2019年12月30日
1970年代のTUNERを分解してみた
今でも現役の日立 Lo-D FT-340を分解してみた。
おっさんが中学入学か高校入学のお祝いでコンポーネントSTEREOセットとして買ってもらったもの。
TUNER、レコードプレイヤー、カセットデッキ、3ウエイスピーカー(30cmウーファー)、プリメインアンプのセットで、当時20万円くらいだったかと記憶している。
他の機器は全て壊れてしまったのだが、TUNERとスピーカーだけ調子よく動いている。スピーカーは今も健在だが、ただの置物状態である。
唯一、このLo-DのTUNERだけが、今も現役で使っている。
分解と言うよりは、カバーを外しただけ。
PCのマザーボードに使われる電コンのように、パンクしたり、液漏れしてそうな電コンは無かった。40年以上使用してるのに、優秀!かと思う。測定器で測定すればたぶん性能が劣化しているとは思うけれど。
TUNINGはバリコンを回転させて行う。精密にTUNINGするためにパネルのダイヤルを回すと約30cmの文字盤上を針が動く仕組みになっている。
ダイヤルを回転することにより、タコ糸を介してローラーやプーリーを回転させ、最終的にバリコンを回転させTUNINGする。バリコンの回転軸上にあるプーリー?にはばねも組み込まれていて、メカっぽい。
バリコンのそばにギアらしき金属製のものもあるが、何のためのものかは不明。
TUNINGのつまみには、回転をスムーズにする目的でフライホイールも組み込まれている。
デジタルの時代に、なんともレトロで、アナログチックなところが、なんともいい!
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