2023年02月06日
ボロネーゼとミートソースの違いは?大きな違いは使われている材料!?
皆さんはボロネーゼとミートソースの違いを知っていますか?
どちらも、ひき肉がたっぷり入ったトマトパスタ
というイメージがありますよね。
ボロネーゼとミートソースはよく似ていますが
実はいくつかの違いがあります。
今回はボロネーゼとミートソースの違いについて説明していきます。
ボロネーゼとミートソースの違い
ボロネーゼとミートソースの大きな違いは、使われている材料です。
ソースとパスタ、背景に分けて分かりやすく解説していきます。
ソース
ボロネーゼは赤ワインや生クリームを使ってコクのある味わいに仕上げます。
ミートソースにはそれらの材料はあまり使われません。
トマトケチャップやウスターソース、砂糖などを加えてより甘みが強く、
とろみのあるソースに仕上げます。
使われているひき肉の種類もそれぞれ違います。
ポイント
ボロネーゼは粗ひき肉、ミートソースはきめの細かいひき肉が使われます。
ボロネーゼに入っているお肉の方が大きく肉々しいイメージがありますよね。
パスタ
ボロネーゼには、タリアテッレという幅広のロングパスタを使います。
タリアテッレとはイタリアのボローニャ地方の伝統的な手打ちパスタです。
麺が太くソースと絡みやすいため、
こってりとした濃厚ソースとよく合います。
ボロネーゼの他にもカルボナーラ、クリームソース、たらこクリームなどがおすすめです。
また、具材に季節の野菜や魚介類などを使うと、
もっちりとした食感と食材の風味がより楽しめます。
麺が太くソースと絡みやすいため、
こってりとした濃厚ソースとよく合います。
ボロネーゼの他にもカルボナーラ、クリームソース、たらこクリームなどがおすすめです。
また、具材に季節の野菜や魚介類などを使うと、
もっちりとした食感と食材の風味がより楽しめます。
一方、ミートソースはスパゲティなど細長いパスタで作るのが一般的です。
背景
実は、ボロネーゼとミートソースの違いは、
それぞれの背景が関係しています。
ボロネーゼはイタリアの都市ボローニャ発祥のパスタ料理です。
ミートソースはボロネーゼがアメリカ風にアレンジされたものです。
日本では1940年代にミートソーズがブームとなり、
今では家庭料理の定番パスタとして日本中で親しまれるようになりました。
ボロネーゼとは
ボロネーゼとはイタリアを代表するパスタのひとつです。
正式名称は「ラグー・アッラ・ボロニェーゼ」といいます。
イタリアのボローニャ地方で、
肉や野菜を赤ワインで煮込んだフランス料理ラグーを参考にして作られたため
この名前が付きました。
1982年にイタリア料理アカデミー・ボローニャ支部により、
正式レシピが発表されています。
アカデミー・ボローニャ支部の正式レシピ
- 牛ひき肉、パンチェッタ、玉ねぎとにんじん、セロリを香ばしく炒める
- トマトペーストや肉のブイヨン、赤ワイン、
お好みで牛乳もしくは生クリームを加えてじっくり煮込む - できあがったソースとタリアテッレと和える
主婦さん必見!ボロネーゼのアレンジ方法
ボロネーゼは様々なアレンジができる万能料理です。
夕ご飯に迷ったときなど、参考にしてみてください。
色々なパスタとも相性抜群
ボロネーゼと言えばタリアテッレという幅広のパスタが王道ですが、
スパゲティやリングイネ、ペンネなど様々なパスタでも楽しめます。
具沢山ボロネーゼ
大きめに切ったパプリカやナスを加えると、
カラフルな見た目で食卓がパッと華やぐボロネーゼが作れます。
お好みで粉チーズをかけてもいいですね。
ドリアやグラタンにアレンジ
パスタでおなじみのボロネーゼですが、実はごはんとも相性ぴったりです。
ごはんにかけてドリアにしたり、ホワイトソースと合わせてグラタンにしたりと
幅広いアレンジができます。
まとめ
- ボロネーゼとミートソースの大きな違いは、使われている材料
- それぞれ使われているひき肉の種類が違う
- ボロネーゼには、タリアテッレという幅広のロングパスタを使う
- ボロネーゼとはイタリアを代表するパスタ
- ボロネーゼは様々なアレンジができる万能料理
最後まで見てくださり、ありがとうございました。
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