ノリベッキオの馬券王への道

2日（日）東京で行われた根岸Ｓは初ダートのモズアスコットが先に抜け出したコパノキッキングをなんなく差し切り、芝に続くダートでの重賞タイトルを手にしましたね。

この日の東京ダートは良。暖かったことでだいぶ乾いた印象で前日比較で多少重くなったイメージでしょうか。
勝ちタイムは1分22秒7。
ラップバランスとしては、ほぼ平均。このレースとしては中盤が緩み、そこで緩みに乗じて押し上げていった組に有利な流れではあったでしょう。
ラストも加速と持続は問われた形になっていますし、わりと総合力勝負にはなりましたね。

勝ったモズアスコットは、スタートで大きく出遅れて、その時点でアウトと思いきや、そこからしっかりリカバー。道中の手応えも良かったですし、ラストも高い後半要素を見せてきました。
正直、初ダートで、ここまでパフォーマンスを上げてくるとは思いませんでしたし、ここは素直に脱帽です。
本番でも侮れない水準の走りは見せてくれたと思います。

2着はコパノキッキング。
先行して、強気に仕掛けて、モズ以外は完封してますし、普通に強い内容ではありましたね。ここは相手が悪かったというところ。
ただ、マイルはやっぱり長い気がしますし、フェブラリーを使ってきても積極的には狙いにくい馬ではあると見ています。

3着はスマートアヴァロン。
この馬としてはポジションも取れましたし、モズのあとを追う形で動けたのも展開的には良かったでしょう。堅実な差し脚も見せてくれましたし、力は出せての3着ではあると思います。

4着はダノンフェイス。
スタート良く、好位を確保。ただ、ラストの弾けっぷりは、この馬としてはイマイチでしたね。その要因をどこと見るかは見解の分かれるところでしょう。

5着はワイドファラオ。
前行って、しぶとくのレースはしてくれたと思います。
人気はしないでしょうが、距離伸びての本番も穴目で面白そうな存在ではあると見ています。

ここは馬券的にはハズレ。
モズを無印ですし、完敗です。
まぁ、割り切りやすいハズレではあります。