2018年10月24日
今度は株式担保案件に投資を行いました。他の案件とは何が違うのか、安定性は?
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クラウドバンクに再投資
クラウドバンクから元利償還がありました。
利息付与のタイミングと元本償還タイミングが色々と異なるらしく、クラウドバンクの場合は月初に元利、
月中には元本の償還が数回ある、というのがいつものパターンです。
次の再投資先として色々迷いましたが、今回は株式担保案件に投資することにしました。
・中小企業支援型ローンファンド第404号 91.7万円
予定利率:6.8%
期間:約7ヶ月
貸付総額:1億8,950万円(395号〜404号合計)
担保:貸付先株式(上場)に対する質権設定
代表者連帯保証
この案件ですが、案件詳細の一文目がかなり難解です。
当ファンドでは、BPO事業を行う上場企業の株式(時価総額6億円相当※)を保有する企業であるS社に対して営業者が本匿名組合のために融資を行ったことで既に生じた債権を主要な融資先に対する融資債権として取得します。
※2018年10月15日の終値を基準に概算
意味が取りにくい書き方をしているので、かみ砕いて紹介しようと思います。
案件紹介
案件のスキーム図は以下の通りです。これだけ見ると簡単です。
・S社は、上場会社の株を直近時価で6億円分所有
・資金用途は株式取得資金の借り換え → 既にどこからか調達したお金で株式を購入している
・営業者(クラウドバンク)は融資済み、その債権を匿名組合で取得する
ということで、「S社が所有している株の購入代金の借り換え」が目的となります。
この場合、株そのものを担保にすることができない(後で売って返済の原資にするため)ので、上場株では
なく、上場株を持っているS社の全株式に質権を設定しているのでしょう。
「返済が滞る→担保発動→S社株式をゲット→実質的に上場株をゲット」という流れです。
しかし、ソーシャルレンディングで借り換えを行うということは、それよりも高利で借りていたのか。
それとも金融機関から借り入れただけでは、資金が足りなかったのかもしれません。
(現状で担保価値が既にLTV100%を割っているのは考えにくいと思います。クラウドバンクは担保の概要で
「担保・その他保全の価値について融資総額を上回る」という一文を入れているためです)
投資判断の背景
今のところ、このローンファンドでは総額2億円弱が貸し付けられていますが、これが全てというわけでは
ないと思います。おそらく同順位か、もしかすると優先順位に別のローンがあるでしょう。
担保強度が株価と相関するので、今後の株式相場によっては担保が十分に働かない、というような状況も
当然考えるべきだと思います。
ただ、最近の景気の底は悪くないこと、前述の通り現状で担保割れはしていないと考えられる事から、
貸付期間7ヶ月では元本が大幅に削れる事は無いと思い、投資を決定しました。
クラウドバンクでの投資をお考えのお考えの方は、こちらから検討いただけると幸いです。
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posted by SALLOW at 08:50
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