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2021年11月30日
北海道冬の人気ルアーターゲット!寒い冬をアツくする『海アメマス』
エゾイワナの降海型である『アメマス』。
海で釣れるアメマスは『海アメ』と呼ばれ、北海道の寒い冬をアツくするルアーフィッシングの人気ターゲットです。
今回は、アメマスの生態やルアーでの狙い方について紹介します。
『海アメマス』とは?
出典・photoAC
アメマスは、サケ科サケ亜種イワナ属に分類される魚です。
北海道では降海型のエゾイワナのことを『海アメマス(海アメ)』と呼びます。
銀白色や黄金色の体色に白く丸い斑点があるのが特徴で、60cmを超える個体も珍しくなく、最大で80cm程まで成長する魚です。
強烈な引きでアングラーを楽しませてくれる、北海道の冬のアツくしてくれる人気のターゲットです。
生態
出典・photoAC
日本海側では山形以北、太平洋側では千葉県以北での分布が確認されています。
水温20度以下の冷水を好み、河川で孵化後2〜3年過ごしたあと、降海して大きく成長します。
一部の地域では、降海せずに川や湖で成長する個体もいるそうです。
冷水を好む魚なので、釣りのメインフィールドになるのは北海道の海や川。
名前の由来
『アメマス』の名前の由来は、雨が降っている時によく釣れたり、川を遡上したりすることが多いことから来ているみたいです。
漢字で書くと「雨鱒」なので、正にって漢字ですね。
また、雨が降ると数が増えることから、「雨に増す」を名前の由来とする説もあるようです。
北海道では冬の風物詩
海で釣れるアメマスを『海アメ(海アメマス)』と呼び、北海道では冬のルアーフィッシングの人気ターゲットです。
聖地“島牧”で開催される、アメマスダービーin島牧大会では、道内外問わず多くのアングラーが足を運びます。
※残念ながら2021年に続き2022年のアメマスダービーin島牧大会も、新型コロナウイルス感染症の感染リスクを考慮して、中止が決定しています。
『海アメマス』を釣る
海アメマス釣りは、サーフや磯からルアーで狙うのが人気です。
他にも、投げ釣りやウキ釣りなど、エサで狙うこともできます。
今回は、人気のルアーでの狙い方を紹介します。
タックル
サーフや磯から狙うことが多いので、ロッドは10フィート前後のロングロッドでMHクラスが定番。
リールは3000〜4000番のスピニングリールを使用します。
基本的に遠投性能に優れたタックル選びをしましょう。
遠投が基本になるので、ラインはPEラインの1号前後を150〜200メートル程巻いておきましょう。
リーダーはナイロン・フロロの16〜20ポンドを使います。
ライトショアジギングのタックルやサーフゲームのタックルを流用しても大丈夫です。
『シマノ ディアルーナ S100MH』
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『シマノ 20 ストラディック SW 4000HG』
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定番ルアー
ルアーは、メタルジグやスプーン、ジグミノーなどが定番。
飛距離を出せるルアーを選ぶのがポイントです。
大きさの飛距離を出しやすい120〜140ミリクラスの大型ミノーも人気です。
『ジャクソン アスリート スリム 14SS 140mm』
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『オーナー針 撃投ジグエアロ 40g』
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『アイビーライン ギーガ 33g』
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狙い方
海アメマスは回遊性の高い魚なのでポイント選びが大切。
回遊に当たらなければ、一日中無反応なことも珍しくありません。
なので、こまめに移動をしたり、回遊を信じて投げ続けることになります。
狙い方としては、メタルジグならタダ巻きを基本にストップ&ゴー。
ミノーは、タダ巻きやジャークで狙います。
ミノーを使う場合は、ベイトのサイズ・シルエットを合わせることも重要です。
遠投するのが基本ですが、手前にあるブレイクだったり、波打ち際でも喰ってくるので最後まで巻ききることが大事です。
海アメの魅力に取り憑かれること間違いなし
強い引きでアングラーを虜にする『海アメマス』。
かくいう僕も海アメに魅了された1人です。
広大なサーフでアタリを待つドキドキ感はたまりません。
是非、チャレンジしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
2021年11月27日
怪我・ヌメリを防ぐ!フィッシュホルダーで釣りが快適に!
フィッシュホルダー(魚つかみ)は、魚を挟んで持ち上げるためのアイテムです。
フィッシュホルダーを使えば、歯の鋭い魚や鋭いトゲ・ヒレなどによる怪我を防ぐことができます。
また、魚のヌメリやニオイが手に付くことも防ぐことができるアイテムです。
今回は、フィッシュホルダーのメリットやオススメアイテムを紹介します。
フィッシュホルダー(魚つかみ)
出典・photoAC
フィッシュホルダー・魚つかみは、その名前の通り釣った魚を掴むことができるアイテム。
アジやメバル、カマスといったライトゲームのターゲットはもちろん、シーバスなどの大型魚にも使用されます。
フィッシュホルダーのメリット
出典・photoAC
フィッシュホルダーを使うことのメリットを紹介します。
フィッシュホルダーには色々なメリットがあります。
●怪我防止
魚は種類によって歯が鋭かったり、ヒレやエラにトゲや毒を持っているものもいます。
それらの魚を素手で触るのは怪我をするリスクがあり大変危険。
フィッシュホルダーは手で直接魚体に触れず、魚を掴むことができるので、怪我のリスクを減らすことができます。
●手の汚れを防ぐ
魚体にヌメリを持っている魚も多く、素手で触ると手が汚れてしまいます。
汚れた手で他のものを触ると、当然、汚れやニオイが他の道具にも付いてしまいます。
手を汚さずに魚を掴むことができるのもメリットの一つです。
●針が外しやすい
フィッシュホルダーで魚をつかみ固定することで、ハリをスムーズに外すことができます。
素手で魚を持つよりも、ハリを外す一連の動作が安全でスムーズに行えます。
スムーズに針を外せることで、手返しも良くなり、実長時間も長く取れるように。
フィッシュホルダーの種類
フィッシュホルダーの名称はまちまち。
フィッシュグリップ・フィッシュトングなどとも呼ばれます。
【魚体をつかむ(挟む)タイプ】
出典・photoAC
トング・ハサミのような形状で、魚の体を挟み込むように使うタイプ。
フィッシュホルダー・魚つかみ・フィッシュトングなどと呼ばれ、ライトゲームやタチウオ釣りで使われることが多い。
小型の魚に使われることがほとんどで、手を汚さずに手返し良く釣りを楽しめる。
【魚の口をつかむタイプ】
出典・photoAC
魚の口を掴むタイプは主に大型魚を対象とし、フィッシュグリップとも呼ばれます。
口元が鋭利な魚などに使用されることが多く、魚の口をグリップ(爪)で挟み込むように使います。
おすすめアイテム
今回は、魚体を挟み込むフィッシュホルダー・魚つかみのおすすめアイテムを紹介します。
第一精工『ワニグリップMC+ホルスター』
専用ホルスター付きのワニグリップMC。
ワニの口のような形状が特徴のフィッシュトングで、ホルスターから取り出してそのまま魚を掴むことができます。
クーラー等にホルスターを引っ掛けるアタッチメントも付属するのも魅力です。
『ワニグリップMC+ホルスター フォリッジグリーン』
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ジャッカル『グッドキャッチ』
スタイリッシュでコンパクトなジャッカルのグッドキャッチ。
ハサミタイプのフィッシュホルダーで、収納時はスティックタイプとなり、ワンタッチで開閉ができます。
20cm程度の小物に適しています。
『グッドキャッチ』
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ジャッカル『グッドキャッチミトン』
シリコン素材でできたミトン型の魚つかみ。
内側に凹凸があるので、しっかり掴むことができます。
サビキ釣りなどで釣れる小魚をつかむのに適しています。
『グッドキャッチミトン』
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第一精工『イルカやん!グリップ』
イルカのデザインをした可愛い魚つかみ。
尾ビレにカラビナなどを取り付けて携帯することも可能です。
サビキ釣りやファミリーフィッシングにおすすめで、SNS映えすること間違いなし。
『イルカやん!グリップ』
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フィッシュホルダーで快適な釣りを!
フィッシュホルダー・魚つかみは、一見すると釣果にはあまり関係ないように見えますが、歯やヒレなどによる怪我を回避することができます。
また、手にヌメリやニオイが付くことも防ぎ、手を汚さずに快適に釣りをすることが出来ます。
さらには手返し良く釣りができるというメリットもあります。
釣りに行く際は、是非、フィッシュホルダー・魚つかみを携帯しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
2021年11月26日
【真冬は釣れない】冬に魚が釣れなくなる理由!冬でもつれる魚は?
冬は魚が“釣れない・釣れにくい”といわれる季節。
今回は、冬になると魚が釣れなくなる理由を解説します。
また、寒さ厳しい冬でも釣りやすい魚や、釣るためのポイントなんかも紹介します。
どうして冬になると釣れなくなるの?
出典・photoAC
魚が“釣れない・釣れにくい”といわれる冬。
陸っぱりでの釣りを楽しむ釣り人にとっては、非常に厳しく寂しい季節と言えるかもしれません。
そこで今回は、冬に釣れない理由や冬でもつれる魚、釣るためのポイントなどを紹介します。
冬に釣れない理由
冬になると釣れなくなるのは、魚種にもよりますが次のような理由が考えられます。
●浅場に魚がいない
冬は夏場と比べると非常に水が澄んでいます。
「濁り」の原因の一因となる、水中に住んでいるさまざまなプランクトンが、冬になると減少するからです。
プランクトンは小魚のエサとなり、プランクトンのいないところには小魚も寄り寄り付かず、小魚をエサとする大型魚も寄りつきません。
浅場は外気温の影響(水温の低下)を受けやすいので、プランクトンが真っ先にいなくなる場所。
プランクトンの減少と共に魚も浅場(ルアー・仕掛けの届く範囲)から姿を消します。
したがって、岸釣り(浅場)からでは、「冬=釣れない」となるわけです。
●魚は温度変化に弱い
変温動物である魚は、温度変化にとても敏感。
たった1℃の水温差が活性を大きく左右します。
そのため冬になると、多くの魚が自分たちの適水温に近く、水温が安定している深場へと移動していきます。
なので、深場へアプローチする手段が必要となるわけです。
●魚が不要に食べない・動かない
冬は活性も低く、ハイシーズンのように獲物を追いかけ回す個体が減ります。
ただでさえエサが少ない時期に、必要以上に体力消耗することは、過酷な冬では非常に危険なこと。
基本的に多くの魚が「ここぞの場面」だけで口を使い、ルアーやエサを食べる確率が減ってしまいます。
冬でも釣るためのポイント
出典・photoAC
いくら冬は釣れないといっても、魚を釣るのが不可能なわけではありません。
例えば、低水温に強い魚を狙ってみたり、水温が高いエリアを狙ってみたり、釣れる可能性を上げることは出来ます。
●風裏
冬の釣りでは風も天敵になります。
風も水温低下をまねく要因になります。
風裏だから水温が高いとは限りませんが、少なくとも風が当たっているところよりは条件が良いです。
何より、釣り人が寒くて冷たい風に悩まされないので、比較的釣りがしやすいです。
●水温の高い場所
海や河川になどに排出される温排水は、魚の越冬場になることがあります。
そういった局地的に温かい場所は、どこにでもあるわけではありません。
しかし、水温が上がりやすい日当たりの良い場所や風の影響を受けにくいテトラの中、水温が安定している深場が近いエリアなど、水温が温かいと言われるポイントに狙いを絞ってみましょう。
●水温の高い時間帯
朝マズメは良く釣れる時間帯ですが、止水域や水の量が少ない野池などは、日中の日光を浴びて水温が上がった夕マズメや、日中の方が釣れることがあります。
寒さの厳しい日や短時間釣行の時などは、その日の中で「最も水温が上がるであろう時間帯」を狙って釣りに行くと良いかもしれません。
また、比較的暖かい日を狙って釣りにいくことも多いと思います。
しかし、水は「温まりにくく、冷めにくい」という特性があるので、外気温の影響が水温に表れるまで時間が掛かります。
なので、気温が上がった次の日に水温が上がる(上がってる)ことがよくあります。
釣行の際は、前日の気温などにも注目してみると良いかもしれません。
冬でも釣りやすい魚
ヒラメ、カレイ、カサゴ、メバル、クロソイ、グレ、アイナメ、ヒイカ、ヤリイカ、ワカサギ、トラウトなどは、耐寒性の強い魚と言われ、冬でも比較的釣りやすい魚です。
※トラウトは禁漁になっているところが多いのでエリアトラウトになります。
地域によってはデカアジが狙えたり、船からのカワハギなども。
出典・photoAC
氷上のワカサギ釣りなどは冬の釣りの風物詩ですよね。
冬でも釣りを楽しむ!
魚が釣れない・釣れにくい冬。
釣れない中にも楽しみはあり、そんな中で釣れそうなポイント・時間帯などに狙いを定めて釣れたときの喜びはひとしおです。
釣りをする以外にも、ハイシーズンに向けて仕掛け・ルアーを作ったり、釣りに関係する楽しみは沢山あります。
冬だからこそ楽しめる釣り魅力がきっとあるはず。
最後までご覧いただきありがとうございます。