2018年05月06日
大相撲・稽古総見の様子、タイムスケジュール
今年2018年(平成30年)の5月場所前の稽古総見一般公開の日の朝は雨でした。
私はいつものごとく遅刻して7時40分ころに到着したんですが、雨のせいか、かなり前の方に座れました。正面は満席でしたが、少し西に回れば空いていて、升席に座れました。
前の席で見られるのは嬉しいですが、お客さんが少なめなのはちょっとさみしい。
皆さんぜひ、来年は見に行ってみてください。とても楽しかったです!
●このブログの内容●
今年の公開稽古総見の様子
幕下から三役まで、タイムスケジュール
開始は7時からなので、私が着いた7時40分には土俵上ではすでに幕下力士の申合い稽古が行われていました。
土俵からちょっと離れたところでは、すでに白まわしの関取さんが数人来ていて、四股踏みなどをやっていました。その中で私がお名前が分かったのが、竜電と若隆景。若隆景は新十両ですが、竜電は幕内力士ですから、普通よりだいぶ早めの登場だと思います。
まず見ていて目立っていたのが、ちょこまか動いてアピールしている富栄。
元三役力士の常幸龍もいて強そうな雰囲気でした。
それに先場所新十両だった炎鵬が黒まわしで稽古に参加しているのを見て、私はここで初めて、炎鵬が幕下に落ちてしまったと知りました。
もしかしたらまた、関取の付け人をやっている炎鵬を見られるでしょうか。それはそれで楽しみ…。
8時20分頃になると、ぶつかり稽古が始まりました。
十両力士が土俵に上がって胸を出し、幕下力士がぶつかって、土俵の端から端まで押していく稽古です。
私の好きな十両の東龍は一木さんのぶつかりを受けていました。ぶつかり稽古の時は、受ける方の力士によってはスーッとすぐに押されていく力士もいますが、東龍はなかなか下がらずに踏ん張っていて、押している一木さんが少し大変そうでした。でも見ている側としてはなんとなく東龍の好感が上がりました。
幕下の炎鵬には、十両の照強が胸を出していました。仲良しコンビ。
今年の靖国神社で見たときも、炎鵬と照強はやたらと仲が良さそうでした。
白まわしをつけた新十両の若隆景は、お兄ちゃんで同じ部屋の幕下力士である若隆元に胸を出していました。
8時40分頃には十両力士の申合いが始まりました。
十両力士にまざって、富栄や富士東など4人くらい黒まわしの幕下力士が申合いに参加していました。ほとんど買ってはもらえませんでしたが、「ハイハイハイ!」とアピールしていました。
幕下の力士たちは、十両の稽古に参加するかどうかは自分で判断しているのでしょうか。それとも、参加できる条件がなにかあるのでしょうか。
東龍はたくさん土俵に上がって稽古していました。
新十両の白鷹山もたくさん土俵に上がって稽古していました。印象に残ったので、私も白鷹山の顔と四股名、覚えました。
ついこの前まで大関で、今は十両に落ちてしまった照ノ富士ももちろんいました。土俵のそばにはいましたが、土俵にはほとんど上がりませんでした。ちょっと前までは「すぐに横綱になりそう」とよく言われていた照ノ富士。体調が心配。
十両申合いの途中で横綱鶴竜が登場して、土俵から少し離れたところ、東側の客席の前に立って、十両の稽古を眺めていました。
9時30分くらいからは、幕内力士の申合い稽古が始まりました。
それとほぼ同時に白鵬が登場して、西側の客席の前辺りで四股踏みなどで体を動かし始めました。
横綱登場の時は会場から拍手が起こります。
白鵬は、ゆっくりした動きでしたが、ずっと体を動かしていて、時々幕内力士の稽古を眺めていました。
幕内力士の申合い稽古は、平幕と小結、関脇の力士が参加していました。
御嶽海のよく言われている「稽古場では弱い」説に注目して見ようと思いましたが、よく分かりませんでした。
貴景勝はずっと土俵には近寄らず、向正面側の客席の前で、すごーくゆっくりした動きで歩くような、独特の稽古で体を動かしていました。
関取衆が大勢いるところを見ていると、阿炎のとってもすらっとしている感じ、足の長さがとても目立って見えました。
10時ごろからは横綱・大関も土俵に上がり、三役以上の力士の申合い稽古が始まりました。
この時まず目についたのは、関脇栃ノ心の気合とオーラ、風格。これは今場所の大関取りにふさわしい感じ…。横綱大関よりも強そうなオーラを感じました。これはもしかして栃ノ心、今日なら白鵬に勝てるのではないか…と思いました。
高安と豪栄道が相撲をとっているとき、相撲の途中で急に2人が動きを止めました。私にはわからなかったけど、高安が肩を痛めたようでした。
最後の方で、横綱白鵬が土俵に上がりました。先程栃ノ心を見た時は、横綱を超えるほどの風格だと思いましたが、実際土俵に上がった白鵬を見たら、栃ノ心より白鵬のほうが何段も上でした。白鵬の横綱歴の長さをひしひしと感じました。
白鵬は御嶽海とたくさん相撲をとってたくさん勝ちました。御嶽海の足を蹴って倒したりしていました。本場所ではあまり足技を見たことなかったのでびっくりしました。
その後さらに白鵬は遠藤とたくさん取組み、たくさんぶつかり稽古をして、遠藤を泥まみれにして、しごいていました。現代の日常生活ではあまり無いような大変な世界でした。
その後はいろんな幕内力士が、ぶつかる方も胸を出す方も入れ替わり立ち替わりでぶつかり稽古。
その途中で土俵の周りにいた白鵬が、新入幕の旭大星とアイコンタクトをとったので、旭大星が白鵬にぶつかるのかと思ったら、白鵬が旭大星にぶつかっていました。
この、ぶつかり稽古のペアリングはどうやって決めているんでしょうね。アイコンタクトで決めているように見えます。同部屋の力士同士でやることが多いようです。
ぶつかり稽古も終盤になってきたら、稽古が終わって周りで待っている力士たちに、親方衆がなにか指示をしているようでした。その指示の内容を、隠岐の海が白鵬に伝えていました。
全員のぶつかり稽古が終わったところで、お相撲さんたちがみんな客席を向いて並んで、「力士会の代表横綱鶴竜から、来場のお客様へごあいさつ」がありました。
この「ごあいさつ」は、今回が初めてだったそうです。
その後、お相撲さんたちが客席に手を振ってくれて、私も手を振りました。感動しました。豪栄道も手を振って去っていきました。
大体11時頃に終了。
番付が低いお相撲さんも高いお相撲さんも、下がった人も上がった人も、怪我無くいい相撲をたくさんとってくれることを願うのみです。
夏場所、楽しみですね!
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私はいつものごとく遅刻して7時40分ころに到着したんですが、雨のせいか、かなり前の方に座れました。正面は満席でしたが、少し西に回れば空いていて、升席に座れました。
前の席で見られるのは嬉しいですが、お客さんが少なめなのはちょっとさみしい。
皆さんぜひ、来年は見に行ってみてください。とても楽しかったです!
横綱審議委員会の稽古総見一般公開の内容・タイムスケジュール
●このブログの内容●
今年の公開稽古総見の様子
幕下から三役まで、タイムスケジュール
■朝イチの稽古の様子■
開始は7時からなので、私が着いた7時40分には土俵上ではすでに幕下力士の申合い稽古が行われていました。
土俵からちょっと離れたところでは、すでに白まわしの関取さんが数人来ていて、四股踏みなどをやっていました。その中で私がお名前が分かったのが、竜電と若隆景。若隆景は新十両ですが、竜電は幕内力士ですから、普通よりだいぶ早めの登場だと思います。
■幕下力士の申合い稽古■
まず見ていて目立っていたのが、ちょこまか動いてアピールしている富栄。
元三役力士の常幸龍もいて強そうな雰囲気でした。
それに先場所新十両だった炎鵬が黒まわしで稽古に参加しているのを見て、私はここで初めて、炎鵬が幕下に落ちてしまったと知りました。
もしかしたらまた、関取の付け人をやっている炎鵬を見られるでしょうか。それはそれで楽しみ…。
■ぶつかり稽古■
8時20分頃になると、ぶつかり稽古が始まりました。
十両力士が土俵に上がって胸を出し、幕下力士がぶつかって、土俵の端から端まで押していく稽古です。
私の好きな十両の東龍は一木さんのぶつかりを受けていました。ぶつかり稽古の時は、受ける方の力士によってはスーッとすぐに押されていく力士もいますが、東龍はなかなか下がらずに踏ん張っていて、押している一木さんが少し大変そうでした。でも見ている側としてはなんとなく東龍の好感が上がりました。
幕下の炎鵬には、十両の照強が胸を出していました。仲良しコンビ。
今年の靖国神社で見たときも、炎鵬と照強はやたらと仲が良さそうでした。
白まわしをつけた新十両の若隆景は、お兄ちゃんで同じ部屋の幕下力士である若隆元に胸を出していました。
■十両申合い稽古■
8時40分頃には十両力士の申合いが始まりました。
十両力士にまざって、富栄や富士東など4人くらい黒まわしの幕下力士が申合いに参加していました。ほとんど買ってはもらえませんでしたが、「ハイハイハイ!」とアピールしていました。
幕下の力士たちは、十両の稽古に参加するかどうかは自分で判断しているのでしょうか。それとも、参加できる条件がなにかあるのでしょうか。
東龍はたくさん土俵に上がって稽古していました。
新十両の白鷹山もたくさん土俵に上がって稽古していました。印象に残ったので、私も白鷹山の顔と四股名、覚えました。
ついこの前まで大関で、今は十両に落ちてしまった照ノ富士ももちろんいました。土俵のそばにはいましたが、土俵にはほとんど上がりませんでした。ちょっと前までは「すぐに横綱になりそう」とよく言われていた照ノ富士。体調が心配。
十両申合いの途中で横綱鶴竜が登場して、土俵から少し離れたところ、東側の客席の前に立って、十両の稽古を眺めていました。
■幕内力士の申合い稽古■
9時30分くらいからは、幕内力士の申合い稽古が始まりました。
それとほぼ同時に白鵬が登場して、西側の客席の前辺りで四股踏みなどで体を動かし始めました。
横綱登場の時は会場から拍手が起こります。
白鵬は、ゆっくりした動きでしたが、ずっと体を動かしていて、時々幕内力士の稽古を眺めていました。
幕内力士の申合い稽古は、平幕と小結、関脇の力士が参加していました。
御嶽海のよく言われている「稽古場では弱い」説に注目して見ようと思いましたが、よく分かりませんでした。
貴景勝はずっと土俵には近寄らず、向正面側の客席の前で、すごーくゆっくりした動きで歩くような、独特の稽古で体を動かしていました。
関取衆が大勢いるところを見ていると、阿炎のとってもすらっとしている感じ、足の長さがとても目立って見えました。
■三役力士の申合い・三番稽古■
10時ごろからは横綱・大関も土俵に上がり、三役以上の力士の申合い稽古が始まりました。
この時まず目についたのは、関脇栃ノ心の気合とオーラ、風格。これは今場所の大関取りにふさわしい感じ…。横綱大関よりも強そうなオーラを感じました。これはもしかして栃ノ心、今日なら白鵬に勝てるのではないか…と思いました。
高安と豪栄道が相撲をとっているとき、相撲の途中で急に2人が動きを止めました。私にはわからなかったけど、高安が肩を痛めたようでした。
最後の方で、横綱白鵬が土俵に上がりました。先程栃ノ心を見た時は、横綱を超えるほどの風格だと思いましたが、実際土俵に上がった白鵬を見たら、栃ノ心より白鵬のほうが何段も上でした。白鵬の横綱歴の長さをひしひしと感じました。
白鵬は御嶽海とたくさん相撲をとってたくさん勝ちました。御嶽海の足を蹴って倒したりしていました。本場所ではあまり足技を見たことなかったのでびっくりしました。
その後さらに白鵬は遠藤とたくさん取組み、たくさんぶつかり稽古をして、遠藤を泥まみれにして、しごいていました。現代の日常生活ではあまり無いような大変な世界でした。
■幕内力士のぶつかり稽古■
その後はいろんな幕内力士が、ぶつかる方も胸を出す方も入れ替わり立ち替わりでぶつかり稽古。
その途中で土俵の周りにいた白鵬が、新入幕の旭大星とアイコンタクトをとったので、旭大星が白鵬にぶつかるのかと思ったら、白鵬が旭大星にぶつかっていました。
この、ぶつかり稽古のペアリングはどうやって決めているんでしょうね。アイコンタクトで決めているように見えます。同部屋の力士同士でやることが多いようです。
■力士会代表の鶴竜からあいさつ■
ぶつかり稽古も終盤になってきたら、稽古が終わって周りで待っている力士たちに、親方衆がなにか指示をしているようでした。その指示の内容を、隠岐の海が白鵬に伝えていました。
全員のぶつかり稽古が終わったところで、お相撲さんたちがみんな客席を向いて並んで、「力士会の代表横綱鶴竜から、来場のお客様へごあいさつ」がありました。
この「ごあいさつ」は、今回が初めてだったそうです。
その後、お相撲さんたちが客席に手を振ってくれて、私も手を振りました。感動しました。豪栄道も手を振って去っていきました。
大体11時頃に終了。
番付が低いお相撲さんも高いお相撲さんも、下がった人も上がった人も、怪我無くいい相撲をたくさんとってくれることを願うのみです。
夏場所、楽しみですね!
《おすすめです》
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●今年の5月場所ももうすぐ…(Amazon)
NHKG-Media大相撲中継 夏場所展望号 【別冊付録:平成30年度部屋別相撲人名鑑/幕内十両星取表】2018年 5/19 号
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