2018年05月03日
一人で二人分働く1
仕事の話、人生の話、全部にこれ実践版でやってみたいと思います。
100回聞いて下さい、という話です。
簡単な話ですけど、簡単は話を100回聞くってところによさがありますからね。
よく人は、夢が必要ですよ、っていうの聞いたことあると思うんだけど、なぜ人は夢が必要なんでしょうか。
本当にしあわせな人は、実は夢はないんです。
夢が欲しくて夢を語ってる人って、だいたい不幸な人が多い。
夢って本当は今から逃れたいんだ、かもわからない。
彼氏がほしい、車がほしい、ハンドバッグがほしいって言うけど、手に入るとうれしいけどしばらくすると飽きる。
外見的なことは飽きるんです。
ところが人は向上することには飽きない。
遊びでもなんでも、例えばスキーとか自由奔放に毎日、だいたい100日くらいやると飽きる。
仕事は飽きないんです。
仕事をひたすら一生懸命やっていると、仕事の性質上おもしろくなるようになってる。
仕事が面白くないって人がいたら、それは一生懸命やってないんです。
仕事が面白いって急に言われても、なんだかよくわからないと思うんで、おもしろくなるコツおしえてあげるからね……
一番わかり易い例で、たとえばラーメン屋さんだとする。
で、一番この店ダメだっていうのが、
一人で出来そうなのに二人いる。二人で出来るのに四人いる。
「一人で出来るのになぜ二人いるんですか?」って聞くと
「混んだ時に困るから」と言って、人を一人雇うの。
ところが、混んだ時に自分一人でやるんだっていうことになって、
中でカウンターやってるとするの。
そうすると、お水がお客に出せないから。って
お水はセルフサービスでどうぞとかって書いてセルフサービスになってます。
紙の書き方で商人の腕がわかる。例えば、
「この水はなんとかかんとかですごく冷たくておいしい水です! 何倍でもご自由にお召し上がりください。」
とか、
「絶対に美味しいお水ですから」
とか、
「体に良いなんとかのお水です」
っていったとすれば、相手が
「ああそうか親切だなあ」
とかいい店だなと思うんだよね。
だから張り紙1つで感じ悪いと思われるかどうかなの。
それと、カウンターの中で自分がお蕎麦屋さんでお蕎麦作ってて、
相手に「ハイ」って渡す時にお盆かなんかに入れてあげて
「ハイお客さんどうぞ出来ましたよ」
っていえば、お客はハイそうですかって取りに来てくれるか分かんないの。
その時に、必ず洗いながら一言かける。
初めてのお客さんなんかに、
「お客さん、近所ですか?」とか、
「えー!そんな所から来てくれたの!?なんか用事でもあったんですか?」
って、手を動かしながら口を動かすの。
すると、二人前働いてることになるの。
「いや一年に一回くらいコッチへ来るんだよ」とか言ってたら
「あーそうですか、じゃあ来年でもまた寄って下さいね」って言えばいいんだよ。
したら、一年ぐらいすぐ経つんだから。
ね?
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