2023年02月28日
経済の素人が資本主義について考えてみた話
資本主義がもたらしたこのバカバカしい世界にあなたはもっと怒っていい
米国の「民主的社会主義者」バーニー・サンダースの問いかけ
リンク先の記事をきっかけに資本主義とその申し子たる会社の問題点は何なのか考えてみた。
1.市場における最大化を目指す方法論が極まった結果、独占寡占が進んだ。
2.成功の恩恵をうけるのは国や会社といった法人であり、国民、社員には行きわたらない
1.については資本主義の根本的な課題に直面している。
資本主義の主旨としては生物が自然の中の生存競争で多様性を保つようなモデルであろうと思う。
つまり市場で最大化を目指す、または生存を目指す結果、多様な生存モデルで永続的に市場が活性化する、というのが理想だ。
しかし、現実の資本主義経済は巨大資本による独占、寡占が進んでいる。
生物でいうと多様性が失われている状態だ。早晩この生態系は滅ぶと言っていい。
企業の生存戦略がウイルス化しているように思う。自分自身を最大限増殖させ、宿主ごと破滅する。
実際には企業は自信の利益を最大化しながら市場独占の恩恵を受け続ける。
企業に頼らざるを得ない立場からすれば、経済的な損失を受け続けるわけでいい迷惑だ。
かつての企業にはここまでの力はなかったが、資本の集中が進んだ結果、市場の独占、寡占を一気に進められるようになった。
企業は目指すべき状態を目指しただけだ、しかし市場や世間にとっては最悪の結果を招いている。
この状態をどのように回避すべく企業の手綱を握るか? これが問われている。
2.については資本主義はあまり関係なく、会社、法人の問題だ。
いわゆる会社はだれものか? 問題で株主などステークホルダーものというのが通説だが、
現在の会社のありようは資本側優先すぎないだろうか?
会社や法整備の側からするとそこを優先しないと資本が集まらないということなのだろうが、
それが原因で資本主義が機能停止に向かっているのなら世界的になんとかせねばなるまい。
1.についても2.についても、資本主義に代わる経済モデル云々という絵空事が解決策とは思っていない。
SDGsと言い始めているのは良い兆候のように思っているが、本格的に企業のありようが変わるには時間がかかるだろう。
個人的には、全世界的に企業、資本への課税を増やすべきと考えている。
また、会社の新陳代謝を活性化しなくてはいけない。適応できない会社はもっと気軽につぶれるべきだ。
労働者はより良い環境で働くことができる。会社破綻のリスクを背負うのは資本の役割であると考える。
1人1人の生活についても、労働にしろ消費にしろ、企業に依存するリスクを考慮したい。
あれらの在り方は持続可能なものではない。自分たちの人生を任せるにはあまりにも頼りない。
田んぼの一つでも持っていればいくらか頼りになる、とすら思うのである。
米国の「民主的社会主義者」バーニー・サンダースの問いかけ
資本主義の問題って何なんだ?
リンク先の記事をきっかけに資本主義とその申し子たる会社の問題点は何なのか考えてみた。
1.市場における最大化を目指す方法論が極まった結果、独占寡占が進んだ。
2.成功の恩恵をうけるのは国や会社といった法人であり、国民、社員には行きわたらない
1.については資本主義の根本的な課題に直面している。
資本主義の主旨としては生物が自然の中の生存競争で多様性を保つようなモデルであろうと思う。
つまり市場で最大化を目指す、または生存を目指す結果、多様な生存モデルで永続的に市場が活性化する、というのが理想だ。
しかし、現実の資本主義経済は巨大資本による独占、寡占が進んでいる。
生物でいうと多様性が失われている状態だ。早晩この生態系は滅ぶと言っていい。
企業の生存戦略がウイルス化しているように思う。自分自身を最大限増殖させ、宿主ごと破滅する。
実際には企業は自信の利益を最大化しながら市場独占の恩恵を受け続ける。
企業に頼らざるを得ない立場からすれば、経済的な損失を受け続けるわけでいい迷惑だ。
かつての企業にはここまでの力はなかったが、資本の集中が進んだ結果、市場の独占、寡占を一気に進められるようになった。
企業は目指すべき状態を目指しただけだ、しかし市場や世間にとっては最悪の結果を招いている。
この状態をどのように回避すべく企業の手綱を握るか? これが問われている。
2.については資本主義はあまり関係なく、会社、法人の問題だ。
いわゆる会社はだれものか? 問題で株主などステークホルダーものというのが通説だが、
現在の会社のありようは資本側優先すぎないだろうか?
会社や法整備の側からするとそこを優先しないと資本が集まらないということなのだろうが、
それが原因で資本主義が機能停止に向かっているのなら世界的になんとかせねばなるまい。
1.についても2.についても、資本主義に代わる経済モデル云々という絵空事が解決策とは思っていない。
SDGsと言い始めているのは良い兆候のように思っているが、本格的に企業のありようが変わるには時間がかかるだろう。
個人的には、全世界的に企業、資本への課税を増やすべきと考えている。
また、会社の新陳代謝を活性化しなくてはいけない。適応できない会社はもっと気軽につぶれるべきだ。
労働者はより良い環境で働くことができる。会社破綻のリスクを背負うのは資本の役割であると考える。
1人1人の生活についても、労働にしろ消費にしろ、企業に依存するリスクを考慮したい。
あれらの在り方は持続可能なものではない。自分たちの人生を任せるにはあまりにも頼りない。
田んぼの一つでも持っていればいくらか頼りになる、とすら思うのである。
タグ:資本主義
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