2017年09月08日
追加投資を行いました(9/6 maneo、LCレンディング)
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maneoに再投資
今回は2件ともチリツモ投資です。
maneoからの利金が5万円ほど入りましたので、再投資を行う事にしました。
ローンファンド一覧を覗いてみたら8.5%とか9%とかの案件がかなりありましたが、中身を見ると太陽光。
今回の投資は少額なのであまり気にする事もないのですが、別の案件に投資することにしました。
・事業性資金支援ローンファンド327号 5万円
予定利率:6.8%
期間:14ヶ月
貸付総額:1億7,700万円(主部分)
担保:無し
*貸付先のSPCは、不動産に第二順位の信託受益権を設定
東海地方の不動産を取得、ビジネスホテルを建設、運営管理後に転売するというプロジェクトです。
既に売買契約は締結済みということで、この点は一つ安心ポイントでしょう。
また、シニアローン(第一順位)として金融機関が貸付を行っている案件でもあります。
金融機関が貸付を行うということは、取り引き全体(買い手売り手、契約、物件、出口戦略など)に
不具合な点や疑わしい点が見られなかった、という傍証にもなります。
言い換えると、金融機関と利害関係を一致させることで、その案件査定能力を借りよう、ということです。
一方で気になる点は、やはりSPCの信託受益権に質権を設定していないところです。
SPCの正体(経営母体や規模)も分からないので、リスクを推定することもできません。
保全のためなら、SPCの経営母体を明確にするか、信託受益権に質権を設定することが必要でしょう。
(公正証書すら取っていないのは、何かあるのでしょうか?)
好意的に考えれば、maneoはこのSPCが裏切らない自信を持っているのかもしれません。
例えば、maneoがSPCの経営に絡んでいるか、何らかの資本関係にあるのか、などが考えられます。
しかし、だとしても公開していない以上、何も確実な事は言えません。
実際、無担保案件ということで人気はなく、満額募集には至っていません。
今回は数万円なので分散のため投資しましたが、数十万円を投資するかと言われると首をひねる案件です。
(利率も6.8%と寂しいですし)
LCレンディングに再投資
LCレンディングにもチリツモ投資を行いました。
・【LCホールディングス保証付】LCGF233号 3万円
予定利率:4.75%
期間:12ヶ月
貸付総額:1,000万円(主部分)
担保:北海道伊達市 複合商業施設の信託受益権
LCホールディングスの保証を付与
おなじみ、LCホールディングス保証付きファンドです。
貸付対象案件は北海道伊達市にある複合商業施設ですが、この情報はあまり重要ではありません。
もし万が一貸付が焦げ付けば、LCホールディングスにより元利金が保証されるためです。
この条項のため、本案件は実質的に「LCホールディングスの社債を買う」ことと同等の意味を持ちます。
また、複合商業施設はLCパートナーズがアセットマネジメントを行っています。
これが何を意味するかというと、複合商業施設の運営が危なくなれば、LCパートナーズも困るということ。
つまりこの案件は、
@複合商業施設の運営に関し、投資家とLCパートナーズは利害一致の関係にある。
A万が一の事態を想定すると、投資家とLCホールディングスは利害一致の関係にある。
という、二重の利害一致が成立しています。
元本保証のない投資では、投資家と事業者の利害一致は非常に強い保全となります。
この案件、LCホールディングスがグループごと吹き飛ぶレベルの事がなければ、元本は安全でしょう。
もしも私が、ソーシャルレンディングへの投資を今よりさらに増やすような場合を考えますと、
こういった低リスク案件への投資比率は上昇することになると予想します。
ただしその場合でも、一つの事業者への集中はリスクを招くので、やはり分散は行う事になると思います。
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posted by SALLOW at 11:15
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