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2020年10月21日

レース回顧 秋華賞

18日(日)京都で行われた秋華賞は道中中団外目追走から直線早め先頭で押し切ったデアリングタクトが見事史上初の無敗での牝馬三冠を達成しましたね。

この日の京都は重スタートから徐々に回復。このレース時点では稍重。タフよりではありましたが、それなりに時計の出るとこまでは回復していた印象ですね。
勝ちタイムは2分00秒6。
ラップバランスとしてはハーフで見てハイバランス。
序盤が結構早く、中盤淀んでラストにもう一脚という形にはなっています。
基本的には中盤緩んだところでラクに押し上げることができた中団以降に有利な流れだったとは思います。

勝ったデアリングタクトはレース前からテンション高めではありましたが、返し馬からなだめてなだめてといった感じでした。
それでもレース中はコントロールもできていましたし、松山騎手もロスは承知で終始外々の競馬で脚を出し切れない形だけはしないようにという姿勢が見えましたね。
直線も大きく引き離すことはできませんでしたが、どこまでいってもの脚色ではありましたし、ここは完勝といっていいでしょう。
ただ、現段階で最上位クラスのアーモンドアイやクロノジェネシスとの比較でいえば、なんとも言えないところだと思いますね。
対戦は非常に楽しみではありますけどね。

2着はマジックキャッスル。
好スタートではありましたが、そこからは無理せずリズム重視の中団追走で結果的にデアリングタクトをマークするような形になりましたね。
レース質にも噛み合う競馬だったと思いますし、直線も一瞬はデアリングタクトに食い下がりましたし、中々中身のある競馬ではありましたね。
能力は買っていた馬ですし、個人的にも嬉しい快走ではありました。

3着はソフトフルート。
スタートで後手を踏んで、腹をくくって最後方からの競馬。
ラストも大外ぶん回しで突っ込んで来ました。
大味でロスもある競馬だったと思いますし、それを考えれば強い競馬だったのではないでしょうか。
ちょっと次走以降、注目して見ていきたい1頭ではありますかね。

4着はパラスアテナ。
この馬も外枠から前半無理せずでラスト突っ込んで来ましたね。
悪く無い競馬ではありましたが、惜しい4着でしたね。
血統的にも、これからの成長は見込めそうですし、3着馬もそうなんですが、この馬も長めの距離の方が適正ありそうですし、そういったレース選択をしていけば面白い存在になるのではないでしょうか。

5着はミスニューヨーク。
4コーナーでドン詰まり。
それがなければ、どうだったかの部分はありますが、着差を考えればなんともですかね。
まぁ、ワンパンチ足りない馬キャラではあるんですよね。

馬券的には◎-△で単勝&馬連的中。
こういう馬券って、あんまり獲れないんですけど、珍しく上手くひっかかりました。
わりと早めに秋のGT一つ獲れたので良かったです。









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