2021年07月14日
Windows11のシステム最小要件:TPMについて調べてみた
Windows11のシステム最小要件について、前々回記事でグラフィックス カード、前回記事でシステム ファームウェアについて調べました。
Windows11のシステム最小要件:グラフィックス カードについて調べてみた
Windows11のシステム最小要件:システム ファームウェアについて調べてみた
今回は、TPMについて調べてみます。
トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョン 2.0以上であれば、Windows11システム最小要件を満たしていることになります。
パソコンのTPMを確認する方法
1)[スタート] を右クリックして、[ファイル名を指定して実行]を開きます。
2)名前に「 tpm.msc 」と入力して、[OK]ボタンをクリックします。
3)トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) の管理が開きます。
ここで、状態が「TPMは使用する準備ができています」となっていて、仕様バージョンが「2.0」以上になっていれば、TPMについてはWindows11システム最小要件を満たしていることになります。
私の使っているパソコンでは、「互換性のあるTPMが見つかりません」となっているので、TPMについてWindows11システム最小要件を満たしていないことが分かりました。
トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) とは
使っているパソコンがWindows11に対応していない原因がTPMだということが分かりましたが、ならばパソコンにTPMを追加すればいいのでは?と思うわけですが、TPMが何なのかが分かりません。
どこかでダウンロードしてインストールするようなプログラムの一種なのか、あるいは何かのハードウェア(機械)でパソコンの蓋を開けて取り付ければいいのか。
調べてみると、TPMというのはマザーボードに取り付けるチップで、セキュリティ関連の処理機能を持つものということが分かりました。
マザーボードというのは、パソコンの中に入っている色々な部品が取付けてある基盤で、そこに取り付けるチップ(部品)ということは、そもそもマザーボードがTPMに対応しているか、おそらく最初から付いているものと思われます。
現状でTPMに対応していないマザーボードのパソコンに、後付けでTPM機能を付加できるような製品ができる可能性があるのかどうか分かりません。
今のところは、とりあえずWindows10のまま使っておいて、Windows10がサポート切れになるまでに、Windows11対応のパソコンに買い替えるという判断になるかと思います。
でも、もしTPMだけがWindows11に対応できない理由だとしたら(おそらく多くのパソコンがそうだと思います)、TPM機能なくてもいいからWindows11を使わせてくれと言いたいですね。
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