ソーシャルレンディング投資記録（旧ブログ）

　沖縄特化の事業者、ポケットファンディングの案件に投資を行いました。

　たいていの案件は数百万円単位で瞬間蒸発するため投資できないのが問題でしたが、今回は2,000万円以上
　の案件ということで、そこそこ余裕がありました。
　（それでもかなりあっさり埋まりましたが）


　・沖縄南部ファンド８号　37.6万円

　　予定利率：6%
　　期間：5ヶ月
　　貸付総額：2,700万円（主部分）
　　担保：土地建物（１筆）に対する第一順位抵当権
　　　　　評価額　約4,750万円（公示価格・取引事例比較法）
　　LTV：57%

　　


　今回は沖縄県南部の島尻郡にある土地が担保です。
　国道沿いに立地し、周囲は便利な施設に囲まれた場所。大型のMICE施設（総合コンベンションセンター）
　も建設中とのことで、土地の需要はあるでしょう。

　LTVも57%と比較的堅めであることから、リスクは限定的と判断して投資を行いました。
　ポケットファンディングの案件は物件の調査がしやすいように情報が開示されており、またLTVも比較的
　低い案件が多いことから、投資検討する価値はあると思っています。

　何よりも、運営母体がきっちり実業をやっているのが良い点です（財全GROUP）。
　失礼ながらポケットファンディングの事業者規模は大きいとは言えず、このくらいの儲けのために、実業の
　評判を悪くするようなリスクを冒すとは思えません。
　そういった事から、私は分散投資先の一つとして投資を行っています。


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　ポケットファンディング絡みで良いニュースがありました
　JASDAQ上場企業のジェイHDとの提携話がリリースされています。

　　・株式会社ジェイホールディングスとの資本・業務提携について　（ポケットファンディング）


　業務提携だけかと思ったら、資本提携もありと。これは面白いニュースです。
　ジェイHDは以前に外断熱住宅事業から撤退し、不動産とWeb事業を強化することで再建中。
　そんなところに、不動産×ITというソーシャルレンディング事業者とタッグを組むことで業態拡大の可能性
　を見つけ、実際に提携したというところでしょうか。

　首都圏を含めた不動産事業の足がかりにしたいポケットファンディングと、ジェイHD子会社の行っている
　不動産コンサルや売買業務への資金調達をしたい双方の思惑が一致したのだと思います。
　提携先のジェイホールディングス側でも、提携のお知らせと子会社設立のお知らせが出ていました。

　　・子会社設立に関するお知らせ 　（ジェイホールディングス）


　ソーシャルレンディングが上場会社の資金調達手段になるのは、LCレンディングの例もあります。
　本来目指すべき姿である「新時代の直接金融の可能性」を示すような出来事で、朗報と言えるでしょう。

　また、上場企業と提携するためには事前の身辺調査は欠かせないはず。
　結果として提携が成ったということは、ポケットファンディングの信頼性を増す結果とも言えそうです。
　いずれにせよ、今後の展開に期待です。


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