野命賛歌

昨日の続きです。
信州上小森林組合川東支所さんを後に、神川沿い・国道144号線を北上していきました。
神川の随所に洪水の爪痕が残っていました。



144号から逸れ、大日向地区に入ると





橋に大量の流木と土石・瓦礫が引っ掛かっていました。
橋のこんな姿、初めて見ました。
大きな流木に大きな岩のような石。
この橋から上流は車両通行止めになっていました。



一旦144号に戻り、上流側から回り込むと




護岸が崩落し、道路も抉り取られていました。
下流へと曲がり、ぶら下がっているガードレールが洪水の力を物語っていました。

ここは東側の山から流れてくる和熊川の合流地点。
崩落したのは合流とは反対側の西側・右岸です。
詳しいことは分かりませんが、急流の合流により、かなりの力で水流が押し寄せたのだと思います。

余談ですが、当方の父は144号でこの辺りを通る度に、昔は今の広い144号はまだできていなくて、この大日向の道を通っていてなぁ、バスも通っていて行き違いできないから、ちょっと広い場所で待っていたもんだ、とよく話していました。真偽は断言できませんが、たぶん本当かと。市道とはいえ、昔から近隣に住んでいる方なら、馴染みのある道だと思います。一日も早い復旧を祈っています。



崩落現場の上流の橋に、こんな機械がセットされていました。
台風襲来以来、所々で見かける機械。
県資料によると、「土石流センサー」という物が設置されているそうです。
分かりませんが、こちらは警報機のようです。
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