2023年04月24日
忍者と極道に出てくるMP(マサクルゥポイント)と言う概念の話
忍者と極道と言う漫画にMPと言う概念がでてくる。
子供の殺し屋集団グラスチルドレンが使っている数値で、簡単に言うと難しいターゲットほど数値が高い。総理大臣や大統領なんかは何十万P、みたいな感じだ。
選挙活動中の政治家を狙うテロのニュースに際して、連想したのはこの概念だ。
テロリストの持つ不満とターゲットの政治家に、直接の関係はない。
ただ耳目を集めるという一点においてターゲットが決められている。
この耳目を集める指標がMPっぽいと思ったのだろう。
漫画を題材にした与太話だけををしたいわけではない。
このことはテロリストの標的を考える上で重要な示唆を与えてくれる。
社会に不満のある者、というフィルターでテロリストを見てしまうと、そのターゲットには恨みのあるものが選ばれると錯覚してしまう。
犯人は恨みの根源を排除して恨みを晴らすはずだ、と。
しかしテロリストの真の目的は主張することだ。
ターゲットの選定は手段に過ぎない。
より簡単でセンセーショナルなターゲットが狙われることになる。
人の親として願うのは、政治家たちの警備ももちろんだが、こどもらがターゲットにならないようしっかり警備することだ。
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>することだ。
全く同感です。