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posted by fanblog

2019年02月08日

投信の基準価格とは?

投資信託とかで基準価格というものをよく聞くと思います。
しかし、この言葉ってどういう意味ですかと聞かれたときに明確に答えることのできる人は少ないのではないでしょうか?

確かに「基準価格」が上昇すると、投信の値段は上昇するので、値上がり分だけ得することになりますし、その逆で、「基準価格」が下がると、投信の値段が下がるので、値下がり分だけ損することになります。

だとしたら、基準価格の上下というのはその投信の価値の上下と同じであると考えてよいのでしょうか?

その答えを提示するために、まず「基準価格」という言葉の定義をしっかり見ていきましょう。

SMBC日興証券のHPによると、基準価格とは
「投資信託の値段のことで、多くは1口または1万口当たりの値段のことです。その投資信託が保有する株式や債券などの時価評価の総額に利息や配当金などの収入を加え、そこから運用コストを差し引いた金額を総口数で割って算出しています。」
とあります。そして、こうも付け加えてあります。
「多くの投資信託では、基準価額は当初1万口1万円で設定され、その後の運用結果により変動します」と。

このことから、確かに株式や債券の値動きによって。投信の基準価格は上下しますが、変動する要因はそれだけではないということをわかります。それは、株式や債券の配当金や利息がその投資信託の収入金として組み込まれて、投信の基準価格の上昇要因にもなっているということです。

そして、投資信託を購入するときには運用手法を二つ選ぶことができます。
それが「一般コース」と「累投コース」です。
この二つにどのような違いがあるのかというと、分配金をどのように扱うのかというところになります。

累投コースでは、
分配金を直接現預金で受け取ることなく再投資をする仕組みです。
それに対して、一般コースはこの分配金を再投資することなく現預金で受け取る仕組みのことです。

さて、なぜここで分配金の受取方に関してみているのか書いていきます。
さきほど、投信の基準価格は株式や債券の配当金や利息を含んで上昇すると書きました。
そして、分配金は配当金や利息として入ってきたものから抜けていきます。
ということは、利息として入ってきた分、分配金として抜けていきます。
要するに、分配金は基準価格の下落要因になります。
なので、基準価格が低いから買い時だとか、基準価格が低いからこのファンドは悪いとか判断することは一概にはできません。

そして、同じように現在の投信基準価格が最近下がり気味だからと言って、この答申は買い時であるとか悪いとかの判断もすることもできません。というのは、投信を設定するときが割高時であるのであれば、少し下がったくらいではまだ割高で購入する羽目になりますし、逆に割安時に設定した投信であるのであれば、その基準価格と比べて上昇したときに換金したとしても、まだ上昇する可能性もあり、結局は割安時に換金してしまう可能性もあるからです。このように、設定時の1万円と比べてどうかで判断することもあまり賢い判断であるとは考えることはできません。


では、どのように判断して購入するあるいは換金したらよいのでしょうか?
 まず購入するときのポイントです。購入するときには、積立てという手段を取りましょう。その理由を述べるにあたって、まず株式などの価格はいつどのように上下するかなんて誰にも予想できません。割高なポイントで購入させられるかもしれませんし、運よく割安なポイントで購入することができるかもしれません。さらに、一時点で多くの金額を投資に回してしまうのは、どうしても割高なポイントをつかまされてしまうリスクを拭い去ることができません。たくさんの金額を投資に回して、結局下がってしまったなんてことが起きてしまったら、公開しか抱くことができません。そのような人々が「だから投資は危ないんだ」と思うのではないでしょうか? こういった割高で購入してしまうリスクを抑える小さくする手段がまさに積立てです。
 次に、換金するときのポイントです。まず理解していただきたいことがあります。株式などのような特にリスクの高い商品に投資をしている場合ですと、20%近くの評価損を被ることはざらにあるということです。しかし、ここで「これ以上下がるのは嫌だから損切りしよう」とはあまり考えないことが重要です。というのも、下がるリスクがあるということはまた上がるリスクもあるということです。そして、積立てで投資をしている場合には、割安で購入することができているということの裏返しでもあります。まだ様子を見る時期で、換金したりする決断をするには時期尚早すぎはしませんか? 確かに、損が出ているのに、それを我慢して今後上がることに期待するのははっきり言って非常に苦痛です。しかし、リスクある株はいつか元の水準に戻ります。どうせ貯金としてすぐには使う予定のないお金を貯金としているのですから、気長に待ちましょう。さて、いつ換金するかのポイントでしたね。それは二つのパターンがあります。一つ目は、利益水準を決めておいてそれを超えたら即換金するという仕組みです。そうすれば、せっかく上がったのに、長く保有し続けたのに、そのあと損をしてしまった、あの時換金していればと後悔する可能性が低くなります。目安は5%から10%ではないでしょうか? しかし、これにはデメリットもあります。それは、果たして欲を出さずにそこで換金できるのかということです。やはり人間は値上がりし続けていると、もうちょっともうちょっと上昇してからと考えがちです。で、結局そのあと下がってしまって「あの時換金していれば」となってしまうので、この換金のタイミングは、自分の主観など有無を言わせず決めた通りにできるという方以外にはお勧めできません。もう一つの方法はお金がどうしても必要になってしまったときに、仕方なく換金するというような方法です。私はこの方法をとっています。この方法をとると、確かに値下がりしていることは残念ですが、でもお金が必要なのでしょうがないと諦めがつきます。そして、そうした後悔が尾を引きにくいのもこの方法ではないでしょうか? 要するに必要になるまではほったらかしということです。この方法には運用自体にもメリットがあります。投信は基本的に10年近くの長期で運用することを目安としていますので、ほったらかしていたらいつの間にか大きく上昇していたと考えられるからです。あまり上昇していなくても、毎月しっかり貯めていたおかげこんなにたまっていたのかと得した気分になれるからです。


以上のように、投信の基準価格ははっきり言って無視しても構わない指標であるといえます。大事なのは、見かけの数字に惑わされないで、しっかりと毎月一定額積立てを継続的に行い、長期間保有し続けることで、どうしてもお金が必要になったとき以外は換金の手続きはしないようにするということです。今回の記事で特に言いたいことはこれです。

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