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2017年03月07日

花たんとの日々(肺血流との闘い 1)

花たんの心疾患は肺に流れる血液量が多く、
肺にたくさん血が行ってしまうと、心臓に負担がかかります。
ただでさえ、単心室(右)は心臓の力が弱いので、
危険です。
さらに、弁逆流(中度)がいつ悪化するかわからない、といった状態でした。

生まれた3日目には、
肺血流が増加しないように、低酸素濃度ガス吸入療法が開始されました。

とても繊細な治療らしく、
この治療が始まってから、看護師さんや先生が花たんの状態を常に見ては、何か操作をされていました。

そのおかげもあり、
花たんのおしっこの出も順調で、むくみもひき、

花たんは、口をもぐもぐ、手足をパタパタさせるようになり、

私は、どんどん良くなってきてる??
と、思い始めました。

「病状は落ち着いてますよね?」
と私が先生に言うと、

「落ち着いているというか、
 (治療で)落ち着かせているんです。」
と、返されました。

私は先生から「そうですね、順調ですよ。」という言葉が返るのを期待してたのだけど・・

さすが、心疾患の中で最重度と判定をくだされた我が娘・・
闘いはまだまだ長く続くか・・。

この繊細な治療のおかげで、
花たんはまだまだリスキーな病状のまま、
生きていました。

花たんが亡くなる直前にわかったのですが、
この時期が1番危険だったようです。

一進一退の時期。
この治療をずっと続けて生きていくこともできない、と言われ、
外科治療が必要と言われました。

この時期の私、本当に泣いてばかりでした。
生まれたての花たんに、なんて声をかけて良いのか言葉も出ず。
「花たん、花たん。」
と名前しか呼ぶことができない。
頭をなでて、
指先をこちょこちょと触る。
抱きしめたいな〜・・と思うと涙があふれ、
搾乳をしては涙があふれ・・
でした。
看護師さんが花たんのシャワー(ベッド上)をする時、「ママも一緒に」と誘ってくれました。
花たんの体をべったり、じっくり見て、なでなでしました。
とてもとても、嬉しかったです。

肺血流との闘いはまだまだ続きます。

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