2018年10月02日
SBIソーシャルレンディングから、不動産ローンファンドPlusが登場。あれ、利率が上がってる?
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遅延案件とはおそらく無関係です
SBIソーシャルレンディングから、新たなオーダーメイドファンドが登場しました。
今回は「不動産担保ローン事業者ファンドPlus 21号」です。
・SBISL不動産担保ローン事業者ファンドPlus 21号
募集予定:10/3(水) 10:00〜
予定利率:7%
期間:10ヶ月
貸付総額:6億円
担保:抵当権で担保された債権に質権を設定
LTV:70%以下
以前にSBIソーシャルレンディングでは、そこそこ大規模な遅延が発生しました。
名前が紛らわしいのですが、遅延したのは「不動産バイヤーズローンファンド」。
今回の「不動産担保ローン事業者ファンドPlus」とは、おそらく貸付先が異なります。
利率が少しだけ上がっていました
一目見て「おや?」と思ったのは、利率です。
確かPlusローンファンドの利率はもう少し低かったような、と思いましたが、その通りでした。
これまでのPlusローンファンドの利率は6.5%。0.5%増加したことになります。
案件説明を読むと、SBI側の手数料は1.0%で変わっていない様子。
U ⼿数料について
(1)弊社は、貸付事業の遂⾏にあたり、各月分配⽇(各月 15 ⽇(同⽇が営業⽇でない場合にはその翌営業⽇)を意味します。)に、以下の管理手数料を受領いたします。
〔遅延損害⾦が発⽣しない場合〕
本貸付契約に基づく利息⽀払⽇又は元⾦の返済⽇である 2019 年 8 月31 ⽇(同⽇が営業⽇でない場合にはその翌営業⽇とし、以下「満期⽇」といいます。)の前⽇の貸付⾦の元本残⾼に 1.0%を乗じたうえで、借
⼊⽇数(前月利息⽀払⽇(初回は貸付実⾏⽇)の翌⽇から当月利息⽀払⽇又は満期⽇まで)を乗じて 365 ⽇(うるう年の場合は 366 ⽇)で除した⾦額。
但し、期限前返済が⾏われた場合には、「利息⽀払⽇」を「期限前返済が⾏われた⽇」と、「(前月利息⽀払⽇(初回は貸付実⾏⽇)の翌⽇から当月利息⽀払⽇又は満期⽇まで)」を「(前回利息⽀払⽇(初
回は貸付実⾏⽇)の翌⽇から当月利息⽀払⽇又は期限前返済が⾏われた⽇まで)」と読み替えるものとします。
(「ファンドの概要・手数料・リスクについて」より抜粋)
ということは、貸付利率が0.5%上がった、ということになります。
案件説明には
「SBISL不動産担保ローン事業者ファンドPlus21号」は、借手である不動産担保ローン事業者の資金需要が高いことを踏まえ、これまでのSBISL不動産担保ローン事業者ファンドPlusより高く設定しました。
とありますが、前回の集まり具合が今一つ悪かったことも影響しているのではないでしょうか。
基本的にはお勧めできると思います
と、条件的には若干変わったところはあるものの、それ以外は前回までの募集と同じ。
貸付先は、常時募集している「SBISL 不動産ローン事業者ファンド」の貸付先と同一で、この相手に臨時の
資金需要があった場合に、今回のファンドが募集されることになります。
その「SBISL 不動産ローン事業者ファンド」の貸付先については、これまで遅延はゼロ。
だからと言って今後もずっとゼロだと保証することはできませんが、少なくとも数百億円の貸付金に対して
きちんと返済を行っている、という実績があります。
事業者であるSBIソーシャルレンディングは、SBI銀行、SBI証券などを擁するSBIグループの一つ。
少なくとも、何かあった時に逃げ出すような事はしないでしょう。
実際、一連の遅延問題においても回収はきちんと進捗しており、SBIグループの一員として真っ当な対応を
行っていると判断しています。
今回は別案件への投資があり、資金が足りませんので私はパスする予定です。
募集金額は6億円ですので瞬間蒸発ということはないでしょうが、投資される方はきちんと準備を行い、
時間合わせをして臨んだ方が良さそうです。
SBIソーシャルレンディングでの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると幸いです。
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posted by SALLOW at 14:35
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