2018年02月20日
おもしろい心理ー「愚痴」に見え隠れする本音とは?!
「部下がどうしようもなくて大変。」や「残業ばっかで疲れる。」や「給料が低くて嫌になる。」などと愚痴ばかり取引先がいたら、それを単なる愚痴だと思って軽く聞き流してはいけません。
なぜなら、この愚痴というのはあなたの会社への不満の「置き換え」である場合があるからです。
「置き換え」とはどういうことかというと、ある対象に感じた不安や怒りを直接相手にぶつけずに、その代わりとなる全く無害な対象に置き換えることです。
それでため込んでいる不満を解消しようとしているのです。
最初の例も、直接的にあなたの会社を非難すると問題が生じてしまうので、文句を言っても差し障りない程度に自分の会社の問題とすり替えて愚痴を言っている可能性があります。
つまり、「部下がどうしようもない。」「あなたの会社の社員の段取りが悪い。」、「残業が多い。」「あなたの会社が遅い時間ばっかに連絡などしてくるので定時に帰ることができない。」、
「給料が少ない。」「あなたの会社がコストばかりを削る要求をしてくるので利益がさほどでず、こちらの給料にまで影響がでる。」というように置き換えて、実はあなたの会社を責めている。と考えることができるのです。
このようにやたらと愚痴を言う取引先には、少し真面目に耳を傾けてみてはいかがでしょう。
もしかしたら、そこから思いもよらぬ会社への不満が聞けるかもしれません。
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