2016年07月13日
昼寝してますか?
こんばんは。
みなさん、お休みの日でも仕事の日でも、昼寝してますか?
私なんかは今日でも、昼ご飯を食べてから事務所のソファに横になったとたん、寝てしまいました。
およそ40分。あと5分で昼休み終わりです。
ちょっと寝すぎたかなとは思ったんですが、退社時間までバッチリでしたよ。
今日は、そんなお昼寝についてです。
本来、昼寝をするようになっている
昼食を食べ終わった後、ついどうにも眠くなる経験はありませんか?
これは、もともと人間に組み込まれているサイクルの一つで、本来1時から2時ごろにかけては眠るように本能づけられているとの事。
人の本能に基づいた行為なのですから、この行動にメリットが隠されているのです。
元々、朝食でも夕食でもご飯を食べることで、お腹がいっぱいになり、満腹中枢の働きが活発になります。
満腹中枢が活発になるとオレキシンというホルモンの分泌量が少なくなり脳の働きが鈍くなってしまうからですが、昼食後の時間にあたる午後1時から2時ごろにかけては、眠るように本能づけられている事も大きな要因となっています。
人間が健康に生活するために昔から遺伝子に組み込まれてきたサイクルが今ものこっているのです。
昼寝の効果
さて、ここでは昼寝をすることで、どのようなメリットがあるのかを考察してみます。
1.昼寝をして疲れを取ろう
昼寝をすることによって得られるメリットは沢山ありますが、最もわかりやすいものは昼寝による疲労回復です。
昼寝をすることによって、前日までの激務によって溜まっていた疲れや、朝から辛い仕事をした人の体力を回復させ、午後の仕事を新しい気持ちと元気な身体で臨む事ができます。
昼寝の質は、夜に熟睡しているのと同じ効果があるとされています。
しかも、その疲労回復効果は、通常の睡眠に比べて約3倍。
ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、昼寝の経験者は目覚めた時の爽快感を身を持って体験している事でしょう。
2.記憶力・集中力の向上
睡眠は、それ自体に記憶力を高める効果があるのはあまり知られていません。
人間が深く眠る事で、脳は活動し続けながら毎日の情報の整理を行う事で、よりクリアな状態に保つことが出来、記憶力を高める効果があります。
仕事と仕事のわずかな時間だったとしても、昼寝を行う事は午後からの仕事に良い影響を与えてくれます。
以前までは仕事の昼休みの間に仮眠を取る事は、自己管理ができていない証拠と怠け者のように思われていましたが、現在では昼寝をする人の方が、しっかり午後からの仕事に集中しようとしていると判断されるようになりました。
しかも昼寝を取り入れた事で仕事が遅れるどころか、ミスも減り、逆に効率的に仕事を進められるようになっています。
3.ストレス解消
午前中の仕事に集中した脳はフル回転しており、疲労が蓄積しています。
その時に、昼寝によって外部の情報をシャットアウトする事で、脳はようやく休憩することが出来ます。
午前と午後の間に、区切りをつける事で脳はリフレッシュされます。
上手な昼寝の仕方
・寝る時間〜寝入っちゃダメ〜
昼寝は、「15~20分の間でとること」で、その効果を上げることができます。
30分以上の昼寝をしてしまうと、脳は熟睡するモードに切り替わってしまい、起床後も慢性的な眠気が続いてしまう結果となります。
そのため、昼寝をとる時間を「15~20分」程度にすることが、短時間で脳に休息を与える効果的な時間になります。
昼寝のコツは脳を休ませ、リフレッシュさせることに真価があります。
ただ眼をつぶり、頭をからっぽにするだけでも効果はあります。
・昼寝を取る時間帯
昼寝をとる時は、「午後3時までの時間帯に行うこと」が大切になります。
特に、通常の体内リズムであれば、午後14時頃に強い眠気が生じますので、その時間の前後を利用して昼寝をとるようにすると良いでしょう。
・昼寝の前にカフェインを摂ろう
カフェインを摂取すると目が覚めるのではないかという意見もあると思います。
しかし、カフェインを摂取し、その効果が表れるまでに、約20分〜30分の時間が必要と言われています。
それはちょうど目覚めるタイミングと重なりますので、1杯のコーヒーがすっきりとした目覚めを約束してくれます。
・寝る時の姿勢
昼寝の時の姿勢ですが横になるのではなく、椅子に座るなどして寝るほうが良いでしょう。
横になると長時間睡眠をとる可能性があり、夜に寝れなくなってしまう恐れがあります。
ただし、身体に負担がかかるようであればリラックスすることができず、質の高い昼寝をとることは難しくなるでしょう。
大切なことは、あなたの頭の重さによって体にかかる負荷を軽減してあげることです。
頭の重さは成人で約5kg程度だと言われていますので、首もとや頭を支える体勢で寝ることで、体の緊張をほぐし、効果的な睡眠をとることができるようになります。
机に伏せてねる場合には、昼寝用のクッションやミニ枕を利用することで、心地よい昼寝をすることができるようになります。
・起きたら、身体に刺激を
・光を浴びる
・眠気覚ましのツボを押す
・冷たい水で顔を洗う
・近くにいる人と会話をする
脳の活動を活発にさせるために、昼寝から目覚めたら以上の行動を実践するようにしましょう。
上記の行動を実践することで、脳に刺激を与え、昼寝をする前以上の集中力を取り戻すことができます。昼寝のメリットを得ながら活動を行うためにも、是非実践するようにしてみて下さい。
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いかがでしょうか?
「1時間の昼寝は、夜の睡眠の3時間分にあたる」と言われています。
15分でもいいので、昼寝をして活力の源にしましょう。
ありがとうございました。(^^)
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