2013年11月30日
パワーポイントの図形機能使ってますか?丸や三角・四角の他にも、矢印やハートマークやスマイルまでいろいろ揃ってますよね。数えて見ると、なんと172種類。でも、「こういう図形が使いたいなー」ってときに使いたい図形が無いってこともあるかと思います。しかたなく、別の図形を使ったり、他のソフトで編集したりすることもありますが、パワーポイントには、図形と図形を使って新しい図形を作る機能があります!
「図形の結合」機能とは
図形の結合機能とは、パワーポイントの図形機能で描ける丸や四角などの図形同士を組み合わせる機能です。パワーポイント2010では、「図形の合成」という名前でしたが、新しい組み合わせの方法を加えて、パワーポイント2013で「図形の結合」という名前になりました。ちなみに、パワーポイント本体では、次のように説明されています。
図形の結合
選んだ図形を1つまたは複数の新しい幾何学模様に結合します。
幾何学模様とかなんのこっちゃ(笑) どんなものかを実際に見てもらう前に、わかりやすい例を出しておきましょう。まずは、クッキーの生地を思い浮かべて下さい。クッキーの生地は、粉をこねて、伸ばして、まず薄い大きな一枚の生地にしますよね。次に◯や□や☆のような型で形を作っていきます。そこで、雪だるまのクッキーが作りたければ、◯と◯を少し重ねてくっつければ完成です。星形に繰り抜かれたクッキーが作りたければ、□に☆型を押し当てて抜けば完成です。「図形の結合」を使うと、このようにクッキーの形を作るようにオリジナルの図形をバンバン作れます。
図形の結合の種類と使い方
では、実際にどのようなことができるのか見てみましょう。図形の結合方法として、5つの方法が用意されています。
・接合
接合は、2つの図形をそのままくっつける方法です。くっつける前と後では、枠線や影の描画が変わってきます。一番単純でわかりやすいと方法だと思います。
・型抜き/合成
型抜き/合成は、2つの画像をくっつけるのですが、重なっている部分を取り除く方法です。
・切り出し
切り出しは、図形の重なっている境界線をカッターで切ったように複数に分ける方法です。この方法は唯一、複数の図形が作られます。画像ではわかりやすく図形をずらしていますが、本来は単に図形が分割されるだけなので、一瞬何が起こったかわかりにくいかもしれません。
・重なり抽出
重なり抽出は、重なった部分のみを残してあとは丸まる消してしまいます。
・単純型抜き
単純型抜きは、図形で図形を型抜く方法です。先ほどの例では、□のクッキーに☆型の穴を開けるイメージです。この方法は図形を選択する順番が重要で、先に選択した図形が後から選択した図形の形にくり抜かれます。
では使い方を見てみましょう!
1. 図形を2つ以上クリックして
図形を複数選択する場合には、Ctrlキーを押しながら、複数の図形をクリックします。
2.「書式」タブの
3. 「図形の結合」をクリック!
やってみてイメージと違うものになったら、「元に戻す」で何回でも試せるので、まずはいろいろ試してみてください!
足し算!引き算!図形の結合で出来ること
これで、図形と図形を足したり引いたりできることが分かりましたね!では、どんなことができるのか軽く紹介します。
こんな感じで、図形の足し算や引き算が出来ます。この機能を使えば、元からある図形を使ってオリジナルの図形を簡単に作ることが出来ます。「こういう画像を使いたい!でも無い…」ってときには是非使ってみてください。どうやったらイメージ通りの画像になるか考えるのも面白かったりします。
また、テキストボックスに文字を入力して、それを「単純型抜き」すると、文字の形で型抜きする事ができます。使いドコロありそうですよね〜!
まとめ
・オリジナルの図形が作れる「図形の結合」
図形と図形を組み合わせて、オリジナルの図形を作ることが出来ます。複数の図形を選択して使います。複数の図形を選択するときは、Ctrlキーを押しながら図形をクリックしましょう!
・アイデア次第でどんな図形も
今回は、矢印をつなげたり、いらないところを切り取ったり、文字で型抜きをしてみました。あなたのアイデア次第でいろいろなことができるので、試してみてくださいね!
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