2021年04月04日
仏教信仰入門 J-1 四諦とは? (図解)
お釈迦様は言いました。人は自らの体、心に真理の光を当てることによって初めて仏道を歩むことが出来、その積み重ねの中で得た正しい智慧によって解脱にいたると。苦しみから解放されると。
「眠れない者に夜は長く、疲労せし者に一里の道は遠い。真理の法を知らぬ無明なる者には、生と死の輪廻の道は果てしなく長い」(法句経)>>>>>> 引用は引用文献一覧へ。
まずは、長年の貪瞋痴による罪があり、それによる苦しみがあり、それから救われたいと思い、聖天様への信仰に入り、すると色々と自らがお祈りをするには問題があり、何故ならそれは、仏教の基礎を理解しないで信仰に入っているからであり、そのように悪因を辿って、本日2021年4月4日、いよいよ仏教の根本思想である四諦にたどり着きました。
仏教とは小学1年の次は2年、その次は3年とコースを学ぶこともあるのでしょうが、我々のように必要に駆られた罪深き凡夫は、仏様の方便に引かれ、こうして今、四諦を語っているのです。
謂わば、我々人間は病気です。病気に苦しんでいます。この世に生まれ病気でない人間は一人もいない。それを苦と呼んでいます。どんなに爽やかな善良な人間でも、人知れず苦しんでいる。私のように諸悪の権現ながら愚かで弱い人間など苦しみが何であったか分らぬほど、苦しみと楽しみを混同しているほど重病です。お前と一緒にするなと言われてもそうなのだから仕方がない。苦しみの前に人間は平等です。
@この病気の病状を苦諦と言います。
Aそして、お医者さんはその人が、何故病気なのか、原因を把握しなければならない。それが集諦です。
Bそして、その病態をどのような健康体にするかをお医者さんは知っています。それが滅諦です。
C最後にその人にあった治療法を施す。それが道諦なのです。
お釈迦様が菩提樹の下で今までこのブログで説明した縁起の道理を悟られたのですが、これを分かりやすくして、衆生を指導教化するために考えられたのが四諦なのです。
次回はその四諦の1、苦諦について勉強しましょう。
合掌
「眠れない者に夜は長く、疲労せし者に一里の道は遠い。真理の法を知らぬ無明なる者には、生と死の輪廻の道は果てしなく長い」(法句経)>>>>>> 引用は引用文献一覧へ。
まずは、長年の貪瞋痴による罪があり、それによる苦しみがあり、それから救われたいと思い、聖天様への信仰に入り、すると色々と自らがお祈りをするには問題があり、何故ならそれは、仏教の基礎を理解しないで信仰に入っているからであり、そのように悪因を辿って、本日2021年4月4日、いよいよ仏教の根本思想である四諦にたどり着きました。
仏教とは小学1年の次は2年、その次は3年とコースを学ぶこともあるのでしょうが、我々のように必要に駆られた罪深き凡夫は、仏様の方便に引かれ、こうして今、四諦を語っているのです。
四諦とは何か?
謂わば、我々人間は病気です。病気に苦しんでいます。この世に生まれ病気でない人間は一人もいない。それを苦と呼んでいます。どんなに爽やかな善良な人間でも、人知れず苦しんでいる。私のように諸悪の権現ながら愚かで弱い人間など苦しみが何であったか分らぬほど、苦しみと楽しみを混同しているほど重病です。お前と一緒にするなと言われてもそうなのだから仕方がない。苦しみの前に人間は平等です。
@この病気の病状を苦諦と言います。
Aそして、お医者さんはその人が、何故病気なのか、原因を把握しなければならない。それが集諦です。
Bそして、その病態をどのような健康体にするかをお医者さんは知っています。それが滅諦です。
C最後にその人にあった治療法を施す。それが道諦なのです。
お釈迦様が菩提樹の下で今までこのブログで説明した縁起の道理を悟られたのですが、これを分かりやすくして、衆生を指導教化するために考えられたのが四諦なのです。
次回はその四諦の1、苦諦について勉強しましょう。
合掌
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