剤の残留基準を設定し、それを超える食肉の輸入や販売を禁止することで、食品の安全を確保している。
A牛丼チェーンB社の回答
肥育ホルモン剤に限らず、治療・予防のための薬剤等を決められた用法、用量で使用している。
公的な検査のみならず、当社の自主検査においても基準を超える残留の事例は一切ない。
「アメリカ産牛肉は使用しているが、残留ホルモン量が基準値を超えることはないため安全だ」という主張。
BハンバーガーチェーンC社
アメリカ産、国産、オーストラリア産などの牛肉を、商品によって変えている。
産地や部位により風味やジューシーさの食感が異なるため使い分けている。
自主検査により食品衛生法で定められた基準に違反していないことを確認。
多くの外食チェーンがインターネット上に「原産地情報」を公開している。
全国展開している大手ファミレスや焼肉店も、開示されている牛肉の原産地は多くがアメリカ産だった。
Cアメリカから進出したハンバーガーショップD社の回答
当店では、アメリカ本国と同様に、アメリカ産のホルモン剤不使用ビーフを100%使用。
アメリカが本拠の店が「ウチはアメリカ産牛肉を使っているが、ホルモン剤不使用のものだけを選んでいる。
️このように胸を張る結果には、皮肉を感じる。
日本以外の国では、肥育ホルモンが入っている肉とそうでないものがしっかり“別モノ”と認識され、差別化されている。
それとは裏腹に、日本ではアメリカ産牛肉を使う外食店がますます増えそうなのが現実。
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2020年02月21日
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