2024年06月21日
働かないおじさん問題は大企業で多いのでは
よくマスコミがネットニュースなどで働かない、仕事をしない管理職など中高年管理職の問題を述べるが
中小企業を数社転職した経験がある私からすれば、働かないおじさん問題というのは大手企業の問題だと感じる。
大手企業の社員や課長は会社の看板で下請け会社や部下が従う要素が大きいと、過去に大手企業で働いた私は思う。
それと今まで高い給与がもらえたのは自分の実力ではなく、会社の看板のおかげで売り上げが伸びたり
下請け会社が無理を聞いて協力してくれたためだと ようやく気が付く。
私は30歳過ぎたころに気が付いたのでよかったが、大手企業を50歳手前で退職させられる人間の多くが
実は自分が自分の実力で給与を稼いでいないことに気が付かない人が多いと思う。
もし否定するなら、自分が独立して、大手企業の課長職でもらっている給与やボーナスを稼ぐために
起業してやってみるとよい。
ほとんどがいくら頑張っても、大手企業でサラリーマンをしていた時のような年収にならないだろう。
大手企業を病気をはじめ家庭の事情など何かの原因で退職すると
いままでのように周りの会社が自分に協力してくれないことが多いし、
自分が今まで会社の看板のおかげで仕事ができていたことに気が付く。
私が経験してきた中小企業での課長職などの管理職というのは、
今まで行ってきた実務も並行で行いつつ、管理職の業務が追加されて、責任者としての責任も重くなり
品質管理やCO2削減のためのISO業務、受注管理、顧客管理、利益管理などの仕事まで行う中で
役職手当をもらえる分、残業手当が一切つかなくなるなど、課長や店長などの管理職になりたくないというのが私の自分での経験での意見だ。
私がうつ病になった原因は仕事での長時間勤務と1日に何度もクレームを入れる顧客のためである。
メンタル疾患が治り働けるようになるまで5年もかかり、復職するにも体調不良が頻繁になり
アルバイトでも入退社を繰り返しながら体をならしながら、8年は損失した。
マスコミがニュース記事で働かない管理職、中高年を話題にするのは、自分たちが働いているマスコミの業界や付き合いのある業界がそうだから、ほかの業種もそうだろうとのおことで言っている側面もあるだろうし、
確かに有名大手企業では管理職になると給与などの待遇が格段に高くなる中で、仕事は部下への指導や決済
会社としての利益管理などが主体であるために、そのような記事を書いているのだろう。
私の知っている限り仕事をしない管理職の問題は中小企業では少ないと感じる。
20人程度の中小企業になると社長自ら実務を行い、社長業も行っていることがほとんどで
管理職のおじさんもきちんと実務を行って自分の給与以上は稼いでいると思う。
国内での99%は中小企業なのに大企業の中高年管理職の話題を取り上げて
さも中高年が社会で役に立たない存在のように記事を書くの間違っていると思う。