2014年01月26日
今回は最近改めて実感した大切なことのお話です。先日、研究発表の場で他の学生のプレゼンを見る機会がありました。他の人のプレゼンを見ることで得られるものもあるだろうと楽しみにしていたのですが、反面的に大切なことを思い出させてくれるプレゼンを目の当たりにしました。それは、ただ手元に書いてある文章を読み続けるものや、スライドに文字が多すぎて何が書いてあるのかさっぱりなものなど、お世辞にもいいプレゼンとはいえないものでした。
いいプレゼンとわるいプレゼン
まず、いいプレゼンとわるいプレゼンの違いは何なのでしょうか?皆ホントはいいプレゼンがしたいハズなのですが、どうもわるいプレゼンになってしまうようです。私はその違いをプレゼンターとスライドの温度差だと思っています。温度差という言い方をしましたが、要は、どちらがメインなのかということです。いいプレゼンは、ほとんどの場合プレゼンター、つまり喋る人がメインになっています。一方わるいプレゼンは、スライドや資料がメインになっています。
例えば、スライドに文字がびっしり書いてあるプレゼンの場合。そんなスライドが表示されたら、聴いている人は文字を読むのに精一杯でプレゼンターの話なんか聴いていられません。また、単に文章を読み上げるだけのプレゼンでは、聴いている人にとってその文章が聞こえてくるだけであって、「何かを伝えられている」という気にはなりません。
もちろん、スライドを使うのが悪いわけではありません。良いプレゼンをする人がパワーポイントやキーノートを使っている例は山ほどあります。そういう人たちは皆、大切なこと、伝えたいことをスライドにしています。
心がけること
このいいプレゼンとわるいプレゼンの違いからわかることは、スライドの使い方だけです。心がけておくべきことは、
ということだけです。これを心がけてスライドを作り、プレゼンに挑んでみて下さい。少なくとも、文字びっしりとか、文を読み上げるだけとかのプレゼンにはならないかと思いますよ。
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