シーズン1は、先行ブログのデジタルリマスターwです。
(初公開 2011年07月23日09:32)
○ ○ ○ ○ ○
水分と岩塩につづく対熱射病アイテムは、 す・の・も・の・っ
(完全に忘れ去っていたが。)
偶然出会った「簡単いろいろつかえま酢(ミツカン)」、
さっそくありあわせの素材をざくざくぶった切って、
ダイレクトにぶっかけて(しばらく置いて)オケーといこうじゃないかw
***
手始めに大根。
千枚付けのように薄く切ったのと、スティックサラダ状に切ったのとで
仕上がりがどのように違ってくるか、を、まず実験した。
成功w さすがメーカー品ww
そもそも、レシピ通り作れよ、俺ww
次に、大根の結果を基準に、
やわらかい中央の部位とかたい皮の近くの部位で
浸漬する速度が異なることを考慮しつつ、
食材を切る。
大根の仕上がりが、個人的にはすこし甘味がつよいかな、と感じたので、
手持ちの酢、ショウユ、七味を気持ち足してみた。
先に結果を言えば、
七味を振るほうが簡単かつ確実に味が調整できる。
人間の味覚とはかようにおもしろい、と再発見。
初回の漬け込みのグループ分けは以下のとおり。
酢に野菜の水分や色素、香りが移ることを考えたものだが、
結果を踏まえ、後に組み合わせはシャッフルした。
(1)ニンジン、白ネギ、ニンニクの芽
(2)ニラ、キャベツ
(3)大葉、ミョウガ
これらを例によって500CCのジプロック・ケースに入れ、
「つかえま酢」でひたひたにし、( …一瞬、「つかまえ酢」に見えた。)
冷蔵庫で保管する。
味見は30分程度ごとに行い、2時間後以降は2時間程度ごととした。
結果:
大根
… 合わせ酢の甘さが引き立つ。疲れている時には意外にうれしい。
スナックサラダにも使えそう。
野菜の水分は結構酢に出ていた。
ニンジン
… ケーキの材料としても有名だが、この方法では甘く仕上がらない。
硬さのせいか浸漬に最も時間がかかった。
ナマスで千切りにする理由は、おそらくそれでだろう。
野菜の色素は結構酢に出ていた。
白ネギ
… 白い部分は意外に含浸が遅く、一晩程度漬け込んだ方がうまい。
発見だったのは緑の部分で、みごとに酢味噌和えの味に!w
驚きは酢味噌ニアン博物館級ww
ニンニクの芽
… 最低でも一晩、早くても二、三日漬け込んだ方がいいようだ。
漬かりきると、臭みがかなり弱まる。
野菜の香りが結構酢に出ていた。
ニラ
… 意外に含浸が遅く、一晩漬けたほうがいい。
が、いったん漬かったら、早めに食べきったほうがいい。
ニラの甘味とシャキシャキ感が薄れてしまうからだ。
野菜の色素、香りは結構酢に出ていた。
キャベツ
… そのまんま、キャベツの酢漬けができた。
これならザワークラウトっぽく出来るのでは?と
思ったのでやってみた(後述)。
これも結構、水分が出ていた。
大葉
… 色素と香りは結構酢に出ていたが、
サラダというより保存のための酢漬け、という感じ。
酢の甘さがかえって邪魔になるので、
やはり生での保存かシンプルな酢漬けがよいのかも。
今度はオリーブオイルで漬けてみたい。
ミョウガ
… こちらも大葉と似たような結果だが、
まだサラダっぽく使える。酢漬けで保存して、
そうめんの薬味とするのがよいのかも。
さらに調子に乗って、
大根(千切り)
… 千切りピーラがうまく機能せず、
刺身をつくろうとしてタタキが出来たような状態だったが、
ナマスが簡単にできることはわかった。
キャベツ(ザワクラウト風)
… キャベツは千切りにし、つかえま酢に加えて、
粒マスタード(チューブ、辛味が簡単にとんでしまうので
そこそこの量)、辛味を加え整えるために和からし(チューブ)、
ホースラディッシュ(チューブ)を少量、
動物性たんぱく質の味をくわえるため少量の顆粒鳥ガラスープ、
を加えたところ、大体イメージどおりのものが出来た。
キュウリ
… さすがに、すぐ出来る。あまり古漬けにしてもおいしくないかも。
水分はかなりでるほうだ。
ナス
… 漬かるのに最も時間がかかったひとつ。
皮から色素は結構出るくせに、漬からない。
理由は意外なところに。実はサクいのだが繊維構造から浮力が強く、
ダシ酢にぷかぷか浮いてやがるwww
ピーマン
… もっとも意外で、もっとも成功した例。
きっちり出来上がるが、漬かりダレせず、
結構いつまでもシャキシャキだ。これは儲けた!
タマネギ
… もはや定番。安定したサラダができます。
水分も結構でるので、タマネギジュースも作れそう。
カラダにいいよ!w
ゴーヤ
… 薄切りでサラダに。こちらも安定の粋。
もちろん、苦味抜きなんかいたしませんww
ナガイモ(短冊)
… 浅漬けがおすすめ。
時間の経過とともにムチンが酢にうつり、本体がブヨるww
素焼きや揚げ物の魚や肉も南蛮漬けにできる、とのことで、
以下も調子に乗せてみた。
フライドチキン
… 食べ残しを冷凍していたものを解凍し、温めて、温かいまま漬けた。
結果、南蛮漬けになったのは衣だけだったので、
それなりに小さく刻んでから漬けるべきだったのだろう。
予想に反して不味かったw
ベーコン
… 薄いくせに漬かったのかつからなかったのか、
ようわからん仕上がりになった。
多分、このやり方は合っていなかったのだろう。
うまいとは言えない。
荒挽ソーセージらしきもの
… 切れ目はいれておいたのだが、この商品については
向いていなかったようだ。予想に反して一番不味かったww
これら加工肉は、漬けるのではなく、
焼いて、仕上げにかけるような方法がよいのかもしれない。
ピザ
… フレンチトーストらしきものができていたwww
なぜかやたら甘く、酸味に勝つぐらいのハチミツの味がした。
説明すると、ピザパンではなく、スーパーの惣菜のピザで、
漬けていない残りを食ってみたところ、
たしかにハチミツの味がしたので、そういうことなんだろう。
ダシ酢の甘味とピザの甘味が引き立てあって倍増。
全部の酢を吸いきった生地は、当然、スポンジが水を吸った状態。
皿は深いほうがいい。
ビジュアルはともかく、また面白い食べ物が出来てしまった。
話の種にチャレンジしてみてほしいwww
なお、
漬けた後の酢は再び漬けるのには使うな、と説明書にはあった。
おそらく、野菜から出る水分が傷む原因になりかねないからだろう。
含浸し易い野菜なら
漬けて漬からんことはないと思うが、まだ試してはいない。
とりあえず、めんつゆを割ったり、薄めて飲んだりしている。
ちなみに、
「なますの酢(オタフク)」は「つかえま酢」よりも甘い。
それを考慮して使い分けられるとよいだろう。
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