2018年06月08日
(6/6)LCレンディングに追加投資+匿名化に関する意味深な一言
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LCレンディングから償還
LCレンディングから2件の償還がありました。
元利合わせて、償還額はおよそ107万円です。
この元利は全て、現在募集中の案件に再投資することにしました。
LCレンディングに再投資@
・LCセレクトファンド301号 57万円
予定利率:8%
期間:12ヶ月
貸付総額:15億円
担保:無し
貸付先はLCホールディングスの関連会社であるS社(LCパートナーズと推定されます)。
資金用途は、病院や医療関係の運営資金となります。
S社の資金繰りが厳しくなれば案件の焦げ付きはあり得ますが、LCホールディングス自体がまずまず健全な
利益を出していますので、その可能性は低いと判断しています。
これが素性の良く分からない事業者なら、資金繰りや収益に関係無くS社を焦げ付かせるというスキームも
警戒しなければならないところですが、さすがに上場会社でそこまではやらないだろうと考えています。
LCホールディングスは社長が交代し、医療関係の物件に重点を置く方針に舵を切りました。
その結果がどうなるかはまだ未知数ですが、LCホールディングスの立ち上げたポーリー・プラス投資法人
への売却は会社としての至上命題ですので、何とかクリアはするでしょう。
そう考えれば、12ヶ月で貸付金が焦げ付く恐れは少ないのではないか、と判断しました。
LCレンディングに再投資A
・LCGF369号 15か月運用型 50万円
予定利率:6.25%
期間:15ヶ月
貸付総額:5億9,000万円
担保:信託受益権に質権(第二順位)設定
LCホールディングスの連帯保証付き
こちらは伊達市の複合商業施設を対象とする案件です。
信託受益権が付いており、賃料は1,100万円/月で安定しているとの説明ですが、質権の順位が第二順位と
なっていることから、担保余力の過信は禁物です。
(さらに言いますと、シニア+メザニンのローン総額は、建物評価額を超えています)
ということで物件の安定性には疑問符が付きますが、LCホールディングスの連帯保証がついているので、
LCホールディングスの安定性があれば、物件の安定性は上書き可能です。
過去の山中社長のコメントによれば、LCギャランティーファンドの貸付合計額はLCホールディングスの
純資産に匹敵する程度のようですが、その程度であれば大丈夫だろうと考えています。
山中社長の意味深なコメント
少し前の事になりますが、LCレンディングの山中社長のブログに、意味深な一言が載っていました。
なお、案件内容「匿名化」の問題については、そう遠くないうちに大きな変化がありそうな予感がしています(http://blog.livedoor.jp/lclending/archives/31906406.html より引用)
好意的に解釈するのなら、匿名化の問題が投資家にとって何らかの良い方向に動くということでしょう。
もし改悪されたり、斜め上の改変がされたりする予定なら、気を持たせる事は言わないはずだからです。
ソーシャルレンディングにおける最大の問題点、というか諸悪の根元はこの「匿名性」です。
お役所が一度決まった事を覆すのはなかなか熱量が必要な事だとは思いますが、今の貸金業法というのが
ソーシャルレンディングという投資商品を想定していない以上、何らかの対応策を強く期待します。
(山中社長の関連する記事に関しては、下記も併せてご覧下さい。
http://blog.livedoor.jp/lclending/archives/32048751.html)
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posted by SALLOW at 09:00
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情報ありがとうございます。
グリフラの影に隠れていますが、前の取締役が役職を全て退いた理由の一つがこれではないかと思います(経営責任だけなら、役職全てを退く必要はないと思うので)。
LCHDが現時点で恥部を公開したのは、尻尾切りのような気もしますが会社としては正しい姿勢ですので評価したいと思います。後はこれがLCHDに、ひいてはLCレンディングに影響が出てこないことを願うばかりです。
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120180611462246.pdf
組織ぐるみではなく個人の疑いってことなんで、あまり大きな影響はないかもしれません。
いやまったく、おっしゃる通り。国策に売り無し、ですね。
ついでに、クラウドファンディングももう少し国策として取り上げて、繁盛してくれれば超したことはありません。
今後については、LCHDの決算が良くなるのならLCレンディングの案件も安泰でしょうし、できるだけ良い数字を継続的に(重要)出してもらいたいと思います。
実は、ちょっとだけLCHDの株に手を出そうかと考えた事もありますが、多分ロクなことにならないので自粛しています。株に関しての自分の無能さには自信を持っていますので。
いつの時代も国策に勝るものはありません。
今回の決算で【医療分野はスタートして数ヶ月で思っていたより相当な収益が上がった】と記載してましたのでフル稼動の今季どのくらいの数字が出るのか要注目です。
なるほど、5/21の分を失念していました。
そう考えると辻褄は合いますね。ただ、それはそれで、裏でどんなやりとりがあったのかが気になるところですが。
金子氏も一度潰しかけて反省していることを祈るばかりです。
DAホールディングスの中身も、さらっと見てみました。
確かに、何があったんだというくらいの一株資産になってますね。
ということは、LCL投資家様のおっしゃっている1:1交換というのも、ありえないことではないのかもしれないと思いました。
ハレルヤ 様
医療事業をうまく収益化できるノウハウが積まれているかどうか、だと思います。現状では弱者の搾取にしかなっていない部分があり、あまりお金儲けと相性の良いところではないかな、というのが私のイメージでした。
商業施設については確かにオーバーローンですので、会社としても赤字でも売り飛ばす、という結論に向かわない事を祈るばかりです。
CFFは確かに、信用度と安全性を横に置いておけば、情報開示の姿勢については私も高く評価しています。ただ基本的には動産を抑えているだけなので、何かあればほぼ元本毀損があり得るところがネックですね。
あと、以前に聞いたところ、別案件の動産も仕組み的には分離管理していないとのことでした。実際にそういう選択肢を取るかどうかはともかく、可能性だけなら「無関係の業者の破綻により、別の貸付先の動産担保が発動する」事もあり得るようです。
商業施設について、評価額超えのオーバーローンという状態で、過去のブログに売り急ぐ相手から足元を見て買い入れた物件という内容があり、この状況から考えると早急な処分したいという意向は難しいように思えます。
匿名化の問題は、たしかに早く改善希望ですが、みんクレのように破産専門の人間が出て来たり、計画倒産までは防ぐ仕組みは貸付審査資料の開示など事業のキャッシュフローが見える仕組みが必要かもしれません。
この点では、キャッシュフローファイナンスは、最終貸付先や事業内容を積極的開示で営業者の信用は別として先進性があります。
従って今回のLCHDの取得分は本荘氏の残り1165200株全株が対象です。
またダヴィンチの総発行株式数はDAホールディングスのHPの有価証券報告書に記載があり1566174株ですが現在のLCHD保有分456606株を除くと1109568株です。
従ってほぼ数が釣り合います。
現在のダヴィンチはかなりの優良会社に生まれ変わって1株あたり純資産も2720円とLCHD株との1:1での交換なんてのがありそうな気がしています。
IRが出ていましたね。
ただ、Kabutanによれば本庄氏の保有株式は135万株余りで、今回のIRにある115万株買取では全数ではないと思っていましたが、その前に本庄氏が株を減らすような事はありましたでしょうか?
いずれにせよ、金子氏が発行済み株式の17%くらいを握って筆頭になるわけで、さて今後どうなるか注意深く見ていく必要がありそうです。
(さすがに二度目の破壊はやらないと思いたいのですが・・・)
あと、すみませんが教えて下さい。ダヴィンチの総発行株式数と同じというのは、どこからの情報でしょうか?
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/89380/d3c3e2ea/4773/45b9/8e05/2dd47e82875d/140120180601455149.pdf
を見る限り、同じ数とは思えないのですが、どこか見間違っていますでしょうか。
これで金子新社長が筆頭になります。
買取株式数がダヴィンチの総発行株式数とほぼ同数というのは単なる偶然とは思えないんですが。