2024年10月26日
若手確保のため転勤少ない採用方針
ある大手保険会社は今年から新卒の採用で、最初の赴任先を就職者が選べる制度を実施するそうだ。
昨年の労働関係の調査で、若者の8割が地元志向で転勤を嫌う傾向にあることが報じられた。
大手企業でさえもそこまで若者の要望に応えないと優秀な若者が入社してくれない状況ということだろう。
ほとんどの人は家庭や友人と縁がきれた、知っている人もいない遠方への転勤は希望しないのだろう。
それと転勤となれば引っ越し費用など余分なお金がかかるし、生活環境が良くも悪くも大きく変わる。
地元にいれば、地元のために仕事で役立っているなどで仕事意欲向上にも役立つといえよう。
初任地が地元の場合、間接的だが地方創成にも役立つと思う。
狭い地元だとしがらみがあったりして大変なこともあるが、大手企業の支店は地方都市でも大きな都市に支店がある場合が多い。
例えば、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡とか
そのような大きな都市での地元支店勤務なら、家族や友人と会うことも容易だし
狭い田舎のようなしがらみもなく快適に仕事ができるだろう。
最近は私の知っている業種でも、仕事の効率化と品質向上のため、地元の内情や地理に詳しいほうが有利であるために転勤が少なくなった。
だが、転勤してもよいと考えている人には地元に嫌な思い出がある。
支店管轄内に嫌な顧客がいる。
支店の上司や同僚と人間関係で合わない。
などの場合は転勤は本人にとって都合がよい場合もあるだろう。