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2016年07月19日
地震の連続発生 | 次の地震はどこで起きるか? 私の私見です。19日の地震について追記
1.はじめに
昨日、九州南部・北部、四国、中国、近畿、東海が梅雨明けしました。こちら東北はまだ先のようです。私、日曜日に、毎年の恒例行事となりそうな技術士の総合技術監理部門の試験を受けてきました。感触は五分五分です。択一が合格ラインを上回っていれば、筆記は通っているはずです。ようやく足かせの一つが取れました。これから、仕事旅が増えてくる時期です。仕事旅で何か「面白いもの」や「気になったもの」を発見しましたら、ブログに随時投稿しますので、よろしくです。
それはさておき、ブログをサボっていた時期に、様々な事件が起きていました。国外ではパリのニースでのトラックテロ、トルコのクーデター未遂が起きました。
国内に目を向けてみると、余り大したことは起きていません。ただし、私が注目していることは「東日本」、特に「関東」での地震の連続発生です。今回はこのことについて、私見を投稿したいと思います。
2.7月17日までの地震発生状況
下の重ね図は、防災科学技術研究所の昨時点の震源マップとGoogleMAPを重ね図です。震源マップだけではどのような場所で地震が起きているか判らないので、海底の地形も表示できるGoogleMAPを活用してみました。なお、この震源分布ですが、7月10日20時から7月17日20日までの7日間だけの分布です。
上記の図の中で黄色の丸で示したところは、私が注目している震源地です。この図から判ることを以下に示します。
- 茨城県沖〜宮城県沖の地震が多い
- 千葉県の房総半島から日本海溝に向かう奇妙な震源分布が存在する
- 千葉県、茨城県の内陸部では地形が隠れるほど、小・中地震が頻発している
- 北海道に目を向けると、奥尻島の西側の震源の深さが浅い地震が発生している
- 十和田湖より南側で震源の深さが浅い地震が頻発
- 八丈島の西側で群発地震が頻発(規模もそこそこ)
- 糸魚川静岡構造線沿いで震源の深さが浅い地震が頻発
- 和歌山県内の群発地震が県内全域に拡大(これまでは和歌山市周辺のみだった)
- 大阪北部、京都での小地震が頻発
- 宮崎県の東側(日向灘)での地震が多い
- 熊本・阿蘇地方の地震が相変わらず多い
- もっとも気になっていることは南海トラフでの地震がなくなった
上記のうち、赤のデカ文字で記載している事項は、私が最も留意していることです。
次の大地震がどこで発生するか判りませんが、来たるべきときに常に心の準備と道具の準備だけはしておいた方が良いと思います。
3.7月19日の地震発生状況
7月19日の午後から急に地震が増えてきました。夕方までに千葉県東方沖→青森県東方沖→茨城県沖の順で地震が続いています。私は、その中間にいますので、そこで大きな地震は勘弁願いたいです。
以下、NHKの地震情報の画面です。
以下は、私はほしいあるいは近々購入したいアイテムです。画面をクリックするとAmazonか楽天のサイトに移動します。
ボタンを押したときの「カチカチ」というクリック音が鳴らないマウスです。
空調服です。これから現場は暑いので、これを経費で買ってもらいます。
これも熱中症対策グッズです。できれば右の商品がほしいです。
溶けない氷です。氷というか、オサレな石ころです。
新しい携帯がほしいです。できれば「iPhone」がほしいです。ただしお値段が高すぎます・・・。
レジャーのアイテムです。左はエアーソファー、右は車用の冷蔵庫です。
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2016年07月09日
台風1号 最も遅い発生 | しかも スーパー台風 これまでの経路等を整理してみました
1.はじめに
現在、台風1号とその影響を受けて発達した低気圧のため、日本各地では大雨が降っています。ここ仙台でも雨の勢いが強くなってきました。関東では空梅雨のようですが、こちら東北はずーと雨です。そろそろ梅雨も終盤ですので、長雨が続いたときのトドメの大雨による土砂災害、河川の氾濫が懸念されます。
この台風ですが、まだ台風1号です。観測史上2番目に発生が遅いとのこと。しかも、強烈なスーパー台風です。
今回は、この台風のこれまでの経路について、まとめてみたいと思います。
2.台風1号の経路
台風等の画像は、日本の気象衛星「ひまわり」の衛星画像を利用しています。
2016年7月5日12時の状況
台風発生から1日が経過したときの画像です。中心気圧は970hPaです。
2016年7月6日12時の状況
7月6日12時現在の画像です。24時間で中心気圧は70hPaも低下しています。さらに、周りの雲も取り込んでさらに巨大化しようとしています。
2016年7月7日8時の状況
7月7日8時現在の画像です。台風本体の中心気圧は900hPaです。状況はここから変化していきました。まとまりかけた雲の塊が台風本体から切り離されて、九州に向かうようになりました。
2016年7月7日12時の状況
7月7日12時現在の画像です。台風本体の中心気圧は900hPaと変化なしです。九州に向かっていた雲たちは台風のような形になりました。
2016年7月8日8時の状況
7月8日の画像です。台風本体は台湾に上陸。中心気圧は945hPaまで低下しました。九州に向かっていた雲たちは梅雨前線を刺激しながら東に向かっています。現在、大雨をもたらしているのは、この雲たちです。
2016年7月8日12時の状況
以上、台風1号のこれまでの経路のまとめでした。大きな災害が発生しないことを祈るばかりです。
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2016年05月25日
初めて明らかになった | 南海トラフ想定震源域 ひずみの分布状態 Nankai megathrust earthquakes
1.はじめに
平成28年5月24日の海上保安庁の記者発表資料に気になるものが掲載されていました。
その内容ですが、南海トラフの海底に設置した15箇所の観測地点で平成18年度から27年度にかけて取得した海底の地殻変動の実測データを用いて分析したものです。
2.研究成果の詳細な内容
論文の詳細は「英国の科学雑誌【Nature】」の電子版をご覧ください。
ここでは、概要のみ掲載します。
研究の内容は、前項のとおりでありますが、研究の成果として、その結果、南海トラフ 巨大地震の想定源域におけるプレートひずみ状態が初 めて明らかになりました。
重要な点は以下の2点です。
- 1940年代に発生したM8クラスの地震の震源域西側の沖合と、想定東海地震の震源域の南西側に、ひずみの強い領域が延びていること
- 以前から予測されていた、沈み込む海山やゆっくり地震の活動域とひずみの弱い領域が合致することが、初めて実際に確認されたこと
です。
文章では判りづらいので、論文における図を引用して、日本地図に表してみました。
引用:海上保安庁公開資料をもとに作成
青い丸で囲んだ場所が論文で注目している内容です。要するに南海トラフ地震で想定される震源域(ピンクで囲んだエリア)の中で、三重県沖や四国の沖合では予想していた以上のひずみが蓄積していることです。少し脱線しますが、熊本や日向灘でもひずみは相当蓄積していることが判ります。
参考までに、ここ1ヶ月間の震源地をプロットしたものを重ね合わせてみます。
引用:海上保安庁、防災科学技術研究所公開資料をもとに作成
偶然か否か判りませんが、ひずみが蓄積している場所ではここ1ヶ月で大きな地震が発生していません。熊本地震のような内陸型の活断層での地震が頻発しています。ただし、宮崎県北部と四国の間の日向灘ではプレート内の地震が発生し始めました。四国、紀伊半島、東海地震の想定震源域では地震の空白域となっていることが気になります。
東日本大震災のような巨大地震が発生しないことを祈るばかりです。
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2016年05月17日
熊本地震から1ヶ月 震源分布の変化 | 茨城県南部で震度5弱の地震
1.はじめに(茨城県で地震)
昨日、茨城県南部で震度5弱の地震が発生しました。この場所は普段から地震が多いところですが、震度5弱以上の地震が発生したのでは昨年の5月依頼とのことです。気象庁は、「今後、2、3日程度は最大で震度4程度の揺れを伴う余震が発生するおそれがあり、揺れが強かった地域では落石やがけ崩れなどが起こりやすくなっている可能性があるため、注意してほしい」と呼びかけています。
出典:NHK
2.熊本地震から1ヶ月 | 震源の分布の変化
昨日で熊本地震から1ヶ月が経過します。まだ熊本・阿蘇・大分では余震が続いています。非常にしつこいです。今回は地震発生時と現在の震源の分布を比べてみることにしました。
まず、西日本の状況です。
丸の色の見方ですが、赤が震源分布が増加しているエリア、青が減少しているエリア、緑は余り変わらないエリアを示しています。
ざっくり比較すると、熊本市周辺では変化なしです。大分県では減少しています。気になるのが、薩摩半島西方沖と日向灘で地震が増加していることです。紀伊半島でも地震が増加しています。特に奈良県で増えています。
次に、本州中部の状況です。
熊本の地震以降、長野県を縦に割るような地震分布が現れました。聞いたことがあるかと思いますが、糸魚川静岡構造線沿いです。地震単体では小地震ですが、震源の分布がこの構造線上であることや地震の回数も減らないことが気になります。
最後に、東日本の状況です。
太平洋側のプレート型地震では、宮城県沖を除き減少しています。逆に内陸型の地震が増えています。特に増えている場所は「群馬県と栃木県の県境」、「茨城県南部」です。フォッサマグナの中央部と熊本で暴れまくっている中央構造線の東端付近です。
東日本大震災の数年前から宮城県北部地震、新潟県中越地震、岩手・宮城内陸地震等の内陸型の地震が頻発していましたので、今後の状況が気になるエリアです。
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2016年05月01日
いつまで続くのか・・・ | 熊本の地震 今後の推移
1.はじめに
熊本の地震が発生してから、2週間以上経っています。未だに余震が収まらないようです。活断層が原因とのことですが、私もこれまでここまで長く余震が続く地震は見たことがありません。
2.九州での地震の状態(平成28年5月1日現在)
下図は、 国立研究開発法人防災科学技術研究所の震源分布図(過去7日間)です。震源の範囲が広がっています。中央構造線沿いに東側・南西側も揺れ始めました。現在の揺れの中心は「阿蘇」「大分」付近です。震源が移動しているというより、震源域が広がっているようにみえます。また、和歌山県・徳島県沖や長野県から静岡県・愛知県の内陸、関東南部の内陸、福島県から千葉県沖の小地震が増えています。
特に、和歌山県・徳島県沖及び関東南部、福島県から千葉県沖の小地震は熊本地震の後に顕著に増えています。
3.江戸時代の地震の状況との比較
今回の地震ですが、報道等でも取り上げられていますが、現在の状況は400年前の江戸時代の状況と酷似しているようです。以下は、江戸時代と現在起きている地震を一覧にまとめたものです。
黄色が現在発生した地震のうち、江戸時代でも発生した地震です。オレンジはまだ発生していない地震です。確実に同じ場所で繰り返し発生すると訳ではありませんが、今後発生する場所の目安となると思います。
両者の比較から、これから大地震が起きる可能性がある場所をピックアップした結果を以下に示します。あくまでも私見です。
・大阪、京都直下地震
・大分付近の本震
・愛媛付近
・岐阜、滋賀、愛知付近
・首都型直下地震
・関東南部の内陸型の地震
・関東大震災型地震(相模湾)
・南海トラフ(東海、東南海、南海地震)
・(年表には記載していませんが、)富士山噴火
いずれも人口集中地域です。発生しないことを祈るばかりです。
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