2011年03月16日
【計画停電】停電の夜に
ついに私の地区でも、本日(15日)計画停電が実施されました。
19時から21時過ぎまでの、ほぼ2時間あまり。
予定時刻を過ぎても何も起こらなかったので、すっかり油断していました。
いつも通り、PCをいじっている時に、いきなり「バチッ」と真っ暗に。
かなり焦りました。
何と言うか、光だけではなく、音まで消え去った感覚です。
雪が音を吸い込むような感じでしょうか。不思議な気持ちでした。
日が落ちてからの停電なので、何もすることができません。
けど、光と音を失ったこの世界で、比較的落ち着いて過ごせました。
昔の人は、日々こういう生活を送っていたんだな、とかいろいろ考えていました。
普段考えないことを考えたり、自分を見つめ直すのには良い時間です。
まぁ、結局は寝てしまいましたが…
実際停電の経験は生まれて以来、初めてだと思います。
それだけ、日本の電力供給が素晴らしいということなのですが、
やはり電気に依存している自分に気付かされます。
ふと、以前読んだこの本のことを思い出しました。
とても読みやすくて、後味のいい余韻が残る秀逸な短篇集です。
まさに停電の夜、読むに相応しい本だと思います。
また明日以降もしばらく続くそうですが、この苦難な時に少しでも貢献できれば幸いです。
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