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2018年01月19日

おもしろい心理ー「〜というか」の二つの解釈


「〜というか」で話しを始める方は、相手の意見に対して賛成か反対のどちらか一方に票を入れるというよりは、とりあえず自分の意見を言っておきたい、聞いてほしい、何でも良いから自己主張しないと気が済まないというタイプの方です。

会議やミーティングなど話し合いの場面をスムーズに進行させたのであれば、このタイプの方の意見に振り回されないようにすることが大事です。

多くの意見が交わされ、白熱した展開になることは良いですが、その反面堂々巡りで結論を見出せないまま時間が過ぎていくことにもなりかねません。

本来「〜というか」は、「そうではなくて」「いや」のようにどちらかというと前出の意見の内容を否定する意味合いのほうが強いです。

若者の間では、「この店安くない?」「ていうか、可愛くない?」などと肯定的なニュアンスで使われたり、口癖のように使われたりしています。

もしかしたら、口癖な場合もありますので、そこはちゃんと見分ける必要があるかもしれません。





おもしろい心理ー「〜と思います。」は自己保身が強い!?


営業先の相手が「少し検討したいと思います。」と言うときは、ほとんど上手くいかないことが多い。

頑張ってセールストークをした方も「はぁ、ここもダメか。」と感じてしまうものです。

なぜなら、「〜と思います。」という言葉の中には「100%ではないですが、、、」という意味があるので、ちゃんときっぱりと言い切れる度胸がない時には便利すぎる言葉なのです。

ですので、自己保身の強い人はほど自分では気づかないうちに何度も「〜と思います。」と言ってしまうのです。

つまりこういう方は、決断力はないのに自分の地位を守るのに必死で、万が一でも失敗した時のシュミレーションだけは完璧にしているのです。

もし仕事仲間や部下にこのタイプの方がいたら、頻繁にミーティングや定期的な報告を義務づけるようにし、グループで動いているんだよ。という意識を植え付けてあげると良いです。
しかし、現在はパワハラの問題が厳しいですから、無理やりな下手なミーティングや報告義務を加してしまうと問題になってしまいますから気をつけてください。

孤独感が募ってくると自分の身の安全が気になってきてしまうのも、このタイプの特徴でもあります。



2018年01月18日

おもしろい心理ー「〜ってどう思う?」からのなぜ自慢話になる?


ブランド品の話をしていて「ねえねえ、〜のブランドの新しいバッグどう思う?」と聞かれ、「私は可愛いと思うよ。」と答えたとたんに、「実は私、別のブランドのバッグ買ったんだけど〜、、、。」とそのまま自慢話につなげて話す方は周りにいないだろうか?

こういう方は、言わずとも自分だけを愛するナルシストの傾向があります。

こういう方の厄介な特徴として、単刀直入に「聞いて、私(俺)〜買ったんだ。」とは言わずに、まず「〜ってどう思う?」と質問することで、事前に相手が羨ましがるかの反応を確かめてから自慢話を始めるのが特徴的です。

聞かれた側は、肯定してしまった以上その意見を取り消すことが出来ないので、そのどうでもいい自慢話をただ黙って聞くしかありません。

なので、自慢するほうは、自分の思うがままに言いたい放題満足いくまで話すことができるという訳です。

もし、こういう方の自慢話に持って行かせずに普通に話しを続けたいのであれば、そこからブランド全体の一般的な話しに持って行くと良いです!

「前に使っていた〜のブランドのバッグはどうだったの?」「デザインは?」「素材は?」などと周りの方も参加しやすい話しにすると、こちらも一方的に自慢話を聞かされることはないので、無駄にイライラすることもなくなりますよ。




2018年01月16日

おもしろい心理ー「わからないと思うけど」は自分もわかってない!?


話し相手から「あなたにはわからないと思うけど、(これこうこういうこと)なんだよね。」という言い方をされたら、誰でもムカつきますよね。
不快ですし、見下されてる感じがすると思います。

しかし、当たり前のように自分だけが知っていることのような顔や話し方をしても、「わからないと思うけど」と何故か前置きする時というのは、その方本人もその情報を十分に理解できていないことが多いです。

半分不確かだったり、単なる想像や誰かから聞いた信憑性もない話を鵜呑みにし、そのまま話していたりするものです。

本来、会話と言うのは2人以上の複数人が交互話すことで成り立つものであって、一方的に一人が話すものではありません。

なのに、一方の方がまったく知識のない事について「わからないと思うけど」などと言ったうえで話を始めるのは、裏を返せば自分自身もあまりわかっていないということを相手に知られたくない、自分の知識を自慢して他より優れていると思われたい。という心理がそうさせているのです。

ですので、「わからないと思うけど」という前置きがあったら、その相手の話は真実とは思わないほうが良いです。

なので、その場は適当に相槌を打ったりして聞き流しているのが相手とも良好な関係を保つ秘訣でもあります。

こういう方に、万が一でもさらに上に行く知識を話したり、否定的な態度を取ると関係は一気に悪化してしまう恐れもありますので、大人な対応を取るほうが賢明だと思います。




おもしろい心理ー「あるい(もしく)は」はちょっと厄介な人!?


例えば、休日の予定を聞かれて「買い物行くか、もしくは家でゆっくりします。」という「あるい(もしく)は」を言う人は、物事を何でも合理的に考えるタイプの方に多いです。

「あるい(もしく)は」などを多用して同時に二つの事柄をつなげたりまとめて言ってしまうのは、いちいち説明するのが面倒で、無駄を省きたい、何でも合理的に事を進めたいという心理の表れです。

ケチとまではいきませんが、できるだけ時間と体力を無駄使いしたくないという方に多いです。

時には、周りの人への配慮に欠けるばかりか自分の理屈を押し通したり、自分本位で見るからにこじつけと思われる理論を振りかざすこともあるので、何かと人と衝突したりすることも多いのです。

「わかままな人だな。」と思われがちなのもこのタイプの方なのです。

この手の方と上手くコミュニケーションを取るためには、こちらもできるだけ余計なことは言わないほうが良いでしょう。
的確な表現を心がけることが肝心です。

つまり、結果から伝えてその後にポイントを当てた説明をすれば、こちらの意見もスムーズに伝わりやすくなります。

要は、なるべく簡潔にわかりやすく余計なことを言わない。と心がければ余計な衝突を避け、ストレスも感じることはありません。




2018年01月12日

おもしろい心理ー「それからね(さ)」を繰り返す人


話のネタが多く一緒にいると楽しくて飽きないタイプの方は、探せば周りに一人くらいはいると思います。

頭の回転が速く、飽きさせないよう新しい話題を提供しては場を盛り上げて、コミュニケーション能力が高くて交際範囲も広い。

しかし、よーく話しを聞いてみると、会話の中で「それからね、、、」「それからさ、、、」という言葉を度々繰り返している場合があります。

実は、こういう方はせっかちで飽きっぽい特徴があります。

確かに、様々な出来事を的確に対応できるのは、順応性に優れていると言えますが、見方を変えると一つののことに執着しない(できない)、何事にも飽きっぽい性格とも言えます。

おもしろいことに、こういう方の親友には、テンポが遅くて慎重なマイペースでおっとりとしたタイプの方が必ずといってもいいほどいます。

よく「どうしてあの2人がいつも一緒にいて仲良いんだろう。」と不思議に思うことがあると思いますが、飽きっぽくてせっかちな方は、時に自己中心的な傾向もありますので、その調子をトークダウンさせてくれる要素を持つ方に無意識に惹かれてしまうのです。

このパターンに限らず、「自分にない物を相手に求める」というのは男女の関係でもありますし、ビジネスにおいてもそうです。

自分の親友や恋人、実は自分とは正反対なタイプではありませんか?



2018年01月11日

おもしろい心理ー「時間がない」は仕事が中途半端な人間!?


特に急ぎでもない仕事なのに、やたらと「時間がない」と言いながら忙しそうにしている方がいますよね。

一見するとテキパキとちゃんと仕事をしているように見えますが、こういう方は単に時間の使い方が下手な為に仕事が中途半端に終わってしまうことが多々あります。

しかも、こういう方に限り、手帳に予定をびっしりと書き込んでは「忙しい」「時間がない」と勝手に大騒ぎしているものです。
本当に忙しいかといえば決してそんなことはなく、暇さえあれば他人の仕事にちょっかいを出しては迷惑がられています。

そのために、結局自分が与えられた仕事に取り組む余裕がなくなって、「時間がない」ということになり、ちょっと手を加えただけの中途半端な出来で終わってしまうのです。

「そんな忙しそうに動き回っている時間があるならちゃんと整理してから単純な仕事から片付ければいいのに、、、」と周りから言われても、本人にとっては忙しくてそれどころではないのである。

忙しそうすることで「時間がない」と言い、自分を認めてもらいたいのである。

こういう人には、仕事を頼む時や何かお願いしたい時は、まずはその「多忙ぶり」を認めてあげることが大事です。
そうすると調子に乗る場合もありますが、そこは大人な対応をしたほうが事が有効に進みます。

「忙しいところ申し訳ないんだけど、、、」などと切り出せば意外にやってくれるものなので、本当に忙しくしてあげるのもいいかもしれません。



2018年01月08日

おもしろい心理ー「ここだけの話なんだけど、、、」は要注意!!!


「ここだけの話なんだけど、、、」と打ち明け話や悩み事を相談してくれる人は、その方と親しくなりたい。近づきたい。もっと関りを持ちたい。と思っている場合が多いです。

付き合いが浅いにも関わらず、いきなり「ここだけの話なんだけど、、、」と言われたら一瞬身構えたり戸惑ってしまいますが、逆にある程度付き合いがある方から「ここだけの話なんだけど、、、」をされると、自分を信用してくれているんだな。と感じて嬉しい気持ちになるものです。

するといつの間にか、その方に気を許してしまい「実は私もなんだけど、、、」と同じように身の上話をしてしまうことがあります。

心理学では、「自己開示の返報性」と言われる現象で、自分の情報を相手に伝えることによって相手にも自分の情報を開示するように促す。というものです。

だから、「ここだけの話なんだけど、、、」と相談してくれる人は、相手と親しくなりたいが為にこの「自己開示の返報性」を無意識に利用し、自分から大事な話を持ち出すという訳なのです。

ここで要注意があり、純粋に親しくなりたいと思っているケースばかりではないということです。

相手の情報を都合よく聞き出す為に「ここだけの話なんだけど、、、」をしてくる場合をありますので、自分の情報を口にする前にその人の真意を冷静に見極めることが大事です!

悪意のある方に、うっかり大事な情報を口にしまった。ではもう遅いので気を付けましょう!


おもしろい心理ー「とにかく」は話をさっさと終わらせたいサイン!?

お仕事されている方ならわかると思いますが、くそ忙しい時にかかってくるセールス電話ほどストレスでイライラするものはないですよね。

次々と鳴る電話。矢継ぎ早にたたみかけてくるセールストークに対して「うちは結構です!」と断った瞬間に電話を切ってしまう人も多いと思います。
たまにとんでもなくブチ切れて電話を切る人や無言で切る人もいるくらいですからね。(笑)

まぁ相手もお仕事なので仕方がないことくらいはわかっているんですが、人間なんでイライラする時はしますよね。

このような時、相手が一方的に自分のことを話し始めて、終わりそうもない時に、この流れをビシッと止める有効な方法があります!

それは、「とにかく」という言葉を使って自分が話を始めることです。

この「とにかく」という言葉には、「これ以上あなたと話す意思はありません」という会話を一方的に終了する暗示の効果があります。

相手の話を遮るのに適した文句なのです。

さらに、語調によっては「こっちの言い分も聞け!」と相手を威圧することも出来るのです!
この場合は変にトラブルにならないためにも、相当迷惑な相手でない限り使わないほうがいいかもしれませんね。

「とにかく、今忙しいので結構です。」と言えば、しつこいセールスマンでもそれ以上話しを続けることはないだろうし、こっちがイライラする前に問題なく電話を切れるという訳です。

逆に、あなたが電話をかけるほうの立場なら、相手から「とにかく」を切り出されたら、その時は潔く撤退したほうが良いです。






おもしろい心理ー「つまり」で賢くみられる。誤解される。


話している時やたら「つまり〜」と言いたがる方がいるが、こういう方はかなり理屈っぽいとみていいです。

そもそも「つまり」という言葉は、「詰まる」から来ています。

話の最中に何を話せばいいのか話が煮詰まってしまい、先に話が進まなさそうな時に「つまり」ということで一度話をまとめて整理してから、先に進ませるのです。

なんだか「理屈っぽい」というと印象が悪いと思いますが、見方を変えれば「理論的」な方だとも言えます。

普段日常的の会話でも「つまり」をよく使う方には「頭が良くて理論的な方だな。」とイメージしてしまうのはこのせいです。

しかし、「つまり」をよく言うのはいいけれど、実際あまり要点をまとめきれていない方もいます。

こういう方は、単に理屈っぽいだけの方が多いです。

要するに、話し相手が「つまり」を連発して使うときは、そのところの見極めが大切だということです。

自分が使う時には、「賢い」よりも「理屈っぽい」という印象のほうが先行していないか、自分自身で注意する必要があります。

例をあげると、、、

【理論的・賢い】・・・「つまり〜(これまでの話をまとめ、相手がわかりやすい言葉に置き換える)。」
【理屈っぽい】・・・「つまり〜(自分の考えを主張し、押し付けようとする)。」

こんな感じです。もう一目瞭然ですね!



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