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さて、こそ宇宙兄弟について
          書いておこうか…。







いきなり上から目線で書いてしまいましたが、いよいよ明日5月5日。
映画『宇宙兄弟』が公開されます。



 映画『宇宙兄弟』

  いよいよ、明日から公開です。
  私が毎週読むのを楽しみにしている漫画が
  アニメ化、そしてついに映画化されました。





   



この機会に、私の宇宙兄弟に対する思いをまとめておこうかと、記事にしてみました。
少々長くなりますが、是非是非お付き合い下さい。



  1.宇宙兄弟ってどんなお話なの?


 まずは、宇宙兄弟とはどんな内容なのか、簡単に紹介します。
 原作は、雑誌「モーニング」で連載中の漫画で、現在17巻まで単行本化されています。






 物語の舞台は、今よりちょっと未来の2015年。
 現実では、1961年から始まった人類の月への旅路「アポロ計画」は、
 1972年を持って一旦幕を引きました。

 しかし、この世界では、人は再び月へ、そして火星へと歩みを進めようとしています。
 宇宙兄弟は、子供の頃「2人で宇宙飛行士になろう」と約束したある兄弟の物語です。


 では、なぜ私がこんな記事を書くくらい宇宙兄弟にハマったのか、
 次の3つの視点で分析していきます。

  1. 子供の頃の夢の続きを追体験する
  2.   
  3. 努力型のムッタ、天才肌の弟 二人の兄弟の対比
  4.   
  5. 何気ない言葉が心に残る、名言の数々


  2.子供の頃の夢の続きを追体験する


 私の子供の頃の夢は、「宇宙飛行士」でした。
 以前こんな記事を書いたことがあります。



 子供の頃の夢は何ですか?
  2010年の年末の皆既月食の時に書いた記事です
  この中で、宇宙兄弟の事を少し引用しています。

  この時は、残念ながら雲に隠れて見ることはできな
  かったですが、翌年この雪辱を果たしました。




 プロフィールにも載せていますが、ある1冊の本が私を宇宙の興味に誘いました。
 それが、伝記「ガリレオ・ガリレイ」です。
 (私が読んだ本はこれではなかった気がします。ただ漫画版がこれしかなかったので…)






 この本は、私に宇宙への興味とともに、発見する楽しさを教えてくれました。
 よく、お風呂場でいろいろと実験をしたものです。

 そして、この本を読んだ数年後、あの世紀の天文ショーがはじまるのです。
 そう、76年ぶりに地球に再接近する「ハレー彗星」です。

 その頃小学生だった私は、親にねだって結構大きめの望遠鏡を買ってもらいました。
 それから、彗星の尾が肉眼でも確認できるようになった3月のある夜。
 和歌山県最南端の潮岬まで、ハレー彗星を観測に行ったのです。

 その時の光景は今でも目に焼き付いています。
 近くに星々の瞬きを邪魔する光源のない夜空は、まさに宝石箱を散りばめたような
 幻想的な星空でした。



  



 宇宙兄弟の二人の主人公ムッタとヒビトも、少年の頃UFOに遭遇したことにより、
 宇宙への興味を覚え、共に宇宙飛行士になる約束をします。

 その後、ヒビトは一直線に、ムッタは紆余曲折がありながらも、お互いの約束を果たすため
 前へ前と進んでいくのです。

 私の宇宙への夢は、「歴史」という手の届く興味に取って代わられてしまいましたが、
 宇宙兄弟は、そんな子供の頃の夢の続きを見せてくれる、
 そしてそれは決して手の届かないではないということを、教えてくれる漫画なのです。



  映画「宇宙兄弟」について一言


 最後にちょっとだけ、映画について書いておきます。
 ネットでは色々言われているムッタ役の小栗旬さんですが、私もちょっとイメージが違うかな
 という気持ちです。

 ムッタとヒビトは、3枚目と2枚目の対比でもあったと思うんです。
 そして、もっと粗野で骨太の感じがする、けど内面の線は細い的な、
 カッコ悪いんだけどカッコいいみたいな感じ。
 言葉で表現すると難しいですね。

 じゃあ、誰がいいのって言われると、ピンと来ないのですが…。
 小栗旬さんが、どういったムッタ像を演じるのか、非常に楽しみではあります。

 あと、せりかさんいいよ、せりかさん。



  






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