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2024年04月09日
【サイズ・決め方】トレブルフックの選び方!
ルアーフィッシングでは欠かせないトレブルフック(トリプルフック)。
コストパフォーマンスに優れたものから、貫通精度にこだわったものなど、色々な種類のトレブルフックがあります。
今回は、そんなトレブルフックの選び方を紹介します。
トレブルフックとは?
出典・photoAC
トレブルフックは3本の釣り針を溶接してまとめたフックのこと。
トレブルフック、またはトリプルフックと呼ばれます。
トレブルフックには、軸の長さや針の幅、コーティング材の有無など様々な違いがあります。
トレブルフックの基本的な選び方
沢山の種類があるトレブルフック。
今回は、サイズ・軸の太さ・コーティングなど様々な違いがあるトレブルフックの選び方を紹介します。
サイズ(重量)
ルアーに元々付属されている純正フックは、そのルアーが一番綺麗に動くように設定されています。
近年のルアーは繊細なものも多く、フックの微妙な重さの変化によって、ルアーの動きが変わってしまうことも。
なので、フックの交換をする際は純正フックと同じサイズのトレブルフックを付けるのがオススメです。
アレンジもOK!
“純正フックでは針が細く(弱く)て伸ばされる”といったこともあります。
そういった場合は、臨機応変に対応しましょう。
また、あえてフックサイズを大きくして掛かりを重視したり、フックの重さを変えてルアーの動きを変化させるといったアレンジもありです。
純正フックでは獲るのが難しい魚も、アレンジ一つでキャッチできることもあります。
ただ、フックサイズが変わるとルアー本来の動きが損なわれることを頭に入れて、アレンジを楽しみましょうね。
フックサイズの見方
フックは#〇〇と表記されることが多いです。
多くのメーカーの最小サイズは14番。
そこから「12/10/8/6/4/2/1」と数字が小さくなるほど、フックサイズが大きくなります。
そして1番より大きくなると、「#1/0(イチゼロ)」と表記が変わり、数字が大きくなるほどフックも大きくなります。
軸の太さ
トレブルフックはサイズの他に、“軸の太さ”という違いもあります。
狙う魚によっては軸の太さを変えることで、フッキングのしやすさだったり、ファイトのしやすさが違ってきます。
●細軸
軸の細いトレブルフックは、小さいバイトもフッキングに持ち込みやすいです。
なので、小型プラグを使うアジングやメバリングなどにオススメです。
ただ、太軸よりも強度が弱く、折れや伸びなどに注意が必要。
●太軸
太軸のトレブルフックは、強度があって折れにくいです。
シーバスや青物などを狙うときに使われます。
太軸フックは自重が重くなるので、トップウォーター系のルアーに付ける際は重さにも注意が必要です。
コーティングの有無
トレブルフックの中には、フック表面に加工を施したものもあります。
防錆や刺さりをよくしたりなど、コーティングによるメリットも多いです。
ただ、加工されていることでお値段は高くなりがち。
トレブルフックにもこだわろう!
フックは魚に最も近い釣具です。
自分自身の釣りのスタイルに合った、ルアー・ターゲットに合ったトレブルフックを選択することで、より魚をキャッチできるかもしれません。
フックにもこだわりを持って、もっとルアーフィッシングを楽しみましょう!
最後までご覧いただきありがとうございます。
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釣具は魚に近いものからアップグレード!
ハイエンドクラスのロッドにリール。
高級タックルだから魚が釣れるかと言ったら、そんなことはありません。
魚を釣りたいなら、高級タックルを揃えるよりも、まずは魚に近い釣具からアップグレードすることが大切です!
高級タックルの良い所
出典・illustAC
魚釣りには色々なジャンルがあり、釣具も各ジャンルごとに安いものから高級なものまで販売されています。
もちろん高級な商品の方が巻き感がスムーズだったり、ドラグが高性能だったり、軽さだったり、言い出したらきりがありません。
それくらい使い心地が違います。
それ以外にも、頑張った自分へのご褒美として買った高級なロッド・リールは“所有感”を満たしてくれたりもします。
釣果云々よりも良い道具で釣りを楽しみたいというのもわかりますよね。
また、高級なタックルは高額で買い取りに出せるのも良い点。
でも、ロッド・リール合わせて10万円以上なんて......そんな簡単に手を出せるものでもありませんよね。
「魚を釣る」が目的なら高級タックルはいらない
出典・photoAC
確かにハイエンドクラスの高級タックルを使ってみたいという気持ちもありますが、“魚を釣る”ことが目的ならハイエンドクラスのタックルはいりません。
高級ロッド・高級リールを使わなくても、魚は釣れます。
重要なのは「どんな場所でどう釣るか」
出典・photoAC
魚釣りで重要なのは、魚の習性や生態、釣り場の状況に詳しいこと。
道具よりも、「場所と釣り方」のほうが大事と言うことです。
安価なタックルを使っていても、場所や釣り方を上手く見つけられれば、たくさん魚を釣ることができます。
たくさん魚を釣っている方がいたら、どんな状況でどうやって釣りをしているのかよく観察してみましょう。
釣れている人の真似をするのが、魚を釣るための近道になります。
釣具は魚に近いものからアップグレード
タックルにこだわるなら、まずは魚に近いものからアップグレードしていきましょう。
釣り場と釣り方が重要なのはわかっていても、準備の段階でできることはやっておきたい。
だったらまずは、魚に近い順番を意識して、釣具のアップグレードをしましょう。
ルアー・仕掛け・エサからアップグレード
出典・photoAC
どんなに良い場所、どんなに良いタックルを使っても、ルアーや仕掛けが違えば全くと言っていいほど釣れません。
魚が最初にコンタクトしてくるのは、ルアー・仕掛け・エサ。
視覚や嗅覚、波動などをもとに、魚は喰い付くべきかどうかを判断します。
よく釣れるポイントでも、腕が良いアングラーでも、ルアーやエサが間違っていれば釣れるものも釣れません。
どんなルアーや仕掛け、エサで釣れているのか、事前に情報収集をして準備をしましょう。
釣り針・フックも大事
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コンタクトしてきた魚を釣り上げるためには、“フック・釣り針”も大事です。
ルアーの場合は購入した時点であらかじめフックが付いていたりもしますが、自分の信頼しているメーカーのフックに交換する。
釣行毎にフックを交換したり、フィールドにも交換用のフックを持って行ったりするのも大事。
エサ釣りだと、釣れている魚の大きさや状態などに対応出来るように、数種類のハリを準備しておきたいですね。
針先が鈍っているハリを使ってはバレるリスクも高くなるので、魚を釣り上げるためにフック・釣り針も重要なアップグレードポイントです。
余裕があればライン類も
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ルアーやフックにこだわるだけで結構な金額になってしまいます。
それでも余裕が有るのであれば、釣り人とルアーを結ぶ“ライン”を良いものに変えてみましょう。
メインラインをアップグレードはもちろんですが、より魚と近いハリスやリーダーは特にアップグレードしたいですね。
良いハリス、良いリーダーを使ってたから、根ズレや歯ズレにやられても紙一重でキャッチできた、なんてことも。
アップグレードは魚に近いものから!
あまりにも安いものには注意が必要ですが、魚を釣ることが目的なら、無理して高級タックルを揃える必要はありません。
そして、仕掛けやルアー、フックやラインの重要性を深く理解すること。
魚の習性を知ったり、よく通うフィールドなどについて詳しくなることの方が、釣果アップに繋がりまよ。
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2024年04月06日
魚も釣り人も動き出す?!『ノッコミ』って何だ?
冬から春に季節が移ると、魚も釣り人も動き出す『ノッコミ』シーズンが到来します。
魚種によっては、脂がのってとても美味しくなる時期です。
でも、初心者の方には“ノッコミって何だ?”って感じですよね。
今回は、『ノッコミ』シーズンとは何か解説します。
さらに、それに合わせて狙いたい魚、逆に釣りづらくなる魚も紹介します。
『ノッコミ』って?
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冬場深場で過ごしていた魚達が、繁殖前の荒食いや繁殖行動のために浅場に群れで移動してきます。
このことを釣り人は『ノッコミ』と呼びます。
ノッコミのシーズンは、“良型”で“数釣り”も出来ることから、釣り人達は春にのっこんで来る魚達を待ちわびいているというわけです。
脂がのって美味しくなる
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“魚を食べる”という目線で見ると、ノッコミシーズンの魚は産卵前なので沢山エサを食べます。
そのため、身が一回り大きくなります。
春に産卵期を迎える魚の多くは、寒い冬の間に脂を蓄えるので、その良質な脂がたっぷりのった春が一番美味しい時期といわれます。
産卵後に荒食いする魚も
釣ることを目的に考えるなら、産卵後も見逃せません。
繁殖行動で使った体力を回復するために、積極的にエサを食べる魚もいます。
シーバスのバチ抜けなども、シーバスが産卵で使い果たした体力を回復するために、遊泳力が弱くて食べやすいバチを荒食いするのでバチパターンが成立します。
繁殖期は魚にとって大切な季節
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繁殖期は魚達にとって、子孫を残すためにとても大切です。
なので、魚の立場に立つと、大事な時期に釣り上げられてはたまったものじゃありません。
多くの魚は、繁殖期にダメージを受けても補える繁殖力を持っています。
しかし、種によっては繁殖期に乱獲が起きてしまうと、資源量が減少してしまうことも。
なので、卵を持っている魚は“キャッチ&リリース”を基本に、“食べる分だけキープ”するようにしましょう。
春に『ノッコミ』状態になる魚達
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それでは、春に繁殖期を迎え浅場に群れで移動する『ノッコミ』状態になる魚達を紹介していきます。
●クロダイ(チヌ)
繁殖期は4〜5月で、早い地域では3月中旬頃から、深場から堤防や水深の浅い磯場にのっこんできます。
港湾部や都市型河川の河口部に生息するクロダイは、独特な臭みが強く食べるには勇気がいりますが、冬に沖合の深場で過ごしていたクロダイは美味しいですよ。
●マダイ
繁殖期は4〜6月頃で、白子を持ったのっこみマダイが楽しみな季節。
のっこみマダイは沖釣りだけの話ではなく、春はサーフや磯からでも浅場にのっこんできたマダイを狙うことが出来ます。
ベイトフィッシュが入っていれば、ミノーなどのルアーで狙うことも可能です。
●ヒラメ
ヒラメの繁殖行動は水温に依存することが多いため、地域によって大きな差があります。
15〜18℃で繁殖行動を行うとされていて、九州では1〜4月、本州では3〜6月、北海道では6〜8月とされています。
●メバル
メバルの繁殖期は12〜2月で冬に産卵する代表的な魚です。
メバルは産卵期には食いが落ちますが、産卵後の3月頃には体力回復のために荒食いをします。
根魚と呼ばれる魚達は資源回復力が弱いとされているので、冬にお腹が大きく卵が疑われる場合はリリースしてあげましょう。
●アオリイカ
アオリイカの産卵期は4〜8月と言われ、繁殖を終えると一生を終える生き物です。
なので、一年で一番大きなアオリイカを狙えるのが繁殖前の時期。
浅場の藻場などで繁殖するため、堤防や磯からビッグサイズを狙うことができます。
春が繁殖期だけど釣れにくい魚
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お次は、春が繁殖期だけど逆に釣れにくい魚を紹介します。
●メジナ(グレ)
メジナの繁殖期は地域によって異なり、九州では1月頃から始まり、本州北部では5〜6月になる場所もあります。
メジナは繁殖直後には極端な食い渋りを起こすため、春のグレ釣りでは釣果にムラが出ます。
●マハゼ
秋の人気ターゲットのマハゼは、2〜5月頃が繁殖期。
ハゼは年魚のため、繁殖を終えると一生を終える魚です。
なので、春はちょうどハゼがいない季節になるため、釣れにくくなります。
ノッコミシーズンは爆釣のチャンス!
春になり水温が上がりはじめると、魚達は一気に活動を開始します。
いろんな魚種を狙えて、サイズも数も期待できる年に1度の爆釣チャンスをものにしちゃいましょう!
最期までご覧いただきありがとうございました。
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