劇的にフォントが綺麗になる「gdipp」を入れてみた

普段私はそんなにフリーソフトを入れる方ではないのですが、
先日RSSを見ていると、ふと気になったツールがありました。

それが、このフォントを美しくする『gdipp』です。

今回は、そんな久しぶりに「いいかも！」と思ったツールを
紹介します。

しばらく思い出語りが続きますので、すぐにツールの詳細が知りたい方は
こちらまで。

フォントの大切さ

　私がOSを入れ替えた時、一番最初にすることはフォントの変更でした。
　フォントって、常に目に入る物ですからね。
　やっぱり、自分にとって見やすいフォントを選択したいところです。
　作業効率も全然違いますから。

　思い返せば、Windowsのフォントは代々、ほんと酷いものでした。

　　

　私は、Windows3.1から使い始め、95、98SE、Me、XPとバージョンを
　変えてきたのですが、ずっと標準のフォントがゴシック系だったんですよね。
　これがまた、バージョンが上がっても全然フォントの品質が上がらないんです。

　　

　何度Macのフォントを見て、羨ましく思ったことか…。

　それに影響されたのか、ようやくMicrosoftも本腰を入れて、Vista以降メイリオが
　標準搭載されるようになりました。

　　

　この画像を見るだけでも、メイリオの方が格段に明瞭ですよね。
　メイリオだけに・・・(´∀｀*)ﾎﾟｯ　
　（語源もここから来ているんですよ！）

　見やすさもUPし、目も疲れにくくなる気がします。

　

私が１０年来使用しているフォント

　そんなゴシック系のフォントから逃れるため、私は１０年近く同じフォントを使用しています。
　それが、この『SH G30』です。

　※私がダウンロードしたサイトは、２０１０年の１０月に閉鎖されていました
　　どこかでダウンロード出来ると良いのですが…

　　

　このフォントは、以前SHARPから発売されていたZAURUS（ザウルス）のフォント、
　LCフォントをベースにしています。

　　

　　その為、非常に綺麗で、目に優しいです。
　　多分、余程のことが無い限り、これからもこのフォントを
　　使い続けていくと思います。

　　このように、お気に入りのフォントがあれば良いのですが、
　　もし今のフォントに不満がある場合はどうすれば良いのかを
　　次項で紹介したいと思います。

フォント環境を改善するには？

　フォント環境を改善する方法は、２つあります。

　　１．フォントを自分の見やすいフォントに変更する

　　２．フォントの表示を改善する

　では、それぞれ具体的に見ていきましょう。

　１．フォントを自分の見やすいフォントに変更する

　　これはそのままですね。
　　日本語が使えるフリーフォントが公開されていますので、自分に合ったフォントを
　　選べば良いと思います。

　　こちらのサイトなどが有名です。

　漢字が使える日本語フォント無料ダウンロード 46種類
　　数少ない漢字が使えるフリーの日本語FONTをサムネイル付で
　　紹介されています。

　２．フォントの表示を改善する

　　こちらは今回の本題ですので、次項で詳しく解説します。

gdippを使ってフォントの表示を改善する

　　ようやく本題に入れましたが、今回紹介するツールはこの表示を改善する
　　タイプのものです。

　gdipp - Project Hosting on Google Code
　　フォントの表示をなめらかに、そして美しくしてくれます。

　　どう改善しているかというと、Windowsのグラフィック描画を担当する
　　コンポーネント"gdi.dll"の一部機能を乗っ取り、自前でアンチエイリアス処理を
　　施すことによって、テキスト描画の品質を改善しています。
　　（こちらから引用させて頂きました）

　　具体的にサンプルを見てもらった方が解りやすいと思います。
　　私の場合、前述で紹介したフォントを使用中の為、ちょっと違いが
　　解りにくいかも知れません。

　　　

　　インストール後の方が、文字がくっきり表示されています。

　　もし、Windows標準のフォントを使用されている場合は、この違いがもっと
　　明確に出ると思います。

　　拡大してみると、アンチエイリアス処理が効いているのが解ります。

　　　

　　参考にさせて頂いたサイトによると、明朝体の場合は著しく視認性が
　　向上するとのことです。

　　上記のように、一部を切り取って見るとそれほど印象には残らないのですが、
　　このツールはWindowsのあらゆるソフトのフォント表示を改善してくれるのです。

　　その効果は絶大です。
　　試しにインストールしてみてください。
　　違いを実感できるはずです。