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2017年08月30日

<シーズン1> トマト・スカッシュ!青春の賭け(2008年06月22日)


シーズン1は、先行ブログのデジタルリマスターwです。
(初公開 2008年06月22日02:45)

○ ○ ○ ○ ○


学生の頃、喫茶店でバイトした。
小さな店で、交代で厨房からホールまでこなした。
居心地が良く、入学直後から卒業まで勤めた。

お店のお客様は、地元の会社員や学生と観光客が半々ぐらいで、
モーニング、ランチセットのメニューは当時定番のもの、
珈琲やスウィーツなどもそれぞれ数種類に絞り込まれ、という、
昭和50年代当時の、地方都市の喫茶店としては平均的な手堅い内容の店だった。

珈琲の淹れ方や軽食の作り方はこの時教わり、わたしの調理技術の基礎となっている。
教わった内容はまったくもって真っ当なものであった、と、お店の名誉のために申し上げておく。

で、調理が面白くなってきた私は、お店の暇な時間、余り食材を使って、いろいろ試作して遊んでいた。

今日(またもや)トマトジュース(甘くないほう)を安く手に入れてしまったので、 なつかしの味を再現してみた。
その名は「トマト・スカッシュ」!!

グラスに氷をいれ、トマトジュースを注ぐ。
そしてソーダ(甘味なし、ね)を注ぎ、
比率はお好みで、軽くステアしたら出来上がり。

なんとも間延びした味になるので、レモン果汁や塩コショウをほんの少し、タバスコなら赤をほんのわずか、加えるとアクセントになり、まともな味覚に近づく。

ぶわははは、こんな味、こんな味! www
なっつかしいなぁ〜! www

ちなみに、私自身、美味いと思ったことはないよ。
(ならするな!と、よく言われた。)

何ごとも面白がりかたを間違えるとおかしなことになってしまうが、
料理についてはいい意味で面白いものが導き出されることがある。
それはやはり、楽しいことだ。

※ 注 :
当時のレシピはトマトジュースはデルモンテの缶、炭酸はウィルキンソンの瓶だったな・・・。
当時はナショナルブランドのトマトジュースには完熟型の甘味をもったものがなかったため、
ソーダ割りにすると、ほとんどの方がなんともいえない顔をしたものだw
今日ふえている甘味のあるトマトジュースをつかえば、フルーツジュースのソーダ割りに近くなるので、一般的な味覚の範疇に十分入ってくるはず。
カクテルの割り材に用いるのも面白い。ためしにウォッカで割ったらうまかった。
ちなみに、デルモンテの缶も当時と比べるとマイルドになったか?と個人的には感じている。


・・・・・・・・・・・・
なにもソーダで割らんでも・・・


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