2018年04月20日
平成30年靖国神社奉納大相撲観戦、個人的感想と写真。相撲甚句が好きだ
今年平成30年(2018年)も先日、靖国神社奉納大相撲観戦に行ってきました。
私から見て印象に残ったのは、白鵬が右の足首に赤い紐を結んでいた事や、稽古のときに炎鵬が他のたくさんの関取衆とすごく仲良さそうにしていて、「クラスの中心」みたいだった事。
あと、NHKの刈谷富士雄さんが会場にいた事もテンション上がりました。
毎回の事ですが、私が一番感動したのは相撲甚句。相撲甚句の最後の方、泣きたくなるのはなぜなんですかね〜?
私は朝9時頃到着しました。その時すでにこんなにお客さんが。
すぐに土俵祭りが始まりました。土俵祭りの途中で二回、「ご起立下さい」とアナウンスがあって、私達お客さんも立ち上がりました。いつもこうでしたっけ?
土俵祭りが終わったら、幕下以下のお相撲さんが土俵上で稽古をします。最初、なんだかお相撲さんたちがすごくにこにこヘラヘラしながら稽古してるな〜と思ったけど、やはり時間が経つとだんだん力士たちの笑みがなくなって、真剣な感じになりました。ずっと「申合い」をしていました。
しばらくすると白廻しをつけた関取さんたちが登場します。今日最初に来たのは隠岐の海だったと思います。
関取衆は土俵下から幕下力士の申合い稽古を見たり、四股を踏んだり体操したりしていました。関取たちは土俵上での稽古はしませんでした。
この写真の様な感じで関取衆はずっと土俵下にいたんですが、その時に目立っていたのが炎鵬の人気。もちろんお客さんからの人気もあるはずですが、他の関取さんたちからの人気もあるみたいです。
最初は炎鵬が先輩力士たちにあいさつして回って、その後、炎鵬が照強や照ノ富士や大栄翔などいろんな力士と組み合って吊り上げあっていました。炎鵬が一番新人だけど、炎鵬がみんなの中心みたいな感じ…に私からは見えました。
特に照強と炎鵬が仲良さそうな様子でした。二人は今は番付が近いけど、一年後はどうなっているのでしょうか。
お相撲さん同士がおしゃべりしている様子を見て、
「普段のお相撲さんたちはこんな感じなのかな〜」
と思いました。
阿炎がカカカってすごく笑ってて、笑い方が学生さんみたいでした。
稽古の最後に白廻しの関取衆が土俵に上がって幕下の力士に胸を出します。ぶつかり稽古です。一番最後は私の好きな大栄翔が押し出されて今日の稽古はおわり。
その次は、私が一番楽しみにしている「相撲甚句(じんく)」です。
毎年の事ですが今年もマイクの調子が良くなくて残念だったけど、それでもとっても感動しました。
私は今回初めて聴いた歌もあったような気がしました。いつもの、朝帰りする娘さんなどが出てくるカエルの歌もありました。立てば借金座れば家賃とかも。
相撲甚句の最後の方、私はなぜかいつも泣けてしまいます。(がまんします。)「ハレの本場所の相撲で出世して」「また靖国神社で会いましょう」とか「それともこのまま会えぬやら」とか「悪い病のはやらぬよう」とか。せつない。
甚句のメンバーが引退しちゃう事もあるし、実際に「このまま会えない」っていうパターンもありますね。
甚句の最後の方、相撲甚句メンバーのみなさんが手を振ったりしてくれるシーンで、私からよく見える位置にいたのは、お相撲さんの中では小柄そうな感じの琴眞鍋さんでした。たくさんお手振りしてくれました。
私がカメラとか持っていたら、甚句メンバーの写真をもっと撮りたいところ…!
(カメラのレンタルしたいです…【ReReレンタル】)
本当にみなさんいい声です。涙。
次は巡業のお笑いコーナー「初切り」。
私は実はあんまり初切りで大笑いした事がなかったんだけど、今回の初切りはなんだか力士の表情が良くておかしくて、あと、力士と行司さんがジュース飲んじゃうところもおかしくて、今まで見た初切りの中で一番笑いました。あっという間に終わってしまいました。
呼出しさんが土俵上で太鼓を演奏してくれます。
バチの動きがとても細かくて、これは稽古にすごく時間かかるだろうな…と思いました。呼出しさんは軽やかにやっていたけど。
今回の靖国巡業の土俵入りは、赤ちゃんが少なめで残念!たしか全部で4人くらいだったかな?鶴竜、嘉風、石浦などが赤ちゃん(子ども)と土俵入りしていました。
鶴竜に抱っこされてた赤ちゃん、どうやら鶴竜の息子さんだったみたいですが、ものすごく泣いていました。土俵上で露払いの錦木に抱っこされて、錦木の顔を赤ちゃんが叩いちゃってました。
こちら、白鵬の土俵入り。
白鵬は右の足首に、赤い輪っかを着けていました。土俵入りの時も、取り組みの時も着けていました。
あの赤い輪っか、何なんだろう?もしかしてモンゴルでは「喪章」みたいな意味を持つ輪っかなのかな?と思いました。私の勝手な想像です。
白鵬はお父さんの葬儀のため数日間モンゴルに行っていて、日本に帰って最初の仕事が靖国神社奉納でした。
取組み前の白鵬。
今回は勝敗を記録してみました。
観戦に気を取られて書きもらしたところもあります。というか紙がしわしわですね、こう見ると。
「不戦勝」が3つありました。
毎年いつも、土俵の上でどっちが正面だか分からなくなるお相撲さんがたくさんいますよね。ずっと昔から毎年こうなんでしょうね。きっと伝統のように…
最後から三番目と二番目の取り組みだけは、勝った後、懸賞金の代わりに高安は扇子を、稀勢の里はセロテープみたいな輪っかを行司さんから受け取っていました。「是より三役」の後の取組みだからでしょうか。(これ以外の取り組みでは何も渡していませんでした)
最後、白鵬を寄切って鶴竜の勝ち。
弓取りのときは客席から「聡ノ富士…だよね?」という声が聞こえました。今年は春日龍さんです。
弓取りの力士はどんなふうに選考されて決まるんでしょうね。
ちゃんこは熱いので、お客さんがたくさんいる中で観戦しながら食べるのは危険だし、並んで買うのも面倒なので買わずにいました。
ですが一番最後の弓取り式が終わってお客さんたちがみなさん会場を出るとき、出入り口が混雑してかなり時間がかかるので、出入り口の混雑が無くなるのを待つ間にちゃんこを買って食べました。
500円。ご飯が欲しくなりました。キャベツか白菜か分からなかったけど野菜が柔らかくておいしかったです。
相撲めし−おすもうさんは食道楽−
〈Amazon〉琴剣さんの本。いろんな力士が登場します。
私がいつかもしカメラを買えたら、相撲甚句写真家になろう…
(カメラのレンタルはこちら…【ReReレンタル】)
【靖国巡業の注意点、持ち物など】
Follow @Sio9mzFx09MPmIy
Tweet
今年の靖国巡業について、個人的感想を書くブログ
私から見て印象に残ったのは、白鵬が右の足首に赤い紐を結んでいた事や、稽古のときに炎鵬が他のたくさんの関取衆とすごく仲良さそうにしていて、「クラスの中心」みたいだった事。
あと、NHKの刈谷富士雄さんが会場にいた事もテンション上がりました。
毎回の事ですが、私が一番感動したのは相撲甚句。相撲甚句の最後の方、泣きたくなるのはなぜなんですかね〜?
■会場到着、土俵祭り■
私は朝9時頃到着しました。その時すでにこんなにお客さんが。
すぐに土俵祭りが始まりました。土俵祭りの途中で二回、「ご起立下さい」とアナウンスがあって、私達お客さんも立ち上がりました。いつもこうでしたっけ?
■稽古■
土俵祭りが終わったら、幕下以下のお相撲さんが土俵上で稽古をします。最初、なんだかお相撲さんたちがすごくにこにこヘラヘラしながら稽古してるな〜と思ったけど、やはり時間が経つとだんだん力士たちの笑みがなくなって、真剣な感じになりました。ずっと「申合い」をしていました。
しばらくすると白廻しをつけた関取さんたちが登場します。今日最初に来たのは隠岐の海だったと思います。
関取衆は土俵下から幕下力士の申合い稽古を見たり、四股を踏んだり体操したりしていました。関取たちは土俵上での稽古はしませんでした。
この写真の様な感じで関取衆はずっと土俵下にいたんですが、その時に目立っていたのが炎鵬の人気。もちろんお客さんからの人気もあるはずですが、他の関取さんたちからの人気もあるみたいです。
最初は炎鵬が先輩力士たちにあいさつして回って、その後、炎鵬が照強や照ノ富士や大栄翔などいろんな力士と組み合って吊り上げあっていました。炎鵬が一番新人だけど、炎鵬がみんなの中心みたいな感じ…に私からは見えました。
特に照強と炎鵬が仲良さそうな様子でした。二人は今は番付が近いけど、一年後はどうなっているのでしょうか。
お相撲さん同士がおしゃべりしている様子を見て、
「普段のお相撲さんたちはこんな感じなのかな〜」
と思いました。
阿炎がカカカってすごく笑ってて、笑い方が学生さんみたいでした。
稽古の最後に白廻しの関取衆が土俵に上がって幕下の力士に胸を出します。ぶつかり稽古です。一番最後は私の好きな大栄翔が押し出されて今日の稽古はおわり。
■相撲甚句■
その次は、私が一番楽しみにしている「相撲甚句(じんく)」です。
毎年の事ですが今年もマイクの調子が良くなくて残念だったけど、それでもとっても感動しました。
私は今回初めて聴いた歌もあったような気がしました。いつもの、朝帰りする娘さんなどが出てくるカエルの歌もありました。立てば借金座れば家賃とかも。
相撲甚句の最後の方、私はなぜかいつも泣けてしまいます。(がまんします。)「ハレの本場所の相撲で出世して」「また靖国神社で会いましょう」とか「それともこのまま会えぬやら」とか「悪い病のはやらぬよう」とか。せつない。
甚句のメンバーが引退しちゃう事もあるし、実際に「このまま会えない」っていうパターンもありますね。
甚句の最後の方、相撲甚句メンバーのみなさんが手を振ったりしてくれるシーンで、私からよく見える位置にいたのは、お相撲さんの中では小柄そうな感じの琴眞鍋さんでした。たくさんお手振りしてくれました。
私がカメラとか持っていたら、甚句メンバーの写真をもっと撮りたいところ…!
(カメラのレンタルしたいです…【ReReレンタル】)
本当にみなさんいい声です。涙。
■初切り■
次は巡業のお笑いコーナー「初切り」。
私は実はあんまり初切りで大笑いした事がなかったんだけど、今回の初切りはなんだか力士の表情が良くておかしくて、あと、力士と行司さんがジュース飲んじゃうところもおかしくて、今まで見た初切りの中で一番笑いました。あっという間に終わってしまいました。
■太鼓打分け実演■
呼出しさんが土俵上で太鼓を演奏してくれます。
バチの動きがとても細かくて、これは稽古にすごく時間かかるだろうな…と思いました。呼出しさんは軽やかにやっていたけど。
■土俵入り■
今回の靖国巡業の土俵入りは、赤ちゃんが少なめで残念!たしか全部で4人くらいだったかな?鶴竜、嘉風、石浦などが赤ちゃん(子ども)と土俵入りしていました。
鶴竜に抱っこされてた赤ちゃん、どうやら鶴竜の息子さんだったみたいですが、ものすごく泣いていました。土俵上で露払いの錦木に抱っこされて、錦木の顔を赤ちゃんが叩いちゃってました。
こちら、白鵬の土俵入り。
白鵬は右の足首に、赤い輪っかを着けていました。土俵入りの時も、取り組みの時も着けていました。
あの赤い輪っか、何なんだろう?もしかしてモンゴルでは「喪章」みたいな意味を持つ輪っかなのかな?と思いました。私の勝手な想像です。
白鵬はお父さんの葬儀のため数日間モンゴルに行っていて、日本に帰って最初の仕事が靖国神社奉納でした。
取組み前の白鵬。
■取組み・勝敗■
今回は勝敗を記録してみました。
観戦に気を取られて書きもらしたところもあります。というか紙がしわしわですね、こう見ると。
「不戦勝」が3つありました。
毎年いつも、土俵の上でどっちが正面だか分からなくなるお相撲さんがたくさんいますよね。ずっと昔から毎年こうなんでしょうね。きっと伝統のように…
最後から三番目と二番目の取り組みだけは、勝った後、懸賞金の代わりに高安は扇子を、稀勢の里はセロテープみたいな輪っかを行司さんから受け取っていました。「是より三役」の後の取組みだからでしょうか。(これ以外の取り組みでは何も渡していませんでした)
最後、白鵬を寄切って鶴竜の勝ち。
■弓取り式■
弓取りのときは客席から「聡ノ富士…だよね?」という声が聞こえました。今年は春日龍さんです。
弓取りの力士はどんなふうに選考されて決まるんでしょうね。
■ちゃんこ■
ちゃんこは熱いので、お客さんがたくさんいる中で観戦しながら食べるのは危険だし、並んで買うのも面倒なので買わずにいました。
ですが一番最後の弓取り式が終わってお客さんたちがみなさん会場を出るとき、出入り口が混雑してかなり時間がかかるので、出入り口の混雑が無くなるのを待つ間にちゃんこを買って食べました。
500円。ご飯が欲しくなりました。キャベツか白菜か分からなかったけど野菜が柔らかくておいしかったです。
相撲めし−おすもうさんは食道楽−
〈Amazon〉琴剣さんの本。いろんな力士が登場します。
私がいつかもしカメラを買えたら、相撲甚句写真家になろう…
(カメラのレンタルはこちら…【ReReレンタル】)
【靖国巡業の注意点、持ち物など】
Follow @Sio9mzFx09MPmIy
Tweet
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7572250
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック