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2018年10月15日
糖尿病高齢者の食事療法
今日は、「糖尿病高齢者の食事療法」についてお話します。
・性、年齢、肥満度、ADL、血糖値、合併症の有無などを考慮し、エネルギー設定量を決定する。
・高齢者では特別な運動がない限りは標準体重1s当たり25〜30kcalが適当。
・1日の適正エネルギー量の50〜60%を炭水化物、標準体重1s当たり1.0〜1.2gをたんぱく質、
残りを脂質で摂るようにする。
動物性たんぱく質・脂肪は少なくし、植物性たんぱく質を多くする。
・ビタミンやミネラル、特にカルシウムの適正な摂取が必要であり、
食物繊維(1日20〜25g)も適正に摂る必要がある。
・一人暮らしの場合は、給食システムの利用などを考慮する。
明日は、「運動療法」についてお話します。
・性、年齢、肥満度、ADL、血糖値、合併症の有無などを考慮し、エネルギー設定量を決定する。
・高齢者では特別な運動がない限りは標準体重1s当たり25〜30kcalが適当。
・1日の適正エネルギー量の50〜60%を炭水化物、標準体重1s当たり1.0〜1.2gをたんぱく質、
残りを脂質で摂るようにする。
動物性たんぱく質・脂肪は少なくし、植物性たんぱく質を多くする。
・ビタミンやミネラル、特にカルシウムの適正な摂取が必要であり、
食物繊維(1日20〜25g)も適正に摂る必要がある。
・一人暮らしの場合は、給食システムの利用などを考慮する。
明日は、「運動療法」についてお話します。
糖尿病の経過観察の重要性
誰でも病気になると、自分の病気が重いのか、軽いのか、気になります。
しかし、糖尿病は一口に重いとか軽いとか決めてしまうことはできません。
まず、「血糖値が高いか否か」、そして「糖尿病の合併症があるか。
ある場合、進行の程度はどうか」が問題になります。
と尿病の治療は、血糖値の正常化を目指すと同時に、全身に合併症がないか、
その程度はどうかも考えて治療を進めなければならないのです。
糖尿病には色々な合併症があります。
これらの合併症の症状は自分でも気がつきにくいものもあります。
症状がなくても血糖値は正常より高い場合があり、少しだけ高いと思っていてもそれが長期間続くと、
体の中で色々な障害を起こします。
つまり、「体の調子がよい」とか、「自覚症状がない」とかいうことだけに頼って
治療の良し悪しは判断できないのです。
そのため、血糖値やヘモグロビンA1cを含めて、体重、尿蛋白、血圧といった
いろいろな指標を定期的に検査して、糖尿病と合併症の程度をチャックし、
日々の治療に役立てていくことが重要になります。
しかし、糖尿病は一口に重いとか軽いとか決めてしまうことはできません。
まず、「血糖値が高いか否か」、そして「糖尿病の合併症があるか。
ある場合、進行の程度はどうか」が問題になります。
と尿病の治療は、血糖値の正常化を目指すと同時に、全身に合併症がないか、
その程度はどうかも考えて治療を進めなければならないのです。
糖尿病には色々な合併症があります。
これらの合併症の症状は自分でも気がつきにくいものもあります。
症状がなくても血糖値は正常より高い場合があり、少しだけ高いと思っていてもそれが長期間続くと、
体の中で色々な障害を起こします。
つまり、「体の調子がよい」とか、「自覚症状がない」とかいうことだけに頼って
治療の良し悪しは判断できないのです。
そのため、血糖値やヘモグロビンA1cを含めて、体重、尿蛋白、血圧といった
いろいろな指標を定期的に検査して、糖尿病と合併症の程度をチャックし、
日々の治療に役立てていくことが重要になります。