2018年05月04日
大相撲・稽古総見の一般公開見学の感想。とっても心に残ったこと。
今日は、国技館で大相撲・横綱審議委員会の稽古総見を見学してきました!ものすごーく楽しかったです!
今回全体的に一番私の印象に残ったのは、幕下の富栄と、横綱白鵬と、一番最後の関取衆の挨拶アンドお手振りです。
●このブログの内容●
稽古総見を見学した感想
一番心に残ったところ
幕下の稽古を見ていたら、富栄が一番目立っていて印象に残りました。
(よく見えないけど、この写真の左の方の土俵の向こう側で立ってる力士、富栄ですよね、多分)
幕下力士の申合い稽古で、勝敗がついた後に次の対戦力士を決めるシーンで、みんながハイハイハイ!って言う時、富栄が一番うるさそうっていうか素早くて元気な感じ、つまり積極的。それに個性的でした。
幕下の稽古が終わって十両力士の稽古が始まっても、富栄は十両にまざって「ハイハイ!」とやっていました。
一昨年(平成28年)の稽古総見を見たときもそんな感じでした。
一昨年のあのときは宇良が十両に上がったばかりで、稽古総見でも宇良と富栄が何度か対戦していた記憶があります。
一昨年は、富栄自身の稽古のときだけじゃなくて、横綱日馬富士の付け人の仕事もやっていて、日馬富士の周りを富栄がものすごい勢いで動き回ってお世話をしていました。日馬富士の汗を拭いたり水を渡したりサポーターを直したりまた汗を拭いたり。
富栄、来年の稽古総見の頃にはどうなっているでしょうかね。楽しみ。
もう雰囲気からして、もし白鵬のことを全く知らない外国人が見ても、あ、横綱だ…と分かるだろうなと思うくらい、白鵬はただ四股を踏んでいるだけで強そうでした。
白鵬を見ていたら、白鵬は自分の体のことをきっととてもよくわかっているんだろうなと思いました。頭のてっぺんから足の裏まで、自分の体は全部コントロールできそうに見えました。
その体で裸に廻し一丁で相撲をとって、勝って大金を稼いで、そのお金でお嫁さんやたくさんの子供さん含めご家族を養い、母国モンゴルにビルまで建てたんだよな…白鵬、すごいな…。
幕内力士の稽古がスタートする頃に白鵬が登場して、白鵬は西の土俵下でずっと四股、すり足などをしていました。土俵に上がったわけでもなく、それに動きもゆったりした動きだったのに、しっかり汗をかいていました。
後半は白鵬も土俵に上がって、三役力士さんたちと相撲をとっていました。
強い白鵬を見られて嬉しかった。全然負けなかった。
白鵬の「横綱感」が輝いて見えました。
最後のほう、白鵬は新三役の遠藤とたくさん稽古していました。白鵬が遠藤をしごいていたような感じです。
遠藤が息が上がっちゃって土俵に倒れてしまって、白鵬から蹴られたり髷を掴まれて髪の毛をバサバサされたり「早く立て」と言われたりしていました。遠藤は泥だらけになっていました。
見てるだけで私も泣きたくなってしまいます。「頑張れなんて言えない」っていうのは、こういう気持ちのことなのでしょうか。
長時間ぶつかり稽古などをしていたので、もちろん白鵬の方も疲れるはずですが、白鵬は疲れても体をコントロールできている感じに見えました。
去年の稽古総見は白鵬は高安とたくさん稽古をしてしごいていたとニュースに書いてありましたよね。去年高安は5月場所大関獲りでとても注目されていたし、今年は遠藤は新三役だし、稽古総見での「しごき」「かわいがり」は、お祝いの意味でもあるのでしょうか。
白鵬と遠藤のぶつかり稽古が終わった後、土俵下で遠藤が白鵬に水をつけに行ったら、白鵬は一口お水に口をつけて、余ったお水を遠藤の頭にかけていました。
その後、新入幕の旭大星が胸を出して白鵬がぶつかって、それで白鵬の稽古は終わり。
稽古が終わったら、急にその場にいた幕内力士たちが並んで客席の方を向いて、さらに場内アナウンスでは「力士会代表、横綱鶴竜より、ご来場のお客様へごあいさつ」と言われて、びっくりしました。私は何回か稽古総見に来たことはありましたが、あいさつなんて初めてでした。なんかとても嬉しくなって、「なにそれー!!」と叫びました。心の中で。
鶴竜からのあいさつは短めで、
「私達力士はみんな、本場所も頑張りますので、応援よろしくお願いします」
というような内容でした。
それに合わせて、他の関取衆が客席に向かってお辞儀。私達お客さんは拍手。その後は私も手を振って、お相撲さんたちも手を振ってくれました。
なんとも言えない、とっても幸せな気分になりました。
ついさっきまで激しい稽古をしていて、結構ピリピリした雰囲気だったのに、急にお手振りチャンスが来て…しかも応援お願いしますと言ってくれている…。書いてしまうと嘘くさいけれど、絆を感じるってこういうことだったのかと思いました。安っぽいかもしれないけど。
その他にも、新十両の白鷹山とか私の好きな東龍とか、もと幕内の常幸龍とか、すごく頑張っているのを見られて良かったです。なんか、日常生活の細かいことで文句言ったりしてる場合じゃないなって思いました。少し元気がでました。
すごく楽しかったです!
白鵬伝
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今回全体的に一番私の印象に残ったのは、幕下の富栄と、横綱白鵬と、一番最後の関取衆の挨拶アンドお手振りです。
大相撲・稽古総見一般公開
●このブログの内容●
稽古総見を見学した感想
一番心に残ったところ
■幕下・富栄龍太郎■
幕下の稽古を見ていたら、富栄が一番目立っていて印象に残りました。
(よく見えないけど、この写真の左の方の土俵の向こう側で立ってる力士、富栄ですよね、多分)
幕下力士の申合い稽古で、勝敗がついた後に次の対戦力士を決めるシーンで、みんながハイハイハイ!って言う時、富栄が一番うるさそうっていうか素早くて元気な感じ、つまり積極的。それに個性的でした。
幕下の稽古が終わって十両力士の稽古が始まっても、富栄は十両にまざって「ハイハイ!」とやっていました。
一昨年(平成28年)の稽古総見を見たときもそんな感じでした。
一昨年のあのときは宇良が十両に上がったばかりで、稽古総見でも宇良と富栄が何度か対戦していた記憶があります。
一昨年は、富栄自身の稽古のときだけじゃなくて、横綱日馬富士の付け人の仕事もやっていて、日馬富士の周りを富栄がものすごい勢いで動き回ってお世話をしていました。日馬富士の汗を拭いたり水を渡したりサポーターを直したりまた汗を拭いたり。
富栄、来年の稽古総見の頃にはどうなっているでしょうかね。楽しみ。
■横綱・白鵬翔■
もう雰囲気からして、もし白鵬のことを全く知らない外国人が見ても、あ、横綱だ…と分かるだろうなと思うくらい、白鵬はただ四股を踏んでいるだけで強そうでした。
白鵬を見ていたら、白鵬は自分の体のことをきっととてもよくわかっているんだろうなと思いました。頭のてっぺんから足の裏まで、自分の体は全部コントロールできそうに見えました。
その体で裸に廻し一丁で相撲をとって、勝って大金を稼いで、そのお金でお嫁さんやたくさんの子供さん含めご家族を養い、母国モンゴルにビルまで建てたんだよな…白鵬、すごいな…。
幕内力士の稽古がスタートする頃に白鵬が登場して、白鵬は西の土俵下でずっと四股、すり足などをしていました。土俵に上がったわけでもなく、それに動きもゆったりした動きだったのに、しっかり汗をかいていました。
後半は白鵬も土俵に上がって、三役力士さんたちと相撲をとっていました。
強い白鵬を見られて嬉しかった。全然負けなかった。
白鵬の「横綱感」が輝いて見えました。
最後のほう、白鵬は新三役の遠藤とたくさん稽古していました。白鵬が遠藤をしごいていたような感じです。
遠藤が息が上がっちゃって土俵に倒れてしまって、白鵬から蹴られたり髷を掴まれて髪の毛をバサバサされたり「早く立て」と言われたりしていました。遠藤は泥だらけになっていました。
見てるだけで私も泣きたくなってしまいます。「頑張れなんて言えない」っていうのは、こういう気持ちのことなのでしょうか。
長時間ぶつかり稽古などをしていたので、もちろん白鵬の方も疲れるはずですが、白鵬は疲れても体をコントロールできている感じに見えました。
去年の稽古総見は白鵬は高安とたくさん稽古をしてしごいていたとニュースに書いてありましたよね。去年高安は5月場所大関獲りでとても注目されていたし、今年は遠藤は新三役だし、稽古総見での「しごき」「かわいがり」は、お祝いの意味でもあるのでしょうか。
白鵬と遠藤のぶつかり稽古が終わった後、土俵下で遠藤が白鵬に水をつけに行ったら、白鵬は一口お水に口をつけて、余ったお水を遠藤の頭にかけていました。
その後、新入幕の旭大星が胸を出して白鵬がぶつかって、それで白鵬の稽古は終わり。
■力士会代表の鶴竜からあいさつ■
稽古が終わったら、急にその場にいた幕内力士たちが並んで客席の方を向いて、さらに場内アナウンスでは「力士会代表、横綱鶴竜より、ご来場のお客様へごあいさつ」と言われて、びっくりしました。私は何回か稽古総見に来たことはありましたが、あいさつなんて初めてでした。なんかとても嬉しくなって、「なにそれー!!」と叫びました。心の中で。
鶴竜からのあいさつは短めで、
「私達力士はみんな、本場所も頑張りますので、応援よろしくお願いします」
というような内容でした。
それに合わせて、他の関取衆が客席に向かってお辞儀。私達お客さんは拍手。その後は私も手を振って、お相撲さんたちも手を振ってくれました。
なんとも言えない、とっても幸せな気分になりました。
ついさっきまで激しい稽古をしていて、結構ピリピリした雰囲気だったのに、急にお手振りチャンスが来て…しかも応援お願いしますと言ってくれている…。書いてしまうと嘘くさいけれど、絆を感じるってこういうことだったのかと思いました。安っぽいかもしれないけど。
■まとめ■
その他にも、新十両の白鷹山とか私の好きな東龍とか、もと幕内の常幸龍とか、すごく頑張っているのを見られて良かったです。なんか、日常生活の細かいことで文句言ったりしてる場合じゃないなって思いました。少し元気がでました。
すごく楽しかったです!
白鵬伝
◆たまにはちょっといいカメラをレンタルして相撲を撮ろう【ReReレンタル】◆
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