2017年02月13日
ど根性ガエル & カエルまんじゅう
10代の「ど根性」
あなたは学生時代,何か部活動をされていたでしょうか?
私はといいますと,中学・高校では吹奏楽部,大学ではオーケストラ部で活動していました。
ところで吹奏楽部、オーケストラの普段の練習は,どっちかといえば体育会系なのです。
合宿の練習メニューにはランニング、腹筋、腕立て伏せなどもしっかり入ってました。
そしていったん楽器を手にしたら「唇が腫れるまで吹くっ!」「腱鞘炎になるまで練習するッ!!」これが不文律のようになっていました。
上手くなるためには、一度は自分の限界までやってみるというのも一つかも知れません。が、私のように基本的な奏法が誤っているところに、そんな負荷をかけると、まぁろくなことにはなりません。
なにしろ腹筋が弱いのです。その代わりに肩や首,上半身に力を入れまくって吹いていました。力づくで無理矢理に音を出していた、という感じです。そのせいで常に筋肉はバッキバキ。疲労度も半端ありませんでした。
オマケに大学では練習室が地下にあって(当然窓はありません)換気扇の性能も怪しいものでした。そんな環境の中で何時間も缶詰状態で合奏なんかしていると、当然ながら酸欠にもなります。
それでも「はぁー、なんだかクラクラするわ〜」なんて言いながら、それを「頑張っている者のみが味わうことの出来るスバラシイ体験」みたいに思っていたのだから始末に終えませんよねー。
しんどくても「根性,根性,ど根性〜〜」で乗り切れてしまうのが,若さってものなんでしょうか。
今となれば,あのころの「あんな不条理」や「そんな非効率」も「若さゆえ」なんていとおしく思えますが…。
さて、あなたの十代はいかがでしたか?
ど根性ガエル 主題歌
作曲・編曲:広瀬健次郎
ど根性という言葉から連想したのが,このマンガのタイトルです。
原作は吉沢やすみさん。1970−1976年まで「週刊少年ジャンプ」に掲載された人気漫画です。
その後テレビアニメ化され,1972−1974年まで朝日放送・TBS系列で放送されました。
主人公のひろしはある日,公園の石につまずいて一匹のカエル(ピョン吉)の上に倒れ込んでしまいました。けれどピョン吉は潰されても,神がかり的な根性を発揮して、ひろしのTシャツに張り付いて「平面ガエル」として生きていくことになるのです。
このマンガには,魅力的なキャラクターがたくさん登場します。おっちょこちょいだけど人情深い,お寿司屋さんの「梅さん」。嘆かわしい場面に遭遇するたびに「教師生活25年,こんな経験したことない!」と嘆く,ひろしの学校の町田先生。
みんなのあこがれの的,よし子先生・・・。
彼らが下町で繰り広げる人情味あふれるドタバタな日常は,とにかくアツい。篤いのです。
やもすれば「うざったい」ほど他人に親身になったり,喜怒哀楽だって激しい!
そんな,ある種不器用とも思える人間臭さが,このマンガの魅力だったんだな〜と思います。
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青柳総本家: カエルまんじゅう(12個入り)
名古屋名物「カエルまんじゅう」。カエルの素朴な表情が愛らしいですね!
中身はこしあんです。
カエルちゃんのリアル感のなさが,ピョン吉とだぶります。(笑)
でも「食べてもらいたいっ!」という一生懸命など根性ぶりは伝わってくる・・・?
まるっこくてつるんつるん。邪心のかけらも感じられないこのカエルちゃん、ずーっと眺めていたい・・・。
あなたも癒されてきませんか?
最後までお付き合いくださってありがとうございました!
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