シーズン1は、先行ブログのデジタルリマスターwです。
(初公開 2010年05月17日22:46)
○ ○ ○ ○ ○
「目が覚めると、○○が××していた」というフレーズがある。
見知らぬ美女が隣で寝ていたり、そばに死体が転がっていたことはないが、私が血を流して転がっていたりw、覚えのないコンビニ弁当の領収書がポケットから見つかったり、ということは経験したことがある。
それはそれでどうかと思うが、その日の朝、目が覚めると、冷蔵庫のドアポケットが幾分すっきりしていた。
記憶を何時間分か辿る。手がかりは・・・このニンニクのにおいだ。
***
以前、調味料は試薬並みにしか使わないことは書いた。
https://fanblogs.jp/ryourinobetsujin/archive/44/0
当然、減りが遅い。メーカーは商売上がったりだ、というくらい思いっきり遅い。
が、残量わずかになるタイミングがなぜかそろうことが多く、そういう調味料のビンが何本か並ぶと、ただでさえ限定された冷蔵庫の空間がもったいなくて仕方ない。
また、わが基地は、外気温を増幅してくれる構造となっておりw、さくっと一年のうち半年以上、乾物とレトルト以外の食材・調味料が冷蔵庫外ではさくっといたむw
かくして、残量と味の相性が勘案されながら、しかしまったく計量されないまま、調味料が合体することになるw。
---
@今回のベースは、冬ナベシーズンに隠し味で大活躍した、ビン入りキムチ鍋つゆ濃縮型、だ。
Aそこへ、つくったもののベースの醤油が塩辛すぎてなかなか使えないニンニク醤油が投入された。
これは、国産ニンニクを適当に小片〜みじん切りにし、広口ビンで醤油漬けにしたもの。酢、レモン果汁、焼酎のいずれかを、極少量加え、そのまま冷蔵庫に2ヶ月ほど入れたままにしたものだ。
B加えて、うっかり全種類(※当時は数種類あった)を買ってしまったものの、入っているダシが存外に塩辛いとわかり、これまたなかなか減らない液みそが投入された。
塩辛くないわけがないw。そこで、
C穀物酢が投入されたw。
旨味が足りん。そこで、
D粉末にぼしが投入された。
にぼしがなじむよう寝かすことにして、自分も寝たことを思い出した。
よし、記憶はつながったぞw、早速テイスティングだw。
・・・
まとまりがない。なにが足りん?
Eそうだ、伝説のマイミクさんに教わった、砂糖を試してみよう!
私にしては慎重にw、少しずつ味見をしながら加えていく。おお。かなりまとまったぞw。
まだまだ塩辛いが、それが消えるくらい砂糖をいれるのは危険がアブない気がした。なんとなく。
しかし、まだ、なにかが足りん。
ニンニク醤油の量が絶対間違っとるw だが、who dares wins、あきらめない。
で、キムチ鍋つゆの主な原材料を見直して、あることに気付いた。
コチュジャン →Bで強化された。
ゴマ油
水飴 →Eで強化された。
塩 →CとE以外のすべてで強化された。
魚醤 →ABDで強化されたとする。
醤油 →CとE以外のすべてで強化された。
酢 →Cで強化された。
味噌 →Bで強化された。
魚粉 →Dで強化された。
香辛料 →これ以上辛くしてどーするよ?
強化されていないところがあるw。慎重な私は(爆)ここで家中の油をテストした。オリーブ油とゴマ油だが。その結果、
Fオリーブ油wを投入。たまたまエクストラバージン。風味も強くておもしろかったから、こちらに決定。
で、実は満足していないのだが、これで完成とした。調味料のネタが尽きたからだ。
加熱すれば、また味も変わるのだろう。
さすがの私も、この上にソースやマヨネーズやケチャップを混ぜようとは思わない。
うちのソースがすでに複数のソース系調味料のブレンデッドw
タレのようでもある。漬け込みダレにもいいだろう。ドレッシングのようでもある。ご飯にかけたらイマイチだったが。濃縮スープのようでもある。薄めたらちょっとエスニック風に感じた。
問題があるとすれば… どんな食材に使うのか、まったく思い浮かばないことだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
伝説のマイミクさんには、スペアリブのつけだれがよいのでは?とアドバイスをいただきました。ありがとうございました!
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image